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No4319 地域共助も曲がり角、福井新聞社会面記事から引用、自治会の在り方も問われる、そのカギは withコロナ

寒いでヤス、はやしでヤス。

 

地域共助も曲がり角、福井新聞社会面記事から引用、自治会の在り方も問われる、そのカギは withコロナ

 

地域共助、曲がり角

本日、4月10日の福井新聞の社会面に

いい記事が書いてありました。

 

善意で行われている自治体活動、

とくに除草や泥上げなどの人足に参加しなかったら、

ペナルティを課せられるというもの。

 

以前は3000円で、お金で解決とも思っていたが、

6000円にはねあがり、困ったというもの。

 

賛成・拒否という意見も多く見られ、

おおまかには賛成が多く賛同を得られているようです。

 

 

コロナ禍で活動がない

新型コロナウィルスの影響でよくわかったこと、

それは、、、、

こういった諸活動の在り方を考えさせられた

ということでしょう。

 

 

例えば飲食店であれば、

来店して当たり前

営業して当たり前

と思っていたが、

コロナ禍で集客出来ない、営業できない、来店がない、

といった事象が起き、

・テイクアウトで販売

・オンラインで物販

という飲食店の在り方自体を考えさせられた。

 

 

ゆえに自治体活動についても、

・夏祭りや神輿など諸活動が中止

・除草や泥上げなども中止

・懇親会など密になるのも中止

・役員会なども中止

となってしまい、

1年間、まったく行事がなくなりました。

細々と集まるくらいはしていたでしょう。

 

 

なのに、

・自治会費は払ってください(一部免除や、なしもあり)

・コロナ落ち着いてきたので除草しますから協力して下さい

・全体総会があるので集まってください

 

 

と、活動を始めたから、

「自治会の活動のぜひ」

「自治会の活動の在り方」

「自治会の活動の目的」

などに目が行くようになって、

 

 

役員側としては

「今までやっていたのだから参加して欲しい」

「払わないなら、活動に参加して欲しい」

「自治会の活動は誰かがやらなければならない」

と考えるけれども、

 

 

残念ながら

「昨年活動がなくても大丈夫だったのに」

「年配の人や一部の役員で何でも決めている」

「自治会費は高いのではないか」

と不満が出てくる始末。

 

 

だから改めて、

「自治会の在り方 withコロナ」

で考える必要が出え来たわけです。

 

 

新型コロナの影響でよかったこと

新型コロナウィルスの影響で、

よかったことがあります。

それは

 

1,今までの当たり前の活動について考えるきっかけ

それは飲食店が来店型からテイクアウトを考えさせられ、

業態の変更や販売方法の変更を検討したように。

 

自治会活動も今まで当たり前と思われていた活動が、

当たり前ではなく、考えさせられる契機になりました。

 

つまり、

「2020年は自治会活動の一部がなくても大丈夫だった」

のに

「今までやってきたのだから」

という言い方だけで、

自治会活動を押し付けるのは勘弁して下さい。

 

若い人、住んで浅い人、ついでに林も切に思います。

 

 

だから改めて、

若い人や、住んで浅い人などもうまく巻き込み、

自治体活動を誰がどう行っていくか?

を考えていく必要があります。

 

そのきっかけになったわけです。

ここは今年になり、

1月に入り、

役員会が再開になっても、

討論されているところでしょうね。

 

 

2,with コロナウィルスでの活動

ワクチンが全員接種したからと言って、

2年前の状況にする戻るとは思えません。

 

ということは、

密を割けながら、

高齢者もうまく巻き込み、

医療福祉の関係者なども置いてけぼりにしない、

全員は無理だけど、

多くの人、やる気のある人、置いてけぼりに出来ない人

を with コロナで誘いこんではいかがでしょう。

 

 

ということは記事の最後に専門家が

「懲罰型ではなく、報酬型で動いては?」

とアドバイスしてくれているように、

 

× 参加しないと罰則を設ける

◎ 参加したら報酬がもらえる

スタイルへの変更もありですよね。

 

報酬はお金じゃなくていいと思います。

だから

・地元の飲食店の金券

・来年の自治会費が安くなる

・来年の役員にならなくていい(笑)

でもいいのではないでしょうか

 

会社の中でも同じです。

あいつが悪い、一人だけ違うと懲罰型にするのではなく、

出来ている人を褒める、定時に上がる人を褒める

 

そういうわけです。

 

 

ちなみに

情報収集の在り方も、曲がり角

福井新聞の記事によると、

今回の意見はLINEで配信、

100名の方から意見をもらえたそうです。

 

 

そもそも、

福井新聞の購読率は福井県世帯の65%、

29万世帯のうち、18万世帯と書いてありました。

(福井新聞社営業局より)

 

 

その中でも、

・賛成回答が5割を超えた

・反対意見が3割程度

とありますが、

それは回答があったからこそです。

 

 

では、

福井新聞のLINEを登録してない人、

福井新聞を取っていない9万世帯や、

世帯で取っていて新聞を読んでいない若い人や、

自治会に参加していない賃貸住宅の方や、

福井県で住んでいる外国人の方など、

 

どう思っているんでしょうか。

 

 

地域共助、曲がり角

意見の集め方も、

曲がり角に来ていることでしょうね。

あああ、難しいです。

 

ほんとはもっと書きたかったですが、

エグいので辞めときます(笑)。

 

そんな考えさせられる週末を、

どうぞお過ごしください。

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)