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No4329 2021(R3)年4月から一気に押印不要に、有料老人ホームや訪問介護、ケアマネ事業所の現場から押印文化を語る、押印は○○が目的だった

ほぼ毎日どぶろっかー、はやしです。

 

2021(R3)年4月から一気に押印不要に、有料老人ホームや訪問介護、ケアマネ事業所の現場から押印文化を語る、押印は○○が目的だった

 

令和3年4月、つまり今月から印鑑レスに決まりました。

いまさらながらデジタル庁開設により、

国をあげての徹底的な押印文化の廃止、

身の回りでもどんどんハンコレスとなっております。

 

介護の現場や、行政手続きについて、

感じた事、起きていることを発信致します。

 

 

行政手続きに印鑑が不要になった。

4月になり、

・介護事業所の指定変更や、

・各種届出

法人印が不要になりました。

 

特に、3月30日あたりのギリギリに、

介護タクシー関連で申請をしたのですが、

3月にすでに押印不要となっていたので驚きでした。

 

また、個人についても

・介護保険の変更・更新手続き

・各種申請用紙

などなどかなり不要になっています。

 

 

結構、突然のことだったので、

嬉しさ7割、驚き3割、です。

 

その反面、

法務局や税務署といったところはまだまだでしょうか。

分かった方教えてください。

 

 

令和3年4月の介護保険法改正により

という通知が来たのですが、

弊社の場合ケアプランや予防プランなどは

とっくに押印不要にしているので、

重要事項説明書が対象になります。

 

 

この等、がくせもので、

細かくQ&Aを見ても、

契約書まで該当するのか?

ヘルパーなどの記録も同等なのか?

細かい解釈通知が出ておらず、

事件は現場で起きています(笑)。

 

だからこちらで拡大解釈して(笑)、

契約書も押印不要としてしまいました(笑)。

 

 

 

有料老人ホームあんしん村でも

価格改定により重要事項や契約書を修正したので、

思い切って「印」の文字を削除しました。

これにより、押印不要となったわけです。

 

 

まだまだ社内でも押印のところがあるので、

どんどん廃止していく方向で、

・ヘルパーの訪問実績

・有給申請やシフト変更依頼

・雇用契約書、マイカー通勤申請書

などなどです。

 

 

ただしスタンスとしては、

「本人が署名したところに、重ねて押印は不要」とし、

「署名または押印」でよいと

柔和なルール変更が望ましいと思います。

 

 

 

押印廃止になって感じた事

 

1,印鑑なくて大丈夫なのか不安になる

でした。

前述のように「本人が署名したら押印不要」という

ルールにしようとしていますが、

行政向けは署名することはありません。

 

 

いきなりハンコレスで提出です。

すると、、、、

印鑑なくて大丈夫なのか?

不安にになります(笑)。

 

 

こんな重要な書類が、

変更の書類が、

簡単に出せてしまうなんて、

 

余計な加算が・・・!?

新しいサービスが・・・!?

勝手に他の人に出されないか?

不安になります(笑)。

 

 

ようするに、押印文化は

「偽造防止、安心感」

という意味があったわけです。

 

 

2.簡単に差し替え出来てしまう

いくら契約書が押印不要となったとしても、

それがバラバラになったら・・・・

差し替えられてしまいます。

 

押印不要にしても、

背表紙を付けて割り印をしたら・・・・

差し替え出来ません。

 

つまりこちらも、

「偽造防止、差し替え防止」

という意味があるわけです。

 

 

3.訂正したらどうする?

こちらはまだ起きていませんが、

記名した内容に訂正があった場合、

訂正印を押していました。

 

 

押印不要によりどうなるのでしょうか?

押印不要にしたのに訂正印下さい!

なんてことはないですよね(笑)(笑)(笑)

 

こちらも訂正して2本線を引くだけだと、

簡単に偽造出来てしまうわけなので、

こんな風に(笑)

 

印鑑があることでやっぱり

「偽造防止」

になっていた。

というわけです。

 

 

4.印鑑が必要な場面がある

とは言ってもすべて削除できません。

口座引き落としの書類や、

某あずま事業所のように先方の都合でどうしても必要、

という場合は印鑑が必要ですので、

 

まったく0に出来ません。

 

 

 

日本の押印文化は、

欧米が考える

「ただの押すだけの形式的」

だけではなく、

 

「偽造防止、差し替え防止、安心感」

も含まれていたことが、

改めて実感できた。

というわけです。

 

 

それが真面目な日本人ですから、

徹底的に押印文化を守ってきて、

会うことも当たり前な文化を守ってきて、

新型コロナで一気に吹っ飛んだ!

 

というわけです。

 

 

今後は電子申請

の流れになるんですが、

介護の現場ではちょっと早いです。

それは電子証明書やら、

電子署名になり、行政が追いつきません。

 

 

行政が進めるわりに、地方行政が置いていかれる、

という悲惨な状況が見えていますが、

その前に、

 

介護サービス事業所の申請は

Word提出してOK

Excel提出して完了

 

っている時代が即行来ます。

押印不要で紙だけ出してオッケーならば、

そもそもWord提出すればいいんじゃね?

 

という時代がすぐそこに来ます。

 

 

つまり

「わざわざ市役所行かなくてよくね?」

という時代がもうすぐきます。

 

「ハローワークも社会保険庁もすでに電子申請!

になってるから、遅れてるんじゃね?」

と思われるかもしれませんが、、、、

地方行政が取り残されていくのも時代の流れです。

 

 

特に福井市役所は遅れていますから

直接がーがー言ったって変わりませんから、放置。

 

 

その代わり、

別のアンケートなどでガツンと言うわけです(笑)。

あな恐ろしや(笑)

 

 

とりあえず速報としては

こんなところです。

 

あなたの身の回りで印鑑がいらなくなった!

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)