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No4793 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その1

おはようラオス、はやしでス。

 

No4793 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その1

 

長年パーキンソン病で悩まされた利用者

私が担当していた、
パーキンソン病の方が、
先日亡くなりまして、
お通夜に行ってきました。

 

この仕事をしていたら、
いつかは必ず来る、
その時なんですが、
その時に自分は何が出来ただろう。

って、いつも反省会。

 

パーキンソン病とは

4大症状は、
口酸っぱく言われています。

振戦、固縮、無動、姿勢反射障害

(画像にリンク貼ってあります)

 

40歳からでもパーキンソン病があれば
介護保険の適用となる
特定疾病の一つです。

ようするに完治する方法がない。

 

とありますが、
現在の医学では薬の種類もたくさん出て、
服用していれば症状が出なくなる。

という状態です。

 

パーキンソン病の方を5人ほど担当してきましたが、
ケアプランの要諦はずばり

動け、動け、動け。

 

脳の病気によって体が硬くなり、
動きにくくなるがゆえに。
体を動かし続けることで、
予防できるというわけです。

 

 

 

担当したのは2015年

この方を担当したのは2015年です。

その時にすでに20年近く、
パーキンソン病を患っていました。

 

元々無口なこともあり、
あまり話さなかったのですが、、、

身長が高く、細く、骨がごつごつと、
無口な、ザ・昭和の漢、
でかっこいいお方でした。

 

スポーツマンだったことが幸いし、
体を動かす、
運動する、
出掛ける、

ことは前から行ってきていまして、
それがパーキンソン病を悪化せず
今に至ったのだと思います。

 

自慢は家族。

面倒見のいい奥さんや、
真面目な息子さんや、
ちゃきちゃき動くお嫁さんや、
大会にも出場したお孫さんが、

この方の自慢であり、
お陰で安全に生活出来ておりました。

 

動け、動け、動け

のケアプランに則り、

週3回の運動系デイサービス、
週2回の訪問系リハビリ、
などをゴリゴリ入れて、

兎に角動く環境を作りました。

 

パーキンソン症候群と病の違い

パーキンソン症候群と、
パーキンソン病が混同される。

ことが多々ありますが、
病と認定されると、

専用の保険証が発行され、
月5000円までの治療費が
無料になります。

これには、
・医療費
・薬代
・リハビリ代

も含まれるため、
訪問リハビリなどの自己負担分が
軽減されることもあり、
喜ばれてました。

 

症候群と病の違いは、
医師でも診断が難しいようで、

訪問リハビリが入れる、
ヤール3以上。

という診断を受けるためには、
神経内科の医師の診断と、
しっかりとした問診や、
検査などが必要となります。

 

だから大変なんですね。

 

そこまでのハードルを越えたからこそ、
ゴリゴリ運動する機会を作って、
体が衰えないようにしました。

 

訪問リハビリの時によく、
モニタリング訪問して、
30分でも一緒に運動に
参加していたのですが、、、、

内容はほぼこれ。

 

まじしんどい!

って内容を、
飄々とこなしており、
リハビリ担当の方も

普段自分もここまでやらないよ、、

という内容を、
みっちり1時間近く、
行ってもらっていました。

 

 

ここ1年で体調を崩す

きっかけは、
ショートステイを利用中に、
そこで新型コロナの感染者が出たことで、
施設が封鎖となりました。

 

施設で感染者が出ると、
部屋で隔離になります。

なので、部屋から出て、
皆とリハビリ、
てのがまったくできなくなり、

運動機能が落ちてしまい、
2週間後に誤嚥性肺炎で
救急搬送、即入院となったのが、
昨年末のことでした。

 

ただし、一度退院され、
大晦日に一度訪問した記憶があります。

 

凛とした空気が漂っていた彼は、
すっかり介護が必要な高齢者に
見えたのが、、、、
少し寂しかったです。

 

その後、再び入院し、
別の病院に退院したけれど、
その病院にて、
誤嚥性肺炎で亡くなった、、、、

というわけです。

 

本当に家族の懸命な動きには、
助けられており、

特に長男妻、お嫁さんが
ちゃきちゃき動き、
あんしん村まで来て下さり、

「本人たちには言えないけれど」

と病状悪化や、
家庭内のことを教えてくれたので、、、

 

訪問回数を増やしたり、
本人妻のデイサービスの回数を増やしたり、
いろいろと配慮してきました。

 

パーキンソン病の方の希望の星

よく本人に言っていた、
私の言葉があります。

それは、、、

「あなたが元気でいてくれると、
同じパーキンソン病の方にとって、
希望になる、希望の星だ」

と笑いながら話しており、
さすがに体調が悪くなってからは
言えないものの、
普段から言っていました。

 

お陰で、

他に担当していた、
同じパーキンソン病の方への希望になり、
私自身も望みを捨てずにここまで
仕事をして来れました。

 

では、
実際に運動の仕方や、
ケアプランの内容や、
周囲の関わり方など、

どういう点に注意すれば
よいのでしょうか。

 

続く。

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)