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No4963 独居男性あるある、原因不明のめまいがあり大病院に通う父を心配する息子は、別の市で生活保護を申請して病院の近くに住んで欲しい、に居住支援法人はどう対応するか?、その3

おはようござカンパラ、はやしでンパラ。

 

No4963 独居男性あるある、原因不明のめまいがあり大病院に通う父を心配する息子は、別の市で生活保護を申請して病院の近くに住んで欲しい、に居住支援法人はどう対応するか?、その3

 

気が付けばその3まで来ました(汗)

その1,2記事を書いており、、、

No4962 独居男性あるある、原因不明のめまいがあり大病院に通う父を心配する息子は、別の市で生活保護を申請して病院の近くに住んで欲しい、に居住支援法人はどう対応するか?、その2

No4961 独居男性あるある、原因不明のめまいがあり大病院に通う父を心配する息子は、別の市で生活保護を申請して病院の近くに住んで欲しい、に居住支援法人はどう対応するか?、その1

 

独居男性の息子さんから、
普段受診している大きい病院近くの
賃貸住宅を紹介して欲しい。

の相談に居住支援法人として対応。
整理すると課題は2つ。

そのカギを解くのが、
地域包括支援センター様です。

 

そして、別の市で生活保護を
申請して賃貸住宅を探す、
というハードルの高い内容、、、、

さらに、
息子からの仕送りや支援などもあり、
今後どうするのか?

という話です。

 

プライドの高い男性には

この独居男性、
60代中盤で調理したり、
生活力はなんとかあります。

しかしながら、
収入と支出のバランスでは、
真っ赤です(汗)。

 

住んでいる市町では、

「生活保護は申請したくない!」

とプライドがありますが、
この牙城はどう崩したら
いいでしょうか。

息子さんにも強く言い放っている、
とのことですが、、、
どうしたらいいでしょうか。

 

 

1、不安を取り除く

やはりなぜ、
住んでいる市町で生活保護を
申請したくないのか?

という
不安を取り除いてあげる
ことが第一です。

・秘密は守られ
・生活保護を受けている証明などなく
・地域包括支援センターの車は止まるものの

「一人暮らしのところに
定期的に巡視していますから」

と言えばなんとでもなります。

 

原因不明のめまいがあり、
車の運転が出来ない場合があり、
介護タクシーなどを紹介します。

と言われれば、
安心できるのではないでしょうか。

 

2、役職のある第三者(男性)から言う

男性は役職、
社会的立場に弱いです。

だから相手が、
役職ある第三者(男性)であれば、
言うことを聞いてくれる場合が
あります。

 

たいていは、、、

・主治医
・地域包括支援センターのセンター長

といった同じ男性から言われると、
弱いので、

「生活保護を申請しましょう」

とちゃんと言えば、
本人は折れます。

 

他に、誰の言うことを聞くか?

ということが分かっていれば、
その方でも構いません。

 

3、メリットを打ち出す

生活保護になると、
6つの扶助が受けられます。
ざっくり言うと、

・医療費が無料
・1割の介護負担が無料
・固定資産税免除
・介護タクシーの一部免除

などなどあります。

 

過去に私が担当していた生活ギリギリ
の方も、やっと生活保護を申請できて、
すぐに貯金が出来始めました。

そういったメリットを説明することで、
持ち家がゆえに全額では
ないでしょうが、
メリットは大きいです。

 

最後の手段は

そして最後の手段があります。

 

その2で書きました。

「息子さんから月4万円の仕送りを受けている」

という事実。

 

だから

「親父、子供が産まれるので、仕送りを止めるから」

ときつく言えば、、、
(あくまで表向きです)

 

自身のプライド
なんて言っている余裕はなく、
息子さんの言うことを聞く必要がある。。。。

というわけです。

 

 

生活保護の申請がポイント

ここで申請時にもポイントがあります。

 

・持ち家・土地
・資産状況

を包み隠さずに、
さらに

・借金
・敷金
・負債

も包み隠さずに言うこと。

 

ただし、、

息子さんの仕送りや、
貸しているもの、
金銭的価値があるものは

資産・収入に書かない

がポイントです。

 

仕送りを入れると、
それ前提で生活保護の受給内容が
決まってしまうので、
絶対に書いてはいけません。

 

ご本人の収入・支出で生活できる

を前提に、
申請を行う必要があります。

 

生活を優先する

として、

原因不明のめまいと
付き合っていく手続きを
先に行い、

同時に生活保護の申請にあたる。
と書きました。

 

逆に言えば、
生活保護の申請

決定

賃貸住宅の選択

引っ越し

といったことの方が時間がかかります。

 

その間に、、、、

病気が悪化しては
意味がありません。
引っ越しなど出来ません。

ましてや、
病気が悪化すればなおさら、
介護費用、治療費用
などがかさばるので、

 

生活保護申請しておいて、
さらにメリットがあります。

 

地域包括支援センターかよ(笑)

さて気が付けばその3まで行き、
肝心の居住支援法人の動きではなく、

・主任ケアマネージャ(林)
・社会福祉士(スタッフN)

と関わった、

なんとプチ地域包括支援センター相談事例に
なってしまいました(汗)

 

あんしん村地域包括支援センター開業!
おめでとうございます!!

 

とはなりませんが(笑)、

 

今回の事のように、

・居住支援法人
・介護保険(ケアマネ)
・生活保護(社会福祉士)

を横断的にやりとりできる、、、、
話が出来るのはなかなかないかも。

と覆いましたので、
こうして記事にしました。

 

継続的に関わる

今回は地域包括支援センター様に
頼りました。

かといって、
引っ越しの話や、
生活保護対応の賃貸住宅までは
絞り切れていません。

 

今後も継続的に関わる

必要がありますね。

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)