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ケアマネ更新研修廃止、と字面だけ取られるのは心外!、ケアマネ更新研修のオンデマンド受講の普及もいいが、試験やフィードバックなど、質の向上の担保がない限り時間がもったいない。ケアマネの本音と仕組みを暴露します。 No5460

おはようにんじゃのニャンジャ

 

ケアマネ更新研修廃止、と字面だけ取られるのは心外!、ケアマネ更新研修のオンデマンド受講の普及もいいが、試験やフィードバックなど、質の向上の担保がない限り時間がもったいない。ケアマネの本音と仕組みを暴露します。 No5460

 

ケアマネ法定研修、オンデマンド受講を

ケアマネ法定研修のオンデマンド受講の普及を求める声が相次ぐ。

(画像にリンク貼ってあります)

 

とありますが、

原則は更新研修の廃止、
または大幅な見直しの方が、優先順位が高いです。

 

こうしたニーズに応える取り組みを進めているのが日本介護支援専門員協会だ。

とあるように、
日本介護支援専門員協会のサイトを見ると、、、

 

現在、MYページにはこちらが掲載されており、

 

内容はこちらです。

リークしてしました♪

 

これはすごいボリュームですね。

 

生産性が向上する

ちなみに私がこれを見るとすると、

・倍速で見たり、
・ケアマネ事務作業したり、
・社長業したり

と、別の仕事も同時にできるので、
生産性がめちゃくちゃ向上します!

 

なのでぜひ、すすめてください。
オンデマンド受講。

これをもって集合型の研修から逃れられるのであれば、
ありがたいとしか言いようがありませんからね!

 

質の向上を目指すの抜け穴

と書くと、
真面目で権威あるケアマネージャの方々からは、

また林は、、、、
と言われそうですが、
好きに言える1ケアマネですから、どうぞお許し下さい。

 

なぜなら、国の方針で言うと、

ケアマネージャの質の向上を目指す」

とあり、

 

日本介護支援専門員協会のメルマガを見ると、

□本研修は、介護支援専門員がケアマネジメントを適切かつ効果的に実践するために必要とする思考や知識および技術を習得し、専門職として高い理念を身に着け、質の向上を図ることを目的として開催いたします。

とあります。

 

が、これは抜け穴があります。

 

なぜなら、

質の向上を担保する仕組みがない、
ことが問題だからです。

 

認定調査e-ラーニングシステム

では、質の向上はどう担保するのでしょうか。

 

たとえば、介護保険の変更申請・更新申請などで、
活用している認定調査がありますが、

 

これはeラーニングがあり、
私も受講しました。

No4935 要介護度を決める認定調査の研修を受講。その1、事前問題が100点満点中、なんと36点!?、そりゃーあかんと一念発起。e-ラーニングでせっせと。

 

これは学びなおしの要素が強く、
ちゃんと教わっていなかったり、
我流の解釈がひろがったりしているため、

実施したところ、
テストがあるので、

1回目、40点(笑)
2回目、70点
3回目、95点

としっかり学べ、
認定調査のことをよく知れました。

 

なので今でも認定調査を行う場合、
eラーニングで学んだことを振り返りながら、

よりよい認定調査が出来ている、
と実感しています。

 

質の向上が図れた、
と言って構いませんよね。

 

質の向上はどう担保するのか?

そこで課題となるのが、
質の向上をどう担保するのか。

という話になります。

 

現状で言うところ、
福井県で行われている制度をほじくって見ると、、、

 

集合型の研修であれば他に事例を提出することで、
他のケアマネから意見をもらえたり、
足りないところ、
全方位的に利用者や家族をとらえ、

さらに良くする方法を、
皆で検討することができるので、

より良いケアプランが作れる!

のが分かります。

 

しかしそれ以外に、

介護支援専門員の研修に参加するには、
Excelシートを提出する必要があります。

主任介護支援専門員の更新研修では、
回の都度、感想文を提出する必要があります。

 

しかし、この感想文や研修記録Excelシートを提出しても、、、

フィードバックがありません。

管理者は表1枚程度しか
感想を書きません。

しかも紙で提出したら、
自分が何を書いたかすら覚えていません。

 

※リアルな更新研修Ⅱの研修記録シート

 

ここが大きな問題なのです。

 

いくら立派な研修制度を作っても、
オンデマンド受講のコンテンツを作っても、

質の向上が出来たと担保する仕組みがないと、
時間がもったいない、
というわけです。

 

 

試験もフィードバックもないですから、、

そりゃオンデマンド受講したら、
別の仕事してるよな、

という話です。

※実際は割と真面目に見ている、、はず

 

じゃあどうするのか

一般的なケアマネさんであれば、
更新研修を受講するのに精いっぱいです。

上昇志向の強いケアマネであれば、
研修制度廃止ともおっしゃるでしょう。

 

が、林はもっと斜め上に行きます(笑)

そもそもの更新研修の在り方を変えてしまいます。

 

更新研修の目的がアバウトすぎるので、
これを再定義します。

質の向上などという、
簡易な書き方でどうとでも解釈できるような目的は掲げません。

 

・事例検討を通じて、全方位的に見て意見をもらい質の高いケアプランを目指す
・法改正とその解釈が適切に伝わるオンデマンド研修とオンライン試験
・適切なケアマネジメント手法とその周辺のオンデマンド研修と文章試験とフィードバック
・専門分野をより深く学び、グループで話す専門研修
・集合型では人脈づくりと顔の見える関係性づくりを構築
・ファシリテーターや講師育成を同時に行う

と、集合型とオンデマンドのハイブリッドを活用することで、
メリハリある内容にし、

 

従来の集中的な研修制度は抜本的に改革をし、
5年毎の研修は年間3~5日程度の法定研修とし、

万が一休んでもフォローできるような
体制づくりをしていく。

内容を目指します。

 

これくらいするなら、
更新研修を受講してあげてもいいですが、

法律にのっとった、更新研修ですから、
受講費用も出来る限り安くする、

 

くらいの制度改革をしないと、
若い人たち、
これからケアマネになりたい人たち、
ケアマネ不足で困る業界を、

救うことができません。

 

更新研修廃止!

という個々のケアマネの意見の言葉の裏には、
適切な内容で、
適切に法改正を学び、
適切にフィードバックがされるのであれば、

 

更新研修が必要だ、
と言っている人もいます。

それを文字面だけ取って、
更新研修廃止とだけ取っているのであれば、それは心外です。

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)