ケアマネの訪問依頼はこちら、あなたの会社・団体に訪問します!

父が一人暮らしになり心配なこと、高齢者の車の運転を自然に避けてもらう方法とは。乗るも乗らないも100点の答えにならない、大事なことは第三者が関わること。 No5529

おはよう巨大くろだるまん

 

父が一人暮らしになり心配なこと、高齢者の車の運転を自然に避けてもらう方法とは。乗るも乗らないも100点の答えにならない、大事なことは第三者が関わること。 No5529

 

父が一人暮らしになり心配なこと

母が亡くなり、
父が一人暮らしになりました。

そこで色々と問題になってくるのが、
生活力や家事、車の運転などなどが心配になってきます。

 

父はこれまでに2度、脳梗塞を発症し、
救急搬送しています。

10年前、5年前?、
だから十分気を付けていると思います。

もちろん普通にも生活出来ています。

 

生活力や家事、料理などは、
しっかり出来ており、母がいたときでも、ほとんど父がしていたほどで、、、

心配はありません。

 

最近は兄に、Apple Watchを与えられ、
転倒したら連絡が飛ぶようになっており、、、

まだ連絡がないのが、幸いですね。

 

 

車の運転。。。

その中でも車の運転が心配でした。

 

これまで過去に、何度かぶつけており、

大きな問題にはなってきませんでしたが、
子供からの心配事になっていました。

 

相手が車で、お互い小さな傷で保険で済んだり、
相手が壁で、小さな自損だったり、

大きな問題にならず、
相手の生命をおびやかすほどでもない、

のが幸いです。

 

かと言って、今すぐ車を辞めろ、
なんてなかなか言えません。

言うと、受診や細々と送迎しなければいけません。

 

心配は取り越し苦労。。。?

が、それも取り越し苦労だったかも、
知れませんね。

兄が兄妻の実家に頻繁に行くようになり、
車を拝借すると、、、2か月車がない状態。

 

それを上手に生かし、
お弁当を自作して、図書館にフレンドリーバスで行ったり、

(画像にリンク貼ってあります)

 

100円バスにのって、
アオッサに行ったりなど、

車がなくてもいい生活を送っています。

 

厳密には、軽トラがあるので、
車ゼロにはなりませんが、

内科の受診なども軽トラで行くなどしているようです。

 

高齢者が車の運転が心配・・・

実家はあまり心配がないようなレベルかも知れません。

 

でもケアマネージャとして担当しているケースでも、
周囲のケアマネさんからも、

「本人(高齢者)の車の運転が困る・・・」

という相談もあります。

 

どうしたらいいでしょうか。
自然に運転しなくてもいい環境づくりが出来るのでしょうか。

 

1、なぜ運転が必要なのか?

そんな時に考えないといけないのが、
なぜ運転したいのか、
必要なのか?

ということです。

そこは家族だとなかなか意見が聞けない、、、、
という家庭もあるでしょうから、
ケアマネが聞くことがあります。

「息子や嫁さんに頼みずらい」
「大丈夫だから」
「出かけるのに必要だから」
「今まで運転していたから」
「事故は起きないだろうから」

 

2、これまでの人生を振り返る

大型免許や、2種免許を持っていた方もいます。

そうすると簡単に車を手放したり、
免許を返納することが出来ません。

過去の成功体験や、
過去の栄光が、
影響します。

 

3、影響力のある人から言う

別に住んでいる娘さんや、
普段受診している主治医、
薬を渡す薬剤師、

などなど、影響力のある人から言ってもらう手もあります。

 

 

自然と乗らないようにする

ケアマネの立場からすると、

「乗ってもいい」とも、
「乗るな」とも、

言いにくいです。

 

本人の味方も、
家族の味方も、
する必要があって、

どちらかに傾きすぎて、
関係性を悪化するのが一番怖い。

 

それは、車を運転しないことで、
認知症が進んだり、
外出する機会が減ったり、

する可能性もあり、
医師からも言いづらいようですし。

 

だから自然と乗らないようにする、
乗れないようにする、

ためにどうしたらいいかを考えます。

 

1、家族が強く訴えるから

同居の家族、娘さんが強く訴えたら、
運転しなくなる場合もあるでしょう。

娘の存在は大きいです。

 

2、修理しないでおく

もし小さくても、大きくても、
修理が必要になっても、修理しないことで、、、、
故障して動かないことで、、、、

車の運転を控えてくれれば、いいですね。

 

3、ガソリンがない

ガソリンがなくなれば、
運転しないかも知れません。

世の中、ガス欠なんてそうはありませんけど。。。

 

4、任意保険を更新しない

任意保険がない状態で運転している方もいました。

自賠責だけで事故起こした日には、、、
最悪のケースもあるでしょう。

だから任意保険を更新しない、
という手もあるでしょう。

 

5、カギを紛失する

車のカギを紛失、、、、したことにする手もあります。

が、どこからかスペアキーを
出してきた方もいました。

 

6、車検を行わない

車検切れをする、
というのも手ですね。

あわせて自動車税を払わなければ、
という合わせ技もあります。

 

7、免許を更新しない

免許の更新もしなければ、
そもそも運転できません。

 

8、免許を返納する

免許の自主返納も手です。
大型持っていた方には、なかなか切ないことですが、、、

 

9、不要な環境を作る

受診や外出など、そもそも車が不要な環境を作るために、、、、

家族全員で協力をお願いします。
忙しそうにしてると、声すらかかりませんよ、、、

 

など、色々と書いてみました。

 

高齢者が車を運転しない、
というのは中々出来るものではありません。

本人のこだわり、
家族の想いが強く出ます。

 

乗ること、乗らないこと、
に100点の答えはありません。

重要なことは、ケアマネージャや第三者が関わることで、、、、

お互いの意見が言える環境づくりが出来る。

 

のが大事なんですよ。

 

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)