チョコをちょこちょこ、はやしです。
東京オリンピック組織委員会の森前会長辞任劇、だれが後任になるのかを予想。○○から選ばれるというルールが前提です。
川渕さんすごいお方ですけど、会長になれません。
東京オリンピック組織委員会、
森前会長が、川渕さんに依頼。
これがそもそも間違っている。
その理由は。
森前会長が、とか、
官邸が橋本氏を推した、とか、
IOCが激怒しか、とか、
言ってますが全員間違っています。
IOCにすらそんな権限もありません。
そんな裏の力や、政治的な力で物事を推進しようとするから、
信頼をなくすわけです。
会長になれる人は定款で定められている
組織委員会は
東京都、政府、経済界、その他関係団体と共にオールジャパン体制の中心となり、大会の準備及び運営に関する事業を行います。
とあります。
もちろん、オールジャパンを盛り上げて、
東京オリンピックを成功させよう!
という気概があることはいいのですが、
あかんことはあかんです。
組織委員会は組織委員会の中で決める
と、定款で定められています。
定款があるので見てみると、
理事のうち1名を会長とし、会長以外の理事の中から副会長、専務理事、常務理事を置く。
会長、副会長、専務理事及び常務理事は、理事会の決議によって選定する。
とあります。
団体が公益財団法人である以上、
このように理事から選ぶ、という規程になっているため、
それに従うしかありません。
オリンピック組織委員会の理事は?
森前会長以外の理事とは、
衆議院議員 2020年東京オリンピック・パラリンピック大会推進議員連盟幹事長 公益財団法人日本スポーツ協会副会長 |
遠藤 利明 |
パナソニック株式会社代表取締役社長 | 津賀 一宏 |
公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構顧問 | 河野 一郎 |
国際オリンピック委員会委員 公益財団法人日本オリンピック委員会会長 国際柔道連盟理事 |
山下 泰裕 |
国際パラリンピック委員会理事 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会理事 |
山脇 康 |
東京都副知事 | 多羅尾 光睦 |
専務理事(事務総長)
株式会社大和総研名誉理事 | 武藤 敏郎 |
常務理事(副事務総長)
元文部科学省スポーツ・青少年局長 | 布村 幸彦 |
常務理事
公益財団法人日本オリンピック委員会専務理事 | 福井 烈 |
理事
作詞家 | 秋元 康 |
麻生セメント株式会社代表取締役会長 | 麻生 泰 |
国際オリンピック委員会オリンピックプログラム委員会委員 | 荒木田 裕子 |
公益財団法人日本スポーツ協会副会長兼専務理事 | 泉 正文 |
福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役会長 一般財団法人世界少年野球推進財団理事長 |
王 貞治 |
日本政府代表 中東和平担当特使 |
河野 雅治 |
東京都議会議員 | 小山 くにひこ |
東京都議会議員 | 髙島 なおき |
株式会社コモンズ代表取締役会長 | 高橋 治之 |
公益財団法人日本オリンピック委員会副会長 公益財団法人日本サッカー協会会長 国際サッカー連盟カウンシルメンバー |
田嶋 幸三 |
オリンピアン(体操) | 田中 理恵 |
オリンピアン(柔道) | 谷本 歩実 |
トヨタ紡織株式会社取締役会長 | 豊田 周平 |
東京都オリンピック・パラリンピック準備局長 | 中村 倫治 |
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会参事 | 中森 邦男 |
パラリンピアン(水泳) | 成田 真由美 |
写真家 映画監督 |
蜷川 実花 |
衆議院議員 | 馳 浩 |
東京都議会議員 | 東村 邦浩 |
公益社団法人関西経済連合会会長 住友電気工業株式会社取締役会長 近畿陸上競技協会副会長 公益財団法人日本陸上競技連盟評議員 一般財団法人大阪陸上競技協会会長 |
松本 正義 |
参議院議員 | 丸川 珠代 |
スポーツ庁長官 | 室伏 広治 |
公益財団法人日本スポーツ協会常務理事 | ヨーコ ゼッターランド |
公益財団法人日本陸上競技連盟会長 | 横川 浩 |
国際オリンピック委員会委員 国際体操連盟会長 |
渡邉 守成 |
この中に、
川渕氏も、橋本聖子氏も、
入っていないから選ばれるわけはありません。
しかも、
評議員と理事の合同懇親会で後任を考えることになり、
御手洗氏が委員長になりました。
氏は、
老若男女問わず男女一桁で決める
と組織委員会の人が言っていましたが、
会長、副会長、専務理事及び常務理事は、理事会の決議によって選定する。
を守る必要があるわけです。
天邪鬼のはやしとしたら、
「なぜ、男女一桁の人数で決めるのか?」
「じゃあ、その人たちはどう選ばれるのか?」
と思います。
現に、定款の中では、
「理事は評議員から選ばれる」
とありますから、
公益財団法人としての立場を踏まえて、
しっかりと運営されると信じております。
まぁ現実的には
副会長の中から選ばれる
のが順当、と考えるのが普通でしょう。
ただし副会長は立派な役職がおありな方々ですから、
(衆議院や都知事、IOCなどなど)
やはりアスリートやオリンピックのことを純粋にまっすぐに考えられる、
理事の中から選ばれることを期待しております!
文句や否定的な意見を言うことは自由ですが、
それでは言っているだけで何も変わりません。
踊る大捜査線 THE MOVIE でも、
和久さんがおっしゃっています。
つまりいくら文句を言ったところで、
自分が上の立場に立たないと変わりません。
はいはい、
と流されて終わり、なわけです。
話を聞いてくれる偉い方が話を聞いてくれたとしても、
1~2割くらい実現して終わり。
がいいところです。
つまり、物事を改革したい、
変えたいと思うなら、
その立場になって言うべきです。
それが私の持論です。
外野の意見でころころ意見が変わってしまうのではなく、
東京オリンピックの成功のために!
自分の意見を持って!
推進できる人が会長になって欲しい!
そう思っています。
その手順すら踏めないのは、、、
あかんですよね。
ではだれか?
を勝手に予想してみましょう。
日本オリンピック協会(JOC)から選ばれると思っています。
副会長になっている、山下氏か、
田嶋氏、
ではないかと勝手に推測しています。
室伏スポーツ庁長官もぜひお願いしたいところですが、
現実的にはこのお二人のどちらかではないか、
と思っています。
時間がありません。
焦っているのは皆同じですが、
過去を荒探しばかりせず、
しっかりと前を向いて進んでいきたいですね。
ちなみに言っておくと
森前会長はわるい人ではありません。
たしかに失言があったり、
手順を守れなかったり、
いろいろとありますが、
高齢でしょうがない部分もあります。
「人格を否定しない、
人を信用するけど、
仕事を信用しない」
これは私が尊敬する、
武蔵野の小山社長がおっしゃっています。
これまで積み上げてきてくれた森前会長にも
たくさんの敬意を。
そして人格を否定せずに、
前に向かって進む世の中になることを、
激しく願います。
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