おは寝不足!?、はやしです。
No4509 ヒカルの碁より、藤原佐為が取り憑いた、虎次郎と進藤ヒカルの違いは、男性あるあるな介護の現場とは、男性ケアマネが感じること
ヒカルの碁を見終わりました
アマプラで、
ヒカルの碁を見終わりました。
一言で言うと、
おもしろい!
囲碁をやりたくなる!
そう思ってしまいます(笑)
囲碁をやりはじめて2年で、
プロ試験に合格するなんて、
そんなことありえるんかな、
と思っていましたが、、、、
主人公、進藤ヒカルは若き頃から、
棋譜を覚えるというか、
黒・白の碁石の順番をしっかり覚えているなど、
若くしてその才能を発揮、
名人、藤原佐為(ふじわらのさい)の
指導のおかげで頭角を示し、
若きエース、塔矢アキラと打ち、
そして未来へ、、、、
と、作品が終了する。
という流れ。
藤原佐為は以前、虎次郎と出会った
藤原佐為は、江戸時代、
虎次郎という囲碁の才能を持った人物に
取り憑いていました。
虎次郎は、すべて藤原佐為の通り打たせてくれた
進藤ヒカルは、途中何度か藤原佐為が打ったものの、
基本的には自分で打った
という違いがあります。
虎次郎は、藤原佐為の能力を、
非常に買っており、
自分は医者をしながら、
藤原佐為に好きに打たせていました。
一方進藤ヒカルは、
藤原佐為が育成し、
プロ棋士に育て上げ、
神の一手を見せるべく、
自分で求めさせるべく、
その存在を示した。
ように思えます。
しかしながら、進藤ヒカルを中心とした、
囲碁界や、仲間、名人その他の
たくさんの方々を見ていても、
大変生き生きとして見ごたえある、
作品でした。
面白かったです。
男性あるある、自分でなんとかする
ケアマネージャとして仕事をしていると、
男性利用者にあるある。
1、自分でなんとかしよう
男は責任感が強い生き物
ゆえに自分でなんとかしよう、
なんとか出来るはず、
と頑張りますが、、、、
それが判断を遅らせたり、
周囲の助けを断ったり、
結果的に悪い結果を起こす
場合があります。
あの時素直に聞いて、
行動していれば、、、、
と振り返っても後の祭り。
時間は元には戻りません。
なんてこともあります。
2、変化できない
周囲の環境の変化、
自身の体の変化、
病気による変化、
といった変化に対応できず、
結果的に後手後手に回ってしまう。
なんてこともあります。
その理由はこだわりだったり、
今までそうだったからという変な自信だったり、
する可能性があります。
3、自分で決めればガツンと行く
とはいえ、自分でやると決めたら、
まっすぐ。
その力強さも男性の良さでしょう。
芯を持って行動されます。
それがとてもいい時もあります。
虎次郎が稀、進藤ヒカルが一般的
だから江戸時代にあって、
虎次郎のように、
囲碁は藤原佐為に任せよう、
人に任せよう、
なんて方は稀で、
進藤ヒカルのように、
自分で何とかしよう
という方がむしろ一般的な男性像、
なわけです。
介護の現場あるある、男性のこだわり
1、生活保護の申請をするまで半年かかる
の記事でも書きました。
お金がない、足りない、
と言っている利用者が、
生活保護の申請をしたら、、、、
お金が貯まるようになりました。
(貯まり過ぎて生活保護を解除されました)
でも、その生活保護を申請するまで、
半年かかりました。
その理由は、体調が悪い
などあったようですが、
一番は「行きたくない」
「考えたくない」
「何とかなる」
そんな理由だったように思えます。
思い切って、ほぼ無理やり!?、
生活保護の申請に行ったところ、
あっさり認められました。
「もっと早く行ったらよかった」
そんな心の声が聞こえてきたようです。
2、住民票を移したくない
福井市に住んでいるのに、別の
「〇〇市」
「□□市」
となっている場合があります。
福井県内ならまだなんとかなりますが、
住民票を福井市に移動しないがゆえに、
・小規模多機能が利用できない
・地域密着型特別養護老人ホームが申込出来ない
・住所地特例が引きずり続ける
なんてことがあります。
さらに、
・介護保険の限度額を超えるため、障害と組み合わせたいが、住民票が違うので出来ない
(住民票と住所地を一緒にすることが前提のため)
と、本人にも明らかに悪影響が出てくるケースもあります。
何をそこまで住民票を移したくないのか、
現実から目をそらしているのか、
もう在宅では難しいから施設を申し込みたいのに。
3、成年後見制度を申し込みたくない
客観的に見て、
「物忘れが進みつつある、一人暮らし」で、
・金銭管理が明らかに出来ていないのに、
・通販で何かしら買っても支払出来ないのに、
・賃貸マンションの更新書類が届いていても処理出来ないのに、
・明らかに成年後見制度を申し込んだ方がいいのに、
「成年後見制度を申し込みたくない」
という方もいるでしょう。
それはすなわち、
「他人に財布を預けたくない」
ということ、
「お金を自由に使いたい」(雰囲気を持っていたい)
のですが、
それが出来ないため前に進みません。
進藤ヒカルのようにうまく行かない
皆がみんな、
進藤ヒカルのようにうまく行きません。
そんな進藤ヒカルだって、
強敵、塔矢アキラや諸先輩方に勝てませんし、
なによりも藤原佐為が消えた時に、
巨大スランプに陥りました。
男性あるある、
自分で何とかする=出来る=うまく行く
ことは、自身の介護や病気のことには、
あてはまらないことがあるでしょう。
そんな時は、
素直に周囲の意見も聞きながら、
進めて頂ければ幸いです。
そんな中、施設入所という選択肢が出来るうちは、
手が打てるうちは、、、、
まだ大丈夫。
しかし、手遅れになってしまわないよう、
切に願う次第です。
そして何よりも、
私も男だから、よくよーーーく、
わかるんです!
コメントを残す