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No4518 なんとも悲しすぎる…高齢者が取材で語った「人生の後悔」4つ、について介護の現場から考察(後編)、70だって80だって遅くない、これから”も”後悔しないために

おはグラグラノラノラ、はやっしーです。

 

その2No4517 なんとも悲しすぎる…高齢者が取材で語った「人生の後悔」4つ、について介護の現場から考察(後編)、70だって80だって遅くない、これから”も”後悔しないために

 

安定のタイトルの長さです(笑)(笑)

 

前編を書きました

その1、その2ではなく、

前編・後編で書いております。

 

なんとも悲しすぎる…高齢者が取材で語った「人生の後悔」4つ

の記事を見つけました。

 

 

前編では、

No4517 なんとも悲しすぎる…高齢者が取材で語った「人生の後悔」4つ、について介護の現場から考察(前編)、これからの人生は自分で決めていい

(1)女性が感じる結婚や子育てへの後悔

(2)意思を抑えて、生きてきた

について書いてきました。

 

 

この記事を書いたところ、

山口氏
この気持ち分かるなぁ。

以下略

 

さいとう氏
なんだか読んでて辛くなって、

途中で読めなくなっちゃった

 

と、切ないやら、

生々しいやらご意見を頂きました。

コメントありがとうございました。

 

 

このブログを読んでいただいた方には、

・明るくなってほしい

・希望を持ってほしい

と書いておりますので、

どうぞ、明るい気持ちになれますように、、、、

 

 

というわけで、後編へ。

 

(3)「時代に翻弄された」

時代に翻弄された、

どういう意味でしょうか。

 

(3)「時代に翻弄された」

実感を持っている戦後の貧しい時代だったから、やりたいことができなかった(いろいろな事情でやらせてもらえなかった)という声も多くありました。かと言って、今の若い人たちを、うらやんでいるわけでもなく、自分たちはそれに比べて恵まれなかったと残念がっているわけでもありません。

読んでいると、むしろ、だからこそ(恵まれている時代に生きている)若い人たちには頑張ってほしいという気持ちが伝わってきます。

昔は、女というだけでダメだった、貧しくて進学できなかったし支援制度もなかった、留学はもちろん海外旅行も高根の花だった、学歴だけで与えられる仕事のレベルが決まっていた、都会で挑戦したくても地元に残らざるを得なかった。徐々に、そうではなくなっているんだから、チャンスを活かしてほしいというエールのような声です。

 

 

確かに女性高齢者の話を聞いていると、、、、

・ずっと家から出られなかった

・同じ村の人と結婚して福井市から出られなかった

・県外に行った記憶はほとんどない

・県外に逃げたら捕まえに来て、戻された

なんて話をお聞きすることがあります。

 

 

記事に書いてある通り、

それをうらやむとか、

そこまで後悔していない、

ああすればよかったとか、

 

 

そこまで本気で後悔している、、、、

ようには思えません。

 

 

ただ、、、、

「別の男性と少しでもお付き合いする機会があれば」

「学校など学ぶ機会を与えてくれれば」

「家や夫のこと以外のことに目を向けることが出来れば」

「親の意見に、100回に1回くらいはNOと言えれば」

 

 

なんて少し恨めしい心の声が聞こえてきそうです。

 

 

時代に翻弄された、

とは、そうした時代の流れ、

家の流れに、振り回され、

自由もなく過ごしてきた方々の、

心の叫びということでしょう。

 

 

これからだって

要介護になったからデイサービスは当たり前

と時代の流れに翻弄されるかも知れません。

デイサービスに行きたくない

違うことをしたい

なんて方法だって出来ます。

 

 

翻弄されない、

人に振り回されない、

家族やケアマネに攻め立てられない(笑)

ためにこれからだって出来ることはあります。

 

 

(4)勉強不足を痛感している

どんな勉強が足りなかったのでしょうか。

 

(4)勉強不足を痛感している

これは、男女ともにとても多くありました。 受験を含めた学生の頃の勉強もあれば、社会に出てからの学び、キャリアや宗教までその内容は多様です。

文化センターなどの講座の出席者が、かなりの割合で高齢者なのは、時間に余裕があるからだけではなく、高齢になると学ぶ意欲が高まるからだと言われていますが、その背景には、「もっと勉強しておけばよかった」という後悔が含まれているのかもしれません。

また、学べば学ぶほど知らないことの多さが分かるので、さらにその意欲が高まるとともに、もっと早く、若いうちに勉強しておけばという気持ちにもなるのでしょう。ある高齢者に「余命半年と言われたら、何をしたいですか?」と訊いたとき、即座に「勉強」と返されたときのことを思い出します。

 

前述でも書きました。

「学校など学ぶ機会を与えてくれれば」

 

これは男性にも当てはまります。

農家だから、

末っ子だから、

出来が悪いから、

と勉強出来たかというと、

 

勉強する暇などなかった。

そんな話を聞きます。

 

 

ええ、これはずばり父の話です。

その反面、祖父はというと、

先生の替わりに教壇に立つとか、

そんなギャップ。

 

 

女性だから、のみならず、

学ばせてもらえない、

自営業だからそのまま職人に、

中卒で働く、

という人は少なからずいました。

 

 

だから、こういうニュースを見ると、、、、

88歳の高校生、31年かけ卒業式

 

70歳の女子高校生が卒業、看護師と両立

 

目頭が熱くなります。

 

かといって全員が全員、

学びたいかというと、そこまでではありません。

 

 

今から学びたいが、学校行くまででも意欲がない方

はどうしたらいいのでしょうか。

 

(4)勉強不足だ

と言う方は、

デイサービスで与えられる脳トレのプリントですら負担で、

それが嫌で「デイサービス行きたくない」

と言われるケースもあります。

 

であれば、

デイサービスなどで脳トレなどのプリントをやらない

ように配慮したり、

 

塗り絵や指先を使ったパズルなど、

他の選択肢もあるでしょう。

 

 

しかしながら、これからも学びたい、

という方であれば、

 

おとなの学校

福井市内のデイサービスでも取り入れているところがあります。

専用教材を使って学ぶ。

 

参加風景を聞いていると、

認知症があっても、

暴言を吐いていても、

落ち着かなくても、、、、

 

 

「おとなの学校が始まる!」

とチャイムが鳴れば、、、
(本当に鳴るかは知りません)

 

これだとちゃんとしよう、

座って聞こう、

と認知症がある方でも、

きちんと参加した、という話も聞いています。

 

 

こういうメソッドをデイサービスなどでも取り入れて、

「学びたい方には機会を!」

作る方法だってあります。

 

 

70歳になったから、

体が動かないから、

意欲がないから、

なんて方もいて、

望まない方には無理強いする意味はありません。

 

 

少なくとも、

遅くなっても学びたい

これから少しでも学びたい

という方には機会が与えられることを、

期待しております。

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)