おはようすで。はやすで。
No4272 制度に振り回され、取り残されるのはいつでも弱者、その典型が、、独居高齢者なのです。普通のケアマネージャと違う林の動きとは。制度をフル活用!
独居高齢者のコロナワクチン3回目。
やっと行けました。
独居高齢者のワクチン3回目。
いろんな制度が蔓延してますが、
いつも最後に振り回されるのは
弱い独居高齢者。。。
誰かがそのしりぬぐいをする
必要があります。
今回は大規模接種会場が
あったお陰で実現した。
複数の独居高齢者の
コロナワクチン3回目。
なぜ出来るか?
実はケアマネージャと同時に、
二種免許も持ち介護タクシーの運転手、
だか出来ます。
今の時間帯、
今日の勤務、
その場、
「どちらで勤務しているのか?」
が大事になってくる、
人員配置の問題。
例えば、
・施設ケアマネージャと
・デイサービス職員
兼務していても、
勤務上は明確に分けないといけず、
どちらかがおろそかになっても、
人員配置が問題になったり、
規定時間を下回ったり、
してはいけません。
あくまで例えで、
分かりやすく言うと、
高齢者3人:職員1人
という配置基準がある場合、
例えばデイサービスなどで、
高齢者9人:職員3人
となっていたら、
その時間にその職員がいないことで、
高齢者9人:職員2.5人
になってはいけません。
在宅ケアマネージャも、
介護タクシー運転手も、
その人員配置の時間に
影響することはないのですが、
「いまどの職種で関わっているのか?」
を明確に言えるようにしておかないと、
すべてがあいまいになってしまい、
実地指導で怒られてしまいます。
ゆえに
この時間は介護タクシー運転手として、
動いており、
料金が発生する。
ということです。
ケアマネージャとして動けない部分が多々ありすぎ
要介護1高齢者を担当すると、
月に10000円少しの
介護報酬が入ります。
頭のいいケアマネージャは、
余計なことをせず、
デスク作業とモニタリングを
淡々とこなし、
変化があってもあまり動かないことで、
時間生産性を高くすることが出来ます。
家族と同居しての要介護1の方
であれば、ほとんど手がかからず、
モニタリングだけで過ごせます。
しかしながら、
独居高齢者で認知症があっても、
同じ単位であり、
同じ報酬となります。
しかも独居高齢者の場合は、
・月内に入院して荷物を届けても
・訪問診療に同席しても
・食事の手配をしても
・家の窓ガラスが割れたと手配しても
・家族と色々と相談しても
・遠方の家族とオンライン会議しても
・養護老人ホームに入所するための手続きしても
・ワクチン接種の予約しても
同じ報酬なわけです。
(今までに動いてきた内容を列挙しましたww)
だから今回のように、
ワクチン接種については、、、、
ケアマネージャとして送迎したり、
付添しても、
ただ働きになってしまうので、
せめて、介護タクシーの料金だけを、
頂こうというわけです。
以前あった加算は、
・独居高齢者加算
・認知症加算
などなどありましたが、
ぽしゃりました。
今はせいぜい、
・入退院時の連携加算(100単位~)
・通院時の同席加算(50単位)
くらいしか使えません。
今回ワクチン接種でいくら医師がいる!
と言っても(笑)
ケアプランの修正・追記
(保険者によっては支援経過のみでOK)
が必要となるので、
該当になりません。
特別な関係性を築ける
そんなネガティブな意見の中、
こういう動きをすることで、
特別な関係性を築くことが出来ます。
利用者や家族からの絶対的信頼
たくさんの情報
社会資源の発見
本人に活かせる制度の発見
などなど、
要するに社会の仕組みと生々しく接し、
知ることが出来るわけです。
身分証明がない!
とあるきっかけで関わっている、
独居男性、独身で家族がおらず、
そんな中、
身分証明をする必要が出てきました。
医療の保険証しかない!
なんとか年金手帳があったから
よかったのですが、
そんなのいちいち持ち歩くのも物騒です。
しかしながら
顔写真があるなら1点
顔写真がないなら2点
の身分証明を提出する必要があり、
医療の保険証しかないので
困っていました。
しかも、
流行りのマイナンバーカードを申請するにも、
顔写真がないなら2点の
身分証明が必要!
とデッドロックになります(笑)(笑)
65才になると届く介護保険証
実は65才になる月に、
認定情報がない介護保険証が
届くのです。
これがあれば、
・医療の保険証。
・介護保険証。
と顔写真なしの身分証明になるのですが、
たいてい介護保険証を紛失します。
というのは
「関係ないから」
と捨てられてしまいます(笑)
再発行しても転送不可で届かない
特別な郵便物がゆえに、
これを自宅以外に届ける方法は、、、、
郵送先指定
という方法があります。
独居で施設に入った場合、
自宅に介護保険証が届いても、
誰も取りにいけません。
そんな中介護保険証を郵送されても、
郵便物の転送を届けても、
結局、市役所に戻ってしまいます。
そんな、現場が困る中で出来た制度が、
介護保険証の郵送先指定
というわけです。
この独居男性の方はすでに自宅から
離れているため、、、
その再発行には身分証明が不要なため(笑)
この手続きを行うことで、
身分証明2点そろった!
というわけです。
このような仕組みは、
普通に生活していたり、
普通に介護の仕事に携わっていても、
普通のケアマネージャの仕事をしていても、
理解することが出来ません。
制度で高齢者を救うことが出来たのです。
そんな最前線に、
お陰様でいることが出来ます。
制度でぶん回されるくらいなら、
上手に乗って活かすのみです(笑)。
かかってこいや(笑)
あかーん、図に乗り過ぎ(笑)
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