キムチ+納豆最強、はやしです。
No4279 1万円の使い方でバレる!貯まらない人の3欠点、日本はお金について学ぶ機会がほんと少ない!。その2生活保護で貯金が出来た独身男性の話
その1記事を書きました
の記事を書きました。
お金について学ぶ機会が少ない中、
すでに手持ち現金をなくしてしまう方や、
大金を相続したが5年で使い切る方、
を取り上げました。
こう言ってしまうと、
ドライすぎるのかも知れませんが、
お金が貯まらない人って、
そういう思考の持ち主です。
過去に托鉢(たくはつ)について、
記事を書きました。
托鉢僧は、
×金持ちから寄付頂く
◎貧しい人から寄付頂く
というもので、
弟子がお釈迦様にそれを聞いたところ、
お釈迦様「貧しい人々というのは、自分が貧しいので人に施しができないと思い、
今まで施しをしてこなかった人々です。そのために苦しんでいる。
その貧しさの苦海から救ってあげるために、あなたたちは托鉢に出向くのです」
「自分には施しをする力がないから、財力がないから、施しができない」
なんとまぁ深くて深い、
思考なんでしょう。
つまり、
「貧しい人々は、
自分がなぜ貧しい立場にいるか
を考えて頂く」
ためのきっかけづくり、
というわけなんですね。。。
しかしながらそれだけでは、
しんどい世の中。
ようするに「自己責任」
と言われている、
のと同じってことですからね。
そのために専門家がいて、
その方々に協力を得て、
力を得ればなんとかなる!
というわけです。
なので、
過去に林が担当した、
生活保護の方々を取り上げ、
振り返ってみます。
70歳代男性、独居、下半身まひ
このブログでも何度も
登場していて、
最後は自分の希望通り、
検体に出せた、
という方ですが、
この方もお金で困っていました。
結論から言うと、
「生活保護にしてお金が貯まった」
というものです。
それまでは本当にギリギリの生活で、
家賃も払えない、
車検費用もしんどい、
そんな生活でした。
担当したてのころは、
要支援程度で、
なんとか歩けたけれど、
歩けなくなり、
台車のようなもので、
室内を移動していました。
下半身まひで
エレベータがない賃貸マンションの
2階に住んでいました。
歩けなくなると、
階段を下りれず、
受診も出来ないため、
何度も林が背負い、
受診しました。
(軽いのが助かりました)
状態が悪化して、
どうみても車に乗れないのに
車を持っていることに、
こだわっていました。
しかしながら、
よほど無理だったのか、
2年間でまったく車に乗れない中で、
車検費用が重かったのか、
手放すことにしました。
それでも日々の現金は貯まらず、
なんとかギリギリでやりくりする。
という生活でした。
生活保護の申請
車があると手放す必要があるため、
その前後から
「生活保護を申請しよう」
とずっと言い続けてきましたが、
結局、申請出来たのは、
車を手放してから半年後でした。
受診の後とか、
体調のいい時とか、
虎視眈々と狙っていたのですが、
まったくの拒否。
適当な言い訳を付けて、
市役所も行けませんでした。
ほぼ無理やりに、
市役所に連れて行って、
生活保護の申請をすると、、、、
あっさり認められました。
この半年間はなんだったんだ。
という腑抜けた感じです。
3年で60万円貯まった
その頃には介護度上では、
要介護3となっており、
ほぼベッド上の生活になり、
診察も医師による訪問診療となり、
部屋から出なくてもいい生活に
なりました。
というか、
もう背負いたくありません。
生活保護を申請すると、
何がいいかって、
介護保険の1割負担もありません。
なので、
訪問介護、訪問看護、
福祉用具、デイの利用料、
医療費、薬代、
いろんなものがかからなくなりました。
このため、
3年ほどで60万円ほど貯まり、
生活保護を外されるほどになりました。
(障害年金も受け取っていたため)
お金の管理という面では
乱暴な使い方や、
目の前にあったら使いまくる、
なんて人ではなく、
とっても堅実な性格なため、
浪費することはありませんでしたし、
買い物する機会もないため、
貯まっていきました。
お金の管理という面では、
主旨と違うのかも知れませんが、
・お金の貯まる情報を知り
・しっかり行動し、
・自分だけで解決しない
(半ば強制でしたが)
他人に管理をしてもらったお陰で、
劇的に変わりました。
お釈迦様の言う通り
「貧しい人々は、
自分がなぜ貧しい立場にいるか
を考えて頂く」
という側面であれば、
・生活保護を申請しなければ
・はやしの言うことを聞かなければ
・役所に出向かなければ
絶対に無理でした。
つまり、
「今の負の状況を、
脱しようとしない思考」
「変化拒否主義」
が邪魔をします。
その思考から、
逃れられなかった、
というわけです。
しかしながら、
動けて、自由に買い物が出来てしまう
環境だったとすると、、、
もしかして貯まらなかった
のかも知れません。
その2の事例では、
そんな話に突っ込みます。
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