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No4282 １万円の使い方でバレる！貯まらない人の３欠点、日本はお金について学ぶ機会がほんと少ない！。その４①70歳代男性独居、金銭管理が出来ない行く末
金銭管理にまつわる実体験を
金銭管理にまつわる実体験を
連載で書き続けています。
その１では、
１万円の使い方でバレる、
お金が貯まらない人の特徴。
【欠点①】計画性がなく、単純に考えがち
【欠点②】「現在の欲求」を満たす支出をしがち
【欠点③】「目先の損得や感情」に流されがち
で、1億2000万円をたまたま相続出来たのに、
5年で使い切った障害持ちの長男と、
堅実な次男の話がありました。
お金についての教育の機会がない、
というのも問題なんでしょう。
その２では、
実際カツカツで困っていた独身男性ですが、
やっと、ほぼ無理やり、
生活保護を申請したがゆえに、
貯まったという話でした。
でもそれは、
外部の方が強制的に行ったためで、
やはりその人管理では変わらない、
ということでした。
男性あるあるですね。
その３では、
知的障害を持つ長男と、
少し認知症を持った男性、
男二人世帯の、
まさに8050問題を
書きました。
教育がしっかりしてあっても、
金銭管理が出来ない長男に
理解させるには、、、、
様々な問題があり、
結局他人が関わらないといけません。
という話でした。
その４、70歳代男性独居
最初関わったときは、
13才年上の妻と二人暮らし、
妻は関わっている最中に、
自宅で息を引き取りました。
その半年くらい前でしょうか。
・支払が出来ない
・自分の薬が飲めない
など、訪問看護師から連絡がありました。
ケータイ代、電気代、
病院からの支払い、
の納付書が来ているが
支払い方法が分からない、
支払う気がない、
放置している、
というものでした。
これは認知症の初期症状の典型であり、
当初要支援でしたが、
認知症があるため要介護１に
変更申請を行っています。
さてこの男性、
納付書などを調べていくと、
すごいものが見つかりました。
１、弁護士からの通告書、１万円
２、妻の治療費の通告書、3万円
３、交通違反の納付金、20万円
４、社会福祉協議会の貸与制度の返済依頼、200万円
もうびっくりです。
１、弁護士からの通告書、１万円
２、妻の治療費の通告書、3万円
については、とっとと返済したり、
妻の前夫との子がいたので、
そちらで支払って頂けました。
問題は
３、交通違反の納付金、20万円
４、社会福祉協議会の貸与制度の返済依頼、200万円
の２点です。
３、交通違反の納付金、20万円
私が関わる？？年前でしょうか、
免許が失効した状態で、
車を運転し、
無免許運転で検挙されました。
その罰金なのです。
今後、お金の教育を3年間、
高校で教わったとしても、
その後の生活で出来るでしょうか。
また状況が色々と変わったり、
転居・転職する中で、
その教育は果たして残っている
ものなのでしょうか。
しかも、
交通違反の納付金など、
お金の教育をしたからとて、
抑えられるものではなく、
こういった罰金をどう作らないか。
そんな教育も教えないといけないんでしょう。
大変だ。。。
罰金を収めるか、
交通刑務所に入るのか、
調べていくと、
そんな選択肢があることが分かりました。
交通刑務所とは、
交通刑務所の生活は出入り自由？死亡事故での刑期や所在地についても
罰金を収める場合は、
即支払うだけですが、
一時金もありません。
それが支払えない場合、
交通刑務所での服役を
１日５０００円として、
４０日ほど入所すれば、、、
支払を逃れられる、
というものです。
交通刑務所は快適
(画像にリンク貼ってあります)
この方、元調理人なので、
調理していますから、
食事に困ることはありません。
ですが、
衣食住を心配しなければいけない
独居高齢者男性にとって、
ケアマネージャとしては、
ありがたい話です(笑)
なので行って頂きました。
４、社会福祉協議会の貸与制度の返済依頼、200万円
これはどうしようもありません。
電話して事情を聴くと、
交通違反をしたあと、
社会福祉協議会に連絡して、
事情を聴いたところ、
日常生活資金の貸付制度で
あることが分かりました。
サイトを見ると上限10万、
コロナ禍では30万
となっているのに、
なんで200万円になったのか？
分かりませんが、
金額は正しいです。
自営業で飲食店を３０年
そういえば私が子供の頃に
見かけた飲食店がありました。
その建物は亡くなり、
飲食店も同時になくなりましたが、
どうやらそのお店を経営していました。
そのため、厚生年金など、
一切入っておらず、
その店に入り浸っていた女性を
口説き落として(笑)、
結婚したということでした。
その近くに住んでいるので、
引っ越しのためや、
色々と揃える為だった、
のかも知れません。
ゆえに年金収入がありません。
その２で書いた
両下肢麻痺の男性は、、、
若い頃親が民間の保険に入っており、
そのお陰で月2万円の障害年金が
入っていました。助かりました。
が、この方はありません。
さてどうするか、、、
弁護士との相談です。
その４の②へ
長くなりそうなので、
その４の②記事へと参ります。
連載にしてさらに、
分割するという前代未聞の内容です(笑)。
さて、あなたがこの方と関わる、
・ソーシャルワーカー
・ケアマネージャ
・社会福祉士
ならば、どういう選択肢を
取りますか？
そして、言うだけじゃなく、
実行しなければいけません。
先方に確認したところ、
独居だとほぼ諦め(笑)
私が現れたことで取り立てよう！
とやる気満々です(笑)
さて１か月以内に決めないとね。
続く。。。
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