ohayou、hayashi-desu.
No4664 連載書いてたら味変したくなった(笑)、適度な危機感・ストレスを持つ職場づくりって、難しいなという話です。
連載を書いていたら、
寄り道したくて。
食べてたら、
味変したくて。
そんな気分です。
あと、ワイヤレスキーボードを
試したくて。
よれプロジェクトで検索
したら、
こんな書籍が見つかりました。
(画像にリンク貼ってあります)
この本を推奨するわけでも、
この本を読んだわけでも、
ないのですが、
よれプロジェクトのためのいい本ではないか、
と思いリンクを張りました。
よれプロジェクトとは
ITエンジニア時代に動いていたのは、
プロジェクト単位
つまり、お客様の要望により、
数か月から数年かけて、
うごく大きな仕事の単位を、
プロジェクトと呼んでいたのですが、
それが赤字なのか黒字なのか、
よれる(=大変)なのか、
そうじゃないのか、
で士気がまったく変わってきます。
ようするに、
大赤字で大変なプロジェクトに入ると、、、
・長時間の残業
・長時間の拘束
ということで覚悟する。
ということです。
だから同期の間でも、
・○○のお客様は大変
・あそこは、よれプロジェクトだ
なんて話もありました。
赤字の仕事がなぜ存在するのか
わかりやすいのは、
みずほ銀行のシステムトラブルです。
ようするに問題が起きて
対処しても、
売上が上がらない。
けど、エンジニアは
長時間の配置や調査・対処が
義務づけられる。。。。。
外部に委託しても、
内部で行っても、
過度の経費がかかります。
また、プロジェクトが始まったにしても、
過度の値引き、
過度の要求、
無理な開発現場、
大きなテスト工数、
といったことで、
開発費を圧迫して、
合計で赤字になる。
そんなプロジェクトを、
よれプロジェクトと呼んでいました。
残業=必要悪
今思い出すと、
よれプロジェクトになるにも、
理由があると思っていて、
私も残業していたころに、
全額残業代を頂いていました。
例えば、
1人月100万円で受注したとして、
5人月500万円の仕事を行うとすると、
・1人で5か月
・2人で2.5か月
といったように割り当てられて
仕事します。
エンジニアの給料が40万円だとすると、
(会社から見た経費です)
他の諸経費などがかかり、
100万円を超えてしまうと
単月で赤字になる。
というわけです。
これが繰り返されて、
5か月赤字だと、
合計で赤字になる、
というわけです。
これが残業100時間とすると、、、
残業代だってばかにならないため、
残業=必要悪
と言われるのは、
しょうがないわけです。
つまり、
お客様からの要望、
仕様の変更、
テスト範囲の拡大、
トラブルや開発課題など、
何かがあると当初の見積もり通り
行かずに受注額を超えてしまい、
エンジニアの残業が増えて、
プロジェクトが赤字になる。
というわけです。
よれプロジェクトになる理由がある
今、前職を離れて
落ち着いて考えていくと、
よれプロジェクトには、
よれプロジェクトになる
理由がある。
すなわち、事象には必ず原因がある
というわけです。
電力会社のどでかい、、、よれプロジェクト
200時間の残業をしていた
と自慢のように林の経歴を
話すことがありますが、
まったくもって自慢になりません。
なぜ200時間もしていたのか、
という根底理由を探さないと、
対処が出来ませんから、
結局エンジニアの心身を削り、
長く働くことが出来ません。
それが客先との話でよく実感できました。
つまり、
よれプロジェクトは、
よれプロジェクトたる
理由があった。
というわけです。
危機感のない電力会社の方々
よれプロジェクトだから
はやしは体力があるから(笑)、
と配置された、
最初から大変なプロジェクト
と聞いて配置された、
電力会社の仕事ですが、
お客様との打合せに参加して、
よくわかりました。
危機感がなく、
仕事の終わりを
まったく意識していない
仕事の進め方でした。
初めてプロジェクトに関わり、
水力発電所の発電の仕組みや、
電力計算について学び、
仕様を理解進めていきました。
どうしてもわからないところや、
お客様がシステムでどう表現したいのか、
どんな数値を表示したいのか、
おおまかな画面などは決まっていたが、
詳細をもっと詰めたり、
水力発電所の仕組みなどを、
聞きたくて、
お客様=電力会社の方々
と話す機会があったのですが、、、、
まったく話が通じませんでした。
こちらから聞けども回答を得られず、
期限を切って依頼をしても回答がなく、
20人近く集まって、
話をしていたことは、、、
「仕様書のヘッダはこうしてほしい」
そんなどうでもいい話でした。
内容が空白だったり、
手を付けずに、
20人も揃って、
どうでもいい話を、、、、
優先度の低い話を、、、、
そりゃ、よれるわな。
と実感したあの日でした。
だからあんな大事件が起きたのを
ニュースで見て、、、、(内容はナイショ)
危機感ない職員ばかりだから
しょうがないよな。
って心の底で感じていました。
今、経営者だから思うこと
はやしも危機感がない
と言われることもあり、
その通りだと思います。
楽天的であり、
深く考えなかったり、
対処方法を何パターンも考えなかったり、
というのはあるでしょう。
それが社員に伝播して、
誰かがきっとどうにかする
なんて雰囲気を感じ取ることもあります。
それは、経営者の責任。
危機感がない職場を作った責任です。
では安全に配慮して、
適度な危機感を持って、
働く職場づくりというのは、
時間がかかることでしょう。
社長=いい人
で終わってもいけません。
少なくとも、
清算的で、
問題はお互いちゃんと言って、
適度な危機感と、
適度なストレスを持って、
心地よく仕事が出来る職場を、
引き続き作って参ります。
という内容で、
毎週月曜日に話す、
社長卓話の内容でした♪
うげぇ、これだけ書いても
2200字かぁ、、、
コメントを残す