おはようすで514で、はやしで。
No4724 献血の特典はすべて無料、健康診断と同じ血液検査も無料、では無料で出来る、献血の仕組みや財務諸表や現場を見て、1日売上を計算してみた。
献血しまくっており、
前回で85回。
このままいけば今年中に100!
なんてところまでは
行きませんが、
マイペースにやって参ります。
献血スペースはすべて無料!
福井での献血スペースは、
血液センター「いぶき」だけです。
大昔、渋谷にも行ったことがありましたが、
駅近くに3か所くらいありましたね(汗)
福井はここだけです。
施設案内はこのように
なっており、
漫画・雑誌読み放題、
ドリンク飲み放題、
おやつ・アイスももらえ、
くつろいで過ごすことが出来ます。
献血した方は、
すべて無料で利用できます。
なぜ無料で出来るのでしょうか?
そういった世の中の仕組みに
疑問を持つ癖があります。
日本赤十字社の決算書を見てみた
日本赤十字社の業績や、
決算書など細かく見ることが出来ます。
いろいろと事業がある中で、
血液事業特別会計事業報告及び歳入歳出決算概要
これが献血に関する事業だ、
ということがわかります。
血液事業は、平たく言うと、
ボランティアで献血事業を行い
↓↓
血液を販売する
ことで収入を得ています。
血液を販売することは、
日赤だけの特権事業です。
その金額はなんと、
令和元年、1,654億円
令和2年、1,646億円
となっており、
支出を引くと、
令和元年、120億円
令和2年、143億円
の収益プラスとなっています。
コロナ禍で献血者が少ない
令和3年の収入は減るでしょうね。
ボランティアで献血を
行ってもらっているから、
つまり、
仕入が0円で
血液を手に入れている、
というわけです。
だから、
・ドリンクだろうが、
・お菓子・アイスだろうが、
無料で提供できる!
というわけなんですね。
(お菓子は仕入ではありません、
経費ですからね♪)
血液の販売価格
では、
肝心の血液の販売価格はいくらに
なっているのでしょうか?
のページに一覧があります。
献血の種類は
・400mlの全血
・成分献血(血小板)
・成分献血(血漿)
と3種類だけですが、
それを分離したり、
色々と取り方があって、
薬価が決まっています。
400mlの全血
人全血液-LR「日赤」(人全血液) 16,700円
成分献血(血小板)
濃厚血小板-LR「日赤」(人血小板濃厚液) 15,968円(2単位)
※血小板成分献血では一人10単位取れるようですが、
体重や年齢によりばらつきがあります
※林は性格が濃厚なので、「濃厚血小板」を採用していますw
成分献血(血漿)
新鮮凍結血漿-LR「日赤」480(新鮮凍結人血漿) 24,210円(480ml)
実際終わったあと見ましたが、
480パウチだけじゃなく、
小さいのもあったように思えます。
だから実質的には1回の成分献血で4万円ほどになるでしょうか。
となっています。
これだけではありませんが、
献血してもらった血液を
キレイにパウチして、
使いやすくして販売する、
というわけなんですね。
1日の売上
では福井の献血ルーム1日の売上は
いくらくらいになるのでしょうか。
400mlの全血は30分程度。
成分献血は1時間程度。実質利用は1.5時間。
ベッドの台数、
ベッドの回転率や、
応募者の人数、
また土日・平日によって、
人数は変わってくるでしょう。
ベッドの台数はおおむね、
15台でした。(詳しすぎw)
うち12台を成分献血に使い、
午前2.5回転、
午後3回転
残り3台を全血に使い、
午前4回転、
午後4回転、
とすれば、、、
成分献血利用者数が、
日曜日で60人(ざっくり)
@4万円として、240万円
全血利用者数が、
日曜日で40人(ざっくり)
@1.5万円として、60万円
※16,700円ですが、分かりやすくするため
ってことは、
日曜日の混雑時で、
日額300万円稼ぎ、
週1の休み、
平日は3割、
土曜日は8割、
(金曜が休み)
と勝手に想定すると、
1週間で900万円、
1か月で3600万円
の売上になる!
という計算になりました。
そこから
・人件費
・施設維持費
・機械維持費
・車両維持費(献血バス)
・ロス率
・減価償却費
などなどを差し引いて、
営業利益率8%
(令和2年、143億円/1,646億円)
であれば法人としては優秀!
ということになります。
そもそも赤字はいけませんからね。
献血バスで献血事業、1日の売上は?
では、
献血バスでの献血事業、
1日の売上はどれくらいに
なるのでしょうか。
1日の利用者数が分かりませんが、
同じベッド3台で
1日8回転(午前4・午後4)を
そのままとすれば、、、
1日60万円
そこから
・人件費
・必要経費(飲み物等)
・車両維持費
・車両減価償却費
などを引いて、
利益が出ていそうな、
とんとんなのか?、
どうなのか、
というところです。
ちなみに言うと、
(画像にリンク貼ってあります)
献血バスは
1台4000万円です。
3台で寄付総額、1億1191万5000円!
から算定しました。(ナイス!)
一般車両の償却年数を6年とすれば、
減価償却費は年額666万円、
日額1.8万円(666÷365)
となるので、
結構な金額ですね(汗)(汗)
ってことは、
パックのオレンジジュースとか
頂いていますが、、、、、
林「もっといいもの欲しい!」
とか、
林「ハーゲンダッツのアイス、箱で欲しい!」
とか言っても、、、
バチは当たらないようです(笑)(笑)(笑)
日本人はなんか隠したがる癖がある
ように思えるので、
こういうネタを書くと、
良くない!
みたいな風潮があるかも
知れません。
ちゃんと公開されているのですから、
こうやって勝手に引用したところで
ダメな理由はありませんし、
別にブラックな書き方など
しておりません。
単純に、献血の仕組みが知りたい!
というだけの話で、
書いてみました。
成分献血(血漿)単価 4万円
月額売上 3600万円
はブログを書きながら
算出したので、
私自身も驚くばかりです。
仕入0なら、
もっといいもの欲しい(笑)
それも単純に思った
だけでやんす(笑)
私としては次回の献血で、
γGTPが基準値に収まることを願っております!
さらに、
健康診断と同じ血液検査が、
無料で受けられることは、
実はとてもありがたいことなんだな、
献血が出来るほど、
丈夫な体なんだな、
ということにも気付けるわけです。
ぜひ献血に行こう!
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