No4730 北陸新幹線誘致で、駅前にフードホール30店!?、アオッサの二の舞にならないために、実はすごい！、超優秀な福井県がすべきこととは。

おはようカナダ、はやしダ。

No4730 北陸新幹線誘致で、駅前にフードホール30店!?、アオッサの二の舞にならないために、実はすごい！、超優秀な福井県がすべきこととは。

５月１３日の福井新聞様より。

もちろん、北陸新幹線が福井まで延伸されるのは、
全国誘客の好機は間違いありません。

北陸新幹線は決定していることであり、
現在着工中で、
ほんとわくわくします。

ただほんとにお客様が来るのか？

金沢のようにお客様が来るのか？

これがわからず、
正直、来てみないとわからない。

なんてこともあるでしょうし、
不安材料を払拭するためにも、
県を上げて広告をしてくれています。

フードホール３０店

その中で上がってきた、
フードホール３０店案。

これを見て、
どう感じたかというと、

アオッサの二の舞にならなければいいけどな、、、
と思いました。

AOSSAのWikipediaより

株式会社イマスがAOSSAの1〜3階の家賃保証（サブリース）を行い、各テナントに転貸する形でismを運営していた。（しかしながら、株式会社イマスは当施設以前に商業施設を運営した実績はない。）イマスは平成21年8月に撤退し、(後略)。

2階部分は、当初予定ではコンセプトが「ファッション」であったが、2007年3月（開業直前）に各テナントが全面撤退したために、コンセプトを「癒し」に変更し2007年10月にオープンした。

鳴り物入りでオープンしたアオッサは、
現在、飲食店はほとんどすべてが
入れ替わってしまっています。

お客様は誘客した方々か？

というと、
ほぼ福井の地元民で、
お客様や飲食目当ての方は、
ハピリンなど福井駅西口に
誘致されてしまいました。

つまり、
無謀な都市計画で、
建った現在は半分行政ビル、
というわけです。

株式会社イマスの無謀さ

「当施設以前に商業施設を運営した実績はない」

とありながら、
誘致したのは失敗でした。

当時の触れ込みでは、

・毎日、芦原温泉から温泉を運び、足湯を利用できます
・飲食店がたくさんあります

と、飲食店が大小合わせて２０店舗くらい
あったのでは？

と覚えています。

それが現在では、、、

飲食店の跡形もなく、、、

バルも退店してしまい、
細々と運営しているイメージです。

二の足を踏まないために

果たして３０店舗もオープンして、
北陸新幹線の誘客だけをターゲットにして、

オープンしたあと継続できるのか？

というと、

「やってみないとわからない」

ではなんだかリスクがありすぎますよね。

ホテルに泊まる方がいる。
観光で各所を回る。

というのであれば、
本来飲食店は観光地にあった方が、

その地の飲食、
その場ならではの食材、
を食べれるというのに、

駅前に作ってしまうと、
観光地によりお金が落ちません。

ちなみにいうと
デイサービスも、

食事がない、３～５時間の利用と、
食事がある、５～６時間の利用とでは、
単価の大きな開きがあります。

だから、食事してもらう、
休んでもらう、
というのは客単価を上げる絶好の手段です。

じゃあ地元客が行くのか？

というと、
すぐに飽きられる、
わざわざ駐車場代かかって行くか、

と景気がいいのは最初の１年か、
となってしまうわけです。

駅前に必要なのは、プチ体験の場

プチ恐竜博物館、
プチ永平寺風座禅、
プチ東尋坊、

と、ちょっとだけ、
観光地の体験が出来る。。。。

というのはどうだろうか。

プチなんか体験しなくても行く分には
行くだろう。

と思われるかも知れませんが、

恐竜博物館に行こう！

としている方に、
他の観光地をプチ体験してもらえれば、、

次はそこへ行こう！
また福井に来よう！

となるでしょう。

じゃあ、どうやってプチを
経験してもらえるかというと、、、、

なんだかわくわくですね！

ローカル線収支赤字

  こんなニュースもありましたね。

人口70万人台の福井にとって、

誘客を呼ぶしか、
県外の外貨を獲得するしか、

(表向きは)ないのかもしれません。

福井は先進技術や、
ネット販売や、
失業率も低く、
貯蓄率も高く、
子供も優秀な、

超、優秀な県です。

地味にすごい

のではなく、

実はかなりすごい県

なんですって。ほんとは。