おはようアルジェリア、はやしでリア。
No4883 年一回の全館停電はチャンス!、非常発電機で使える照明・コンセントの確認をすることで、万が一に備える。有料老人ホームあんしん村では定期的に避難訓練を実施。
全館停電!
先日、年に一回の施設の定期停電がありました。
直前にサーバー類や、
プリンタや、
各種電子機器をシャットダウンしまして、
おたおたしておりました。
サーバーマシンのWindowsアップデート
が走った時にはかなり、、
焦りましたし、
猛烈にトイレに行きたくなって、、、
というのはナイショです(笑)
しかしながら、
こんなチャンスは逃しません。
いろいろと打合せをしておりました。
停電時、非常発電機に切り替わった時に
使える照明やコンセントの確認を
していたのです。
そして、後日の、、、、
避難訓練で停電を想定した
状況で行う予定のためです。
図面を見て、
どこが使える、
どこが使えない、
照明は、、、、
とチェックしていきました。
食堂が2階に移転した
これは何よりも、
食堂が2階に移転したため、
どこまで照明が使えるのか?
また、コンセントは有効なのか?
を調べるためです。
そしたら案の定、、、、
人の集まるところは、
使えないところもありました。
それは、、、
コンセントの位置。
食堂が2階に移転した、
という前に、、、
1階の西リビングが、、
1階の方が集まる場だったため、
ここのコンセントが使えませんでした。
また、増築した東棟のコンセントは、
赤いシールが貼ってあったものの、
ルーターの電源を刺したら、
そのシールが見えなくなってまして。
それは想定外でした。
つまり、非常時には
相当オタオタしてしまう、、、、、
そう実感したのです。
準備をしておかないと慌てる
もちろん準備をしていても、
慌ててしまいます。
定かかどうかわかりませんが、、、
大昔、グループホームで火災があり、
スプリンクラーがないために死亡事故に
つながった事故があったから、、
スプリンクラーの設置義務が
求められるようになりました。
(事件が起きないと行政が動かない典型)
その時の職員は、
電話をかけようと焦ってかけられず、
携帯電話を手に持ったまま、
近くの家に助けを求めに
行ったそうなのです。
電話は火災などで、
使えなかったのかも知れません。
自動火災通報装置があれば、
消防署に自動連絡が行きます。
使えたかわかりませんが、
携帯電話をかけようとして
焦ってかけられなかったのか、
本当に悲惨な事故でした。
普段から避難訓練を行っていれば、
夜間でも連絡体制がとれれば、
スプリンクラーはなくても、
避難経路が分かっていれば、
悔やまれることです。
有料老人ホームあんしん村では
年に2回、避難訓練を行っており、
毎度毎度手順や、
連絡体制などを確認し、
消防署同席の元で行っていますが、
100点ではありません。
人間は忘れる動物なので、
何かしらがあります。
それでも焦り、
手順を間違えるのに、
ほんとにあった日には、、、
コンセントが使えない!
とその場で調べていては、、、、
使えません。
そんな中、
「非常発電機を使った状態で避難訓練を」
と考えられたのは、
ナイスアイデアでした。
東日本大震災では、
電気が使えず、
悲しいことがたくさんあったと聞いています。
・吸たん機が使えない
・水道が使えない
・衛星物品が足りない
・食べ物が行きわたらない
などなど、
平成30年の大雪では、
雪がすごくて道路がマヒしたものの、
電気もガスも水道も使えたのは、
ラッキーとした言いようがありません。
非常発電機が動けば、
色々と出来ることが増えます。
地域との連携を
先日こちらの記事を書きました。
福祉施設が避難所になる、
という話です。
単にリストを作っていても、
意味はありません。
名実ともに有効になるよう
配備してくれています。
そのために、
・何が出来て
・どんな設備があって
・どんな備品があって
・何がなくて
・何が必要で
と公開することで、、、、、
例えば
「地域の方を受け入れるなら、毛布も持参してください」
「灯油を寄付してください、非常発電機がより長く動かせます」
と、依頼をすることが出来ます。
いつ使うかわからないものを、
100%準備しておくことは出来ませんからね。
そんな停電作業を踏まえて、
緒を引き締めて、
避難訓練を行うことと致します。
また、改善点は速やかに改善致します!
反省!
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