おはようマダガスカル、はやしでガスカル。
No4928 第25回(令和4年度)、介護支援専門員実務者研修・受講試験の合格者が発表!今年の合格率は19%、80問題を迎えたケアマネージャに未来はあるか、そして諸問題は、、、、今そこにあり、お先真っ暗(汗)、を乗り越えるためには。
今年もケアマネージャ試験の合格発表
今年も10月に、
ケアマネージャ試験がありまして、
先日、合格発表がありました。
(画像にリンク貼ってあります)
例年は12月上旬でしたが、
ここ数年は12月に入るとする、
発表になっています。
昨年の合格率は23%と上昇したものの、
今年は全国平均で19%、
福井では15%と、
なかなか狭き門でした。
受験者数は変わらないものの、
合格者数は昨年より減ってきています。
(画像にリンク貼ってあります)
これは単純に合格者数が減ったことで、
成り手が増えないことを意味します。
80問題
介護保険が出来たのが2000年、
それから22年経過しました。
これから起きる問題は、
8050問題、、、、、
ではなく、
80問題でしょうか。
ホーム長である私の母が、
ケアマネージャになったのは
介護保険一期生。
50歳代の方々が
がんばって受講しました。
当時の合格率はなんと、
40%以上(汗)。
名前と回答を書けば合格する!
なんてことはありませんが、
介護保険制度について、
年配ながらも夜な夜な勉強し、
夜勤のあとでも気合しれて、
勉強していました。
主に看護師からケアマネージャを
目指す方々が多く、
知識も豊富で、
病気にも詳しい、
方々がたくさんいらっしゃいます。
その方々が、、、、
もうすぐ80歳になるのが
あと5年後でしょうか。
それまでに一斉に退職が
見込まれています。
すると、、、、
・年配のベテランがいなくなり
・管理者要件である主任ケアマネが不在になり
・心の柱がいなくなる
ということが起きて、
新陳代謝が起きてきます。
その時に、
十分なケアマネの数や、
居宅介護支援事業所の数が、
足りているのかというと、、、、
多分足りないことでしょう。
まだまだ増える高齢者
ここから5年後、
というと、
悲しいかな高齢者がまだ
増えてきます。
と言いながらも、
直近5年はまだ、
比率もあまり増えず、
人数もそこまで増えない。
というところでしょうが、
現場は深刻です。
40名という定員を超えて、
担当しているケアマネ事務所も
多く、常に人手不足な状態で、、、
閉鎖する事業所もあり、、、
さらに研修制度は長く複雑になり、
介護保険制度もさらに複雑になり、
お先真っ暗(汗)
介護保険新サービスの検討
そこで飛び込んできたのが、
こちらです。
厚労省、介護保険に新サービスを創設へ 通所介護による訪問など想定 審議会の意見書に盛り込む
小規模多機能依頼の、
新サービスを創設とのことですが、
まったくアウトラインが見えていません。
通所介護(デイサービス)と、
訪問介護(ヘルパー)を
組み合わせるなんて、
どんな事業所なんでしょうか。
詳しくは
PDF資料を見ると
この部分。
軟に対応できるよう、 複数の在宅サービス(訪問や通所系サービスなど)を
組み合わせて提供する複合型サービスの類型などを設けることも検討するこ
とが適当である。
また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護と夜間対応型訪問介護など、機能
が類似・重複しているサービスについては、将来的な統合・整理に向けて検討
する必要がある。
ここだけです。
えっと小規模多機能じゃないの(汗)。
つまり、
通所介護と訪問介護を
運営しているところはチャンスだ。
というわけです。
おっと、
弊社じゃないですか!!
(笑)
そんな可能性や、
ワクワクもあり、
夜は8時間しか寝れませんでした(笑)
(fet. 川口ムネリン師匠)
そして、将来的な統合・整理に向けて検討。
とも書いてあります。
通所介護と通所リハビリ統合か?
老健と特養統合か?
と思いましたが、
それはありません。多分。
天下り先が物理的に減るので、
それはしないでしょう♪
それよりも、
・定期巡回
・随時対応型訪問介護看護
・夜間対応型訪問介護
を統合していくとのことでしょう
ケアマネージャ合格者へ
ケアマネージャに合格した方は、
これから研修を受けて、
晴れて世の中に出て行きます。
その前に1か月ほど、
事業所で認定調査や
実務研修を行いますが、、、、、
この実習先は、
加算を取得している事業所しか
対象になりません。
なのであんしん村は対象になれず、
残念ですが、、、、、
職場体験なら受け入れてます♪
毎週木曜日、
ケアマネ事業所の実態を、
ご案内出来ますので、
ぜひご連絡下さい。
という広大なステマでした(笑)
ちなみに、
PDF資料には、
こうも書いてあります。
ジメント手法の更なる普及・定着を図るとともに、オンライン化の推進など研
修を受講しやすい環境を整備していくことが重要である。さらに、法定外研修
やOJT等によるケアマネジャーの専門性の向上を図ることが重要であり、
国としても周知を図っていく必要がある。加えて、各都道府県における主任ケ
アマネジャー研修の受講要件等の設定状況を踏まえ、質の高い主任ケアマネ
ジャー養成を推進するための環境整備を行うことが必要である。
もう何度も聞いているので、
耳にタコすら出来ません。
質が、
質の向上が、
研修を、
とありますが、、
研修日数を増やしたり、
内容を複雑にしたり、
要件を厳しくしたり、
というのはもう本当に勘弁してください。
主任ケアマネージャの研修を受けたのですが、
たった半年の違いで、、、
・ケアマネージャ更新研修Ⅱ
・主任ケアマネ更新研修
を立て続けに受講することになります。
二つ合わせて、
・研修日が15日程度
・料金9万円ほどか(汗)
ほんと勘弁してください。
それで質が高くなったかというと、、、、
評価する仕組みがないので
判定することが出来ませんからっ
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