おはようござカイロ、はやしでイロ。
No4968 本日1/18水、18:10からNHK福井様、ニュースザウルスふくいに有料老人ホームあんしん村が出ます。コロナで戦う現場の方々に言いたいこと。これは漫画キングダムで言うところの、、、
本日、1/18水 18時からのNHKに出ます
先日、NHK福井さんの
取材を受けました。
今回は
「新型コロナに加えて、
インフルエンザも増えてきている」
これについて取材させて欲しい。
と先方から連絡があり、
取材を受けることにしました。
年末年始にコロナに振り回された
第７波よりも、
クラスターが起きている高齢者施設の
数が増えています。
あんしん村でも
年末年始にふりまわされて
おりました。
今後、
連載にする予定ですが、
現場からのメッセージとしては、
１、日々の手指消毒をしっかりと
２、発熱や症状あれば即隔離（居室で待機）
３、感染対策物品を想定の２倍以上確保
をしっかりと
お願いしたいです。
そんなことわかってるよ。
と思われるかも
知れませんが、
改めて実感しました。
NHK福井のサイトによると
このように書かれています。
2023年1月18日
初回放送日: 2023年1月18日
先週、コロナ禍で初めて流行期に入ったインフルエンザ。高齢者施設での対策の様子やどんな点に注意すればいいのか詳しくお伝えします。
ただの感染症、しかし
第７波だろうと、
第８波だろうと、
インフルエンザだろうと、
それは感染症の一つ。
とすれば、
大事なことは
・日々の感染対策
・早期隔離
が大事なので、
特別なことはありません。
だから、
前回のNHKさんの取材でも、
お伝えしました。
インフルエンザや、
ただの風邪と違い過ぎるポイントは、
「重症化する可能性が高い」
ということ。
「ただの風邪だ」
「はやく５類に」
など軽率に言う方が
いますが、、
なかなか踏み切れないのは、
そういう理由です。
本当に感染経路が分からない
現場でフルガウンテクニックしても
感染する可能性あり。
となると、
本当に何をどう気を付けていいのか、
わかりません。
さらなる感染対策
NHKさんから
「面会禁止はどうですか？」
と聞かれましたが、
今回の大変さを踏まえて考えると、、
面会を禁止にすることに、
あまり大きな意味はありません。
面会が一律に
ダメなんじゃなく。
耳が遠い、
目が見えにくい、
高齢者にとって、
ビニール越しや
遠目で見ても伝わらず、
結局近くで言わないと聞こえない。
ことから、
面会で済まず、
接近したり、
接触したり、
くしゃみをすると、、、
飛沫感染する。
可能性が高いのです。
そして今回はさらに、、、
・食堂にアクリル板を設置
・不織布マスク使用、毎日交換
・消毒液を各所に
といった措置を行うことに
しました。
実は食堂でのアクリル板に、
懐疑的でした。
しかしながら、
保健所の指導を受け、
毎日のように電話し、
なんとか乗り切りました。
その成果です。
抗原検査は効果あるのか？
あるでしょう。
こちらも、、
症状がないと
ある程度経たないと、
陽性にならないだろう。
と実態があまりわかっていませんでした。
しかしながら、効果は絶大でした。
きちんと症状や発熱がある場合、
陽性になりますし。
同じ１日の中でも、
１回目の検査は陰性、
でも
２回目の検査は陽性。
となったケースもありました。
これを、
日内変動（にちないへんどう）
と言いまして、
パーキンソン病の方でもよく使います。
同じ一日でいろいろと変化する。
保健所の指示では
１週間経ったら職場に復帰、
隔離を解消、
普段通りの生活に戻して下さい。
とも言われています。
完全に陰性になるのに、
１週間で陰性になる方や、
３か月経っても陰性にならない方も
います。
保健所はもうそこまで追えない、、、、
ために、
ほとんど症状がない、
陰性でもかなり薄い状況
であれば１週間置いたら解放。
ということになるわけです。
抗原検査キットについては、
保健所からは「医療用」を勧めます。
「検査用」と言って、
内容は（多分）同じものですが、
認証を受けている？
そんな違いがあります。
それでも医療用で２０００円前後で、
手に入るようになりました。
これは常に在庫しておくことにしました。
が、
使用期限が１０か月ほどです(汗)
なので、使用量に応じて、
在庫量を調整しましょう。
コロナとの闘いは消耗戦
漫画キングダムで
有名な戦いがあります。
それは、
鄴(ぎょう)攻め
ですね。
もっている兵糧がいつ切れるか、
ちゃんと補給のルートがあるか。
現場の物品は切れないか、
補給はちゃんとあるか。
そして、
現場は整理整頓されているか。
情報は共有され、
トップが明確で具体的な指示があるか。
によって、
戦果が変わってきます。
もちろん職員の体力、
入居者の体力、
周辺スタッフや
厨房スタッフなどの
努力も必要です。
先が見えない瞬間でしょうが、
「必ず朝は来ます」
「感染が収まる日は必ず来る」
です。
それを信じて、
今をしっかり過ごしましょう！
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