おはようござキャンベル、はやしでャンベラ。
No4973 大泉洋氏が町長になり150億円の負債を改善したドラマ、プラチナタウンは夕張市がモデル??、他の貧乏自治体や財政破綻ランキングの行政とは。会社でも倒産危険度(Zスコア)で調べることが出来る、改善方法は
月曜日がやってきました。
楽しい一日はあっという間ですね(汗)
貧乏自治体ランキング
昨日、こんな記事を書きました。
おそらく、、、
財政破綻した夕張市がテーマになったか、
またはこれがきっかけで、
作られたのに間違いありません。
その後調べて行くと、
こんなページを見つけました。
3位は北九州市、2位は士別市、1位は…「2022年貧乏自治体ランキング」市区編ワースト200
この5年前はどうなってるんかな、、、、
と調べていったら見つかりませんでしたが、、、、
こちらが見つかりました。
(画像にリンク貼ってあります)
改善しているか?
大事なことは、
・住んでいる方々が、これを把握しているのか
・5年前から解消しているのか
・改善に向けて取り組んでいるのか
と考えると、
夕張市は有名なので、
住んでいる方々にとってみれば、
行政サービスの悪化や、
病院がなくなるなど
不便さが、
よく実感できていることでしょう。
しかも夕張市は
計画に基づいて、
5年前と比べて
128億円も改善しているのですから、
これからが期待できます。
しかしながら、
貧乏自治体ランキング表の上位にある、
士別市、実質債務234億円、11億円増(4.7%↑)
北九州市、実質債務9740億円、328億円増(3.3%↑)
赤平市、実質債務97億円、28億円増(28%↑)
京都市、実質債務1兆3598億円、416億円増(3%↑)
つがる市、実質債務291億円、36億円増(12.3%↑)
宮津市、実質債務159億円、47億円増(29%↑)
と、3~29%増があり、
努力はしているものの、
改善がみられません。
町の雰囲気も大事
また、財政破綻度ランキングの
方で出てきた、
大任町は、
任侠さながらの町で治安も悪い。
泉佐野市は、
国のルールを逸脱してふるさと納税ばらまきまくった。
京都市は、
高い職員給与、手厚い敬老パス等
ググっていくと、
町の雰囲気や、
財政だけでない、
何かを感じます。
プラチナタウンのドラマでもありました、
町が150億円ものふさいを抱えた
理由の一つに
「町議自らが利権をむしばむ」
「自分たちのことしか考えない」
というあるあるな図式でした
大任町は、
もしかすると、
そういう面もあることでしょう。
泉佐野市は、
負債大きくて、財政難だから、
ふるさと納税奮発して、
移住を促進したり、
目立つことをやろう!
京都市はバブル期に造設した
公共事業(水道?)が足を引っ張っている。
ということでしょうか。
ランキングにある
川合町は夕張市に続く、
ワースト2の財政破綻率で、
しかも、、、
の記事で
多くの町民にとって「家計の窮状」は寝耳に水であったようだ
と書かれているように、
住んでいる方々にとっては
いきなりのワースト2、
いきなりの財政破綻間近、
そんな行政もあるわけです。
会社内で考える
では会社内で考えると、
財政破綻率の一つの目安が、
資産>負債の、資産超過。
資産<負債の、債務超過。
となっていて、
中小企業庁によると、
債務超過の法人比率は約33%(平成16年度)
新型コロナの影響もあって、
もう少し増えていることでしょう。
については
税理士法人AIF様が詳しい
サイトを用意してくれており、
引用するとこちらで分かります。
倒産危険度(Zスコア)
*Zスコア=A×1.2+B×1.4+C×3.3+D×0.6+E×1.0
A 運転資本の増加÷総資産
「短期資金繰りが楽になっていか否か」
運転資本の増加
=(短期有利子負債の増加分を除く流動負債増加額-繰延資産の増加額)
-(流動資産増加額-手元流動性増加額)
手元流動性=現預金+流動資産計上の有価証券+自己株式+親会社株式
B 内部留保÷総資産
「過去の利益蓄積はどの程度厚いか」
内部留保=利益準備金とその他剰余金
C 税引前営業利益÷総資産
「総資産事業利益率」
税引前営業利益=税引前利益+支払利息割引料+社債利息
D 発行済株式数×株価÷有利子負債
「時価総額は有利子負債から見て」
E 売上高÷総資産
「総資産回転率」
頭痛い、、、、(泣)
全国ランキング
を掲載しようと思いましたが、、
ダイアモンド社の有料記事のため、
東洋経済オンラインの有料記事のため、
見ることが出来ませんでした(汗)
ただし、
倒産危険度 ランキング で画像検索すると、、、
ある程度見ることが出来ます。
改善の鍵は
市町村も法人も同じです。
改善の鍵は、
(1)共有する
(2)危機感を持つ
(3)計画を立てる
(4)実行する
(5)検証する
の繰り返しでしょうが、
ここでもOODA(ウーダ)ループが
活躍しそうです。
(1)客観的な情報を集める
・資産・負債や収入・支出の額、内訳を調べる
・キャッシュフローが大丈夫か
などなど客観的な数字、
耳が痛くなる数字、
も集める。
(2)情報を分析・現状を判断
債務超過、負債が多い、返済出来ていない、
赤字の理由、売上の比率
などを分析し、現状を判断します。
(3)意思決定を行う
やること、やらないことを決める
町内や働く人たちとの共有もここですね
(4)実行・仮説の検証
実行の結果を検証。
1か月、3か月、6か月、
1年、3年、5年
と振り返っていく。
で行っていくしかありません。
5年経って改善していないのであれば、、、
・さらなる課題が出たとか
・新型コロナなどの環境の変化とか
・よほどの体質が変わらない
のだと思います。
であれば、
プラチナタウンのように町長が交代どころか、
議会も解散するくらいの勢いが必要でしょう。
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