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No5004 障害者雇用代行ビジネスが現場では問題なしのはずなのに、国会でNG、行政により後出しじゃんけんは困る。ソフトランディングを。

おはようござブラザヴィル、はやしでィル。

 

No5004 障害者雇用代行ビジネスが現場では問題なしのはずなのに、国会でNG、行政により後出しじゃんけんは困る。ソフトランディングを。

 

先日新聞に載っていたような。
障害者雇用の代行ビジネスが
国会でNGになっている。

 

そこで2010年ごろに登場したのが、貸農園を活用した障害者雇用ビジネス。仕組みはこうだ。

(1)働きたい障害者と指導役を企業に紹介し、就労場所として貸農園を提供

(2)企業から人材紹介料や農園利用料を受け取る

(3)各企業が障害者らと雇用契約を結ぶ

(4)複数の企業の障害者を農園に集め、野菜などを栽培する

 

本来の障害者雇用、
というのは自社の中で出来ることを。

というのが原則だが、
どうしても法定割合を求められたり、
必須だったり、
職場内で業務が難しかったり、
その方の適性を見ても難しい。

場合に、こういうビジネスで解決してしまいます。

 

普段なら中庸、中間、
第三者の立場でニュースを取り上げますが、、、、

会社側の立場で、
意見します。

と、やはり障害者雇用を義務付け
られてしまうと、
こういうことが起きてしまいます。

 

日本障害者協議会の藤井克徳代表からは、

(1)障害者と一緒に働き、企業自らが工夫や配慮をして失敗も苦労も共にすることが真の共生だ

(2)物やサービスを生み出したり、何らかの形で事業に貢献したりすることで給与を受け取るのが本来の雇用や労働のはずだ

(3)農業を事業にしていないので、品質の良い野菜を作っても、高く売れることもなければ給与が上がることもない。それでは職業的な成長は望めない

 

もしかして野菜などの販売先が
一般だったり、
社内の福利厚生で食事を提供する会社だったり、

すれば問題はない。

 

一番の根源は法定雇用率を義務付けられること、
が困ったことなので、
それを手っ取り早く実現するために
こうなってきた。

というわけ。

 

国会がNG

事態が大きくなりすぎ、
会社の数が増えすぎ、
雇用している人が増えすぎ、

ここで国会がNGを出したら、、、、
どうなるのでしょうか。

 

たくさんの方々に迷惑をかけます。

初動が遅いこと、
対応が遅いこと、
などなどから、

事態が大きくなります。
さてどうなることでしょう。

 

介護事業でも起こりうる

最初のうちに確認しないから、、、

と、あまり実態を確認せずに、
サービスの内容を確認せずに、
事業を行った結果、

 

2年経って入った実地指導で、
みごとに指摘、
高い勉強代を払った。

ということがあります。

 

その時はホーム長(母)が、

「話し相手だってヘルパーの仕事だ」

と行政に確認もせず、
ヘルパーの訪問実績に

「〇〇を話した」

なんて書いたもんだから、
返還措置になりました(汗)。

 

つまり、事業主側も、
行政への事前確認を行い、
慎重に丁寧に行うことで、

こういった後戻りが起きません。

 

注意すべきは加算関連

特に注意すべきは、
加算関連です。

 

居宅介護支援事業所での、

・病院同行加算
・入院時連携加算
・退院時連携加算

のみならず、

・特定事業所加算

など。

 

訪問介護事業所での、

・特定事業所加算
・機能訓練連携加算
・日常生活支援加算
・緊急時訪問加算

の他には、

通所介護、
地域密着型通所介護での、

・入浴加算
・サービス提供体制強化加算
・機能訓練加算

などなど。
枚挙にいとまがありません。

 

本来の目的と異なる入浴介助加算

特に、
通所介護では、

入浴加算を40でなく、変更になった55単位で
算定している事業所があり、

利用票の実績が合わない、
なんてことがあり訂正します。

本来は在宅での入浴支援、
という意味だが、

結局福井市も曖昧な対応をして、
40→55単位を認めている

なんてこともあります。

 

本来の入浴介助加算は、

「デイサービスは入浴のためで行くのではない、50→40単位」

と減らされた過去があり、

「デイでの入浴動作確認や、在宅を定期観察したりすることで、55単位を新設」

という目的で行っているため、
本来の趣旨に問わず、

在宅の浴室を定期観察など来ずに、
算定している粗悪な事業所もいるのです。

 

 

後出しじゃんけんは困る

話を戻すと、
障害者雇用ビジネスも、
最初に担当者が市町村に確認をしたり、
行政とやりとりしたり、

して行っているはずで、
勝手に行っている、
なんてことは原則ありません。

 

それを国会レベルでNGって、、、
あな恐ろしや、、、、
と思います。

 

後出しじゃんけんは困ります。

事態が大きくなりすぎなので、
働いている障害者たちや、
支える家族たちにも、
迷惑がかからないよう配慮が必要です。

 

他の例でも、
下駄を外す、
梯子を外す、

なんてこともありました。

 

押さえつける、
決めつける、
なんてことをするのでなく、

ちゃんと事業者や、
働く方々のヒアリングをして、
ソフトランディングを望みます。

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)