ケアマネの訪問依頼はこちら、あなたの会社・団体に訪問します!

ラストエンペラーや戦場のメリークリスマスで有名な世界のサカモト、坂本龍一氏のお悔みと共に、がん末期で自宅で生活には介護保険や訪問看護師の存在が偉大、感謝しかありません。 No5043

おはようござロメ、はやしでロメ。

 

ラストエンペラーや戦場のメリークリスマスで有名な世界のサカモト、坂本龍一氏のお悔みと共に、がん末期で自宅で生活には介護保険や訪問看護師の存在が偉大、感謝しかありません。 No5043

 

坂本龍一氏死去

坂本龍一氏が亡くなりました。
急なお知らせに切ない限りです。

ラストエンペラーはじめ、
今でも口ずさめるような
曲が出てきます。

 

YouTubeで坂本龍一氏の曲を聞きながら、
今この記事を書いています。

 

そして最後の作曲になったのは、
徳島に出来た、
起業家育成の高専、
神山まるごと高専の
校歌でした。

 

死亡理由は直腸がん・・・

ニュースなどを見ると、

20年6月に直腸がんと診断された。
両肺などにも転移し、ステージ4と公表していた。

特にここ半年は凄絶な闘病生活。

 

辛抱強い本人の言葉だから、
そうとうしんどかっただろう。
とのこと。

 

そしてこれまでの経過は、、

 

14年に中咽頭がんと診断され、治療の末に寛解。
だが、直腸がんと診断された20年6月には、治療しなければ「余命半年」と告げられた。

手術では、最初にがんが発生した原発巣と肝臓2カ所、転移したリンパの腫瘍、さらに大腸を30センチも切除。

両肺に転移したがんを摘出するなど、1年で6回の手術を受けた。その後は通院して投薬治療を続けてきた。

 

 

ここまでとは、、、
相当しんどいです。

 

最近、医療ドラマを見ていると、
限定は出来ませんが、、、

がんが見つかった内臓部位は、
大きく切除するどころか、
周辺まで浸潤した場合、
周辺まで切除します。

さらにリンパまで転移すると、
全身に転移する場合があります。

 

って書き方でいいのでしょうか。
外科医ではありませんので、
間違っていたら御指摘下さい。

 

がんになったら介護保険が使える

坂本龍一氏は72歳という若さ、
発症は60歳台になります。

65歳以下でも、
介護保険は利用できるのでしょうか。

 

それは・・
できます。

65歳未満でも、
二号被保険者として、
介護保険の申請が出来ますが、

厚生労働省が指定した、
13の特定疾病に限られます。

その中に「がん末期」も
あるわけです。

 

ということは、
坂本龍一氏は、ご自宅でケアマネや
訪問看護師が関わり、

必要時受診し、入院するなどし、
退院しても訪問看護師が来て、
生活出来ていたものと思われます。

 

疼痛との闘い

自宅でのがん治療、
というかお付き合い。

それは疼痛(とうつう)、
すなわち痛みとの闘いです。

 

ペインクリニック
痛み外来

という科があるくらい、
どんな病気でも、
どんな症状でも、
外科でも内科でも、

痛みを和らげる専門外来が
あるくらい痛みとの闘いは深いです。

 

自宅で疼痛緩和を行う場合、
モルヒネなどの麻薬を
使うのが一般的ですが、
※訂正しました

家族などが薬局に行けず、
薬剤師が来てほしい場合は

居宅療養管理指導(麻薬)

としてのコードもありますので、
疼痛緩和のための対応もあります。

 

毎日、訪問看護師が来る方法

また、痛みが毎日になった場合は、
主治医による訪問看護が毎日入れるよう、、、

「特別指示書(通称:とくしじ)」

と言われる指示で、
毎日訪問看護師が来ることも可能です。

 

これは介護保険とは別になるので、
総単価数と関係はありません。

 

なぜなら、
がん末期と診断を受けても、
今のところ動いたり、
普通の生活が送れる場合は、

要支援1とか2

最悪、
非該当と認定が出てしまう可能性があり、
その場合は余裕で限度額を超えて、
10割負担になるからです。

(ものすごい金額になります)

 

医療の場合だと、1~3割負担、
毎日来ても10割負担ほどの
大きなことにはなりません。

 

がん末期下での訪問看護師の役割

自宅で治療は出来ません。
痛みとの付き合いになるので、
訪問看護師はその対処療法を
行うことになります。

 

対処療法=痛いから薬

という図式ですが、、、、

 

マッサージをしたり、
痛いところをさすったり、
話を聞いたり、
足湯や手湯をしたり、
家族を支えたり、

話し相手になったり。

 

と、ただひたすらに、
優しく対応してくれます。

 

訪問看護師は、
主治医と直接連携します。

一般患者であれば、
外来を通じて受診して、
なんて時間がかかるところを、

 

直接オンコールの電話、
などが出来るようになっています。
(携帯などは不明)

 

すると、状態が悪いから入院。
痛みがひどいから薬の追加。

熱が出た、
酸素濃度が低い、
などの症状を伝えて、
医師に的確な指示をもらいます。

 

すごいな。

そんな中、
坂本龍一氏は、、、、
ご自宅で生活されてきたことでしょう。

 

坂本龍一氏のラスト演奏は

坂本龍一氏の最終演奏は、

 

『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』

2020年12月におこなわれた無観客のコンサートの配信から、約2年ぶりとなる坂本龍一のピアノ・ソロ・コンサート。坂本龍一が「日本でいちばんいいスタジオ」と折り紙をつけるNHK放送センターの509で行われた。

 

とのこと。

 

もちろんその現場にも、
訪問看護師が待機し、
主治医と相談した上で、
必要な対応が出来る。

そして、、、、
坂本龍一氏の演奏を生で聞けた!

 

ということでしょう。

仕事とは言え、
切ないながらも、
坂本龍一氏の演奏を見れたのは、
仕事上の役得ですよね!!

 

美術館に付添して無料になった。

家族がリハビリで頑張った演奏を聞けた。

闘病生活の合間を抜けて介護タクシーでお子さんの卒業式に行けた。

 

そんな話はたくさんあります。
坂本龍一氏他、病気の方、介護が必要な方を
裏方で支えて

「倒れても大丈夫」

という安心感が、
坂本龍一氏の最高の演奏を、
2022/12の演奏会を、
成功させたのでしょう。

 

坂本龍一氏のお悔みを申し上げます。。。。

 

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)