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福祉用具貸与のみのケアプラン問題、ケアマネ報酬(支援費)の減額提案が、いよいよ現実味を帯びてきた⁉、2024改定の議論。を、回避するには⁉ No5109

おはようキシニョフ、はやしでョフ。

 

福祉用具貸与のみのケアプラン問題、ケアマネ報酬(支援費)の減額提案が、いよいよ現実味を帯びてきた⁉、2024改定の議論。を、回避するには⁉ No5109

 

福祉用具貸与のみのケアプラン問題

福祉用具貸与だけを
行っているケアプランの支援費
(国からケアマネへの報酬)

 

を削減しては?
との声が財務省から上がっており、

2024年の法改正で、
リアルに検討されている模様。

「用具のみプランに、
居宅介護支援費は無駄
と訴える財政審」

 

に対して、

ここは結城教授も、
4パターンを出して、
議論を沸かせている。

 

ほんとややこしくしないで、、、、

と切に願うばかりです。

 

平成26年から議論

「福祉用具貸与のみケアプラン」

でググると、
資料が出てきました。

 

どうやらこの問題は、
平成26年から議論されているようです。

(画像にリンク貼ってあります、
PDFファイルがダウンロードされます)

 

しかも丁寧に、
福祉用具のみの業務時間まで
調査されています。

福祉用具のみ、264.9分
複数のサービスを利用した場合、303.4分

1人1月の労働投入時間で、
月に40分弱の違いがあります。

 

40分しか違わないんですよ!!

 

そりゃそうです。
福祉用具のみと言っても、

契約・インテーク・アセスメントを行い、
ケアプランもしっかり作成し、

担当者会議や自宅訪問だって行うので
あまり違いはありません。

 

導入後はもちろん負担は減りますが、
自宅に訪問するなどして、
毎月のモニタリングは発生しています。

 

つまり、手間はさほど変わっていません。

 

 

3年間の比較

さらに。

どこかで頂いた資料に、
書いてありました。

 

ケース1、3年間杖を貸与された時の金額+ケアマネージャの支援費の金額

ケース2、杖を購入した場合

を比較した図が掲載されていました。

 

 

ケース1、3年間杖を貸与された時の金額+ケアマネージャの支援費の金額

公費負担分で考慮すると、、、

本人が要介護1で、1割負担の場合、
杖のみ、月額100単位。

900円(※)×12か月×3年=32,400円
※公費負担分
支援費1万円×12か月×3年=36万円

合計、392,400円

 

ケース2、杖を購入した場合

杖を購入した場合、1万円とすると

9000円(1割負担)

 

杖の購入補助制度はありませんが、
福祉用具の購入で置き換えた場合、

3年で38万円近くの公費が浮くことになる。

 

そんな乱暴な例でした。

 

3年間同じ状態なのか

前述の例は、
乱暴すぎます。

なぜなら、3年間杖だけのレンタルで、
途中状態が変わらない、

なんてケースはレアだからだ。

 

であれば、途中で、
デイサービスの利用や、
自宅でヘルパーさんが利用する。

なんてことはあるため、
その前提が乱暴すぎて、

都合のいい解釈すぎるというもの。

 

もちろん、

・利用者との信頼関係を作るため
・他者が関わることを許可頂くため

サービスの入り口として、

「家の中の段差や、で困ってない?
手すりや杖など*お試しで*
置いてみない?」

と言って、
福祉用具から始まり、、、、

 

関わっていく中で、
デイサービスや
入浴の問題を解消していく。

なんてことは多々あります。

 

私でも福祉用具から入り、
デイサービスにつながった方で、

最長3年かかった!

という方もいるし、
半年かかったという方もいます。

 

その期間に保証は出来ません。

 

報酬を半額にするなら

もしケアプラン作成の報酬を半額にするなら、、、、

契約・アセスメント・ケアプラン・訪問などすべての業務を半分以下になるよう、指導して欲しい

仕事の量を減らさずに、
報酬を減らすのは困る。

というわけ。

 

これは財務審の一方的な指令なのですが、
ここに厚生労働省が反発し、
結局報酬減で陥ったとしても、、、

 

厚生労働省側が、、、

・いやいや基本業務はあった方がいい
・ケアプランの様式も変えないでほしい

なんて言い出して、

 

「財務審は現場の仕事はノータッチよ」

なんて言うから、、、、

 

仕事量が減らないのです怒!

 

報酬減としても

ならば現場はどう動くでしょうか。

 

福祉用具貸与だけのケアプランの場合は、
とっとと別サービスを入れる!

なんて事業所もいるでしょうね。

 

そんな阿呆な制度に
時間をかける理由などありません。

わざわざ自らの報酬減を受け入れる、
ケアマネージャなどほとんどいませんから、

 

はっきり言って無駄ですよ~~~♪

 

むふふ♪

 

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)