おはようござガンダム・バルバトス、はやしでバルバトス
昔カツアゲされた場所を通ったら思い出す、認知症の方は詳細は覚えておらず、感情だけ覚えている。そんな認知症の方との疲れない・お互い疲弊しない接し方の3つのポイントとは。 No5236
カツアゲされた場所
先日、某所を車で通りました。
さてどこでしょう♪
その道は、、、、
高校生のときに、カツアゲにあった道でした(泣)
というのも、
同級生が一緒にいたのですが、
彼は何度か被害に遭っているようで、
今回私もいたものだから、
まとめてカツアゲされました。
相手は4~5人、
相手も高校生でした。
騒げばよかったのかも知れませんし、
時間を稼げば、通りがかりの人がいたかも知れません。
当時3000円くらい渡して、
何もされずに、
開放してくれました。
しばらくの間、
人間不信に陥り、
違う学校の生徒でしたが、、、
同じ学校の生徒まで疑っていたかも知れません。
目つきも悪かったかも知れません。
道を通ったら、
そんな悲しい過去が思い出されました。
40年以上経っても、
覚えているのですから、相当ですよね。
いじめも同じ
いじめの構図は、
いじめた方は忘れている。
いじめられた方は覚えている。
そんな図式でしょう。
カツアゲした生徒はもういちいち、
だれをカツアゲしたかなど、
覚えていないでしょう。
しかし、
された側、
一緒にいた同級生はさらに何度か
されていたので、、、
しっかり覚えていると思います。
確か本屋に行った時に、
声かけられていたので、、、
その後の事件でした。
いじめは社会の縮図です。
なくなればいいのに!
そう激しく思いますが、、、
子は親を映す鏡である。
と言われるように、
子は親の生き写しです。
だから、
大人社会の構図でもあり、
会社の中での○○ハラ
がなくならない限りは、、、
いじめもなくならないでしょう。
介護もされた側は・・・?
では、介護した側、
介護された側、
はどうでしょうか。
それはどちらも覚えていると思います。
親身に、丁寧に、乱暴に、何度も、、、、、
身体に触れても、触れなくても、言葉でも、、、、
もしかして、
乱暴だった場合、した方は覚えていないかも知れません。
が、された方は、
間違いなく覚えています。
その覚えられ方が、
認知症の方だと独特です。
認知症の影響は?
では認知症の方はどうなるでしょうか。
典型的な認知症の方の場合、
デイサービスから帰ってきたときに
そう平気で言うのです。
つまり、
詳細は覚えていないけど、
感情は残っている。
が特徴です。
これが、デイサービスや行事・外出・家族とおでかけのように、
楽しい出来事だといいのですが、、、
反面、辛いこと・悲しいことも、
同じことが起きます。
なので
「何をされたか(暴言・暴力・乱暴)は、覚えていないが、
怖い人だとは覚えている」
ということです。
感情だけが残る、
そんな認知症の典型なのです。
認知症の方の接し方
認知症の方は、
感情を読み取るのも実はうまいです。
自分が辛い顔していると、
と優しい声かけをしてくれる人もいるし、
共感もしてくれます。
認知症の方の接し方が下手な人は、
これしたらだめよ、
これをこうして、、、、
ほらやったらあかんって言ったのに、キーーーー
1階に行かなくていいからね、
ほら休みって言ったのに、、、、
なんてやりとりが続くから、
だから、認知症の方もお互いで
エスカレートして不穏になります。
反面、認知症の方と接し方が上手な方は、
(私を例に挙げています)
これこれこうで、、、
ほらうまく行かなかったね
扉空けてごらん、
鍵かかってるでしょ、
今日は休みだったね、またどうぞ
を3回くらい繰り返しますが、、、
終始本人は落ち着いています。
認知症の方へのNGな接し方は、
・不愛想に接する
・言葉だけで指示する
・行動を制限する
そんな3つだけで、
すぐに不穏になります。
そうじゃなく、
・にこにこ挨拶する
・丁寧に教える
・行動を制限せずやってみてもらう
そんな3つをするだけで、
お互い気持ちよく過ごせます。
まさに人は鏡、
というわけ。
そんなことを、
あの道を通った時に、
ふと思い出しました。
私も認知症になったら、、、、
そんな昔の記憶ばかり、
話すんでしょうね(笑)(笑)
どうかお付き合いください♪
かまってね♪(笑)(笑)