おはようござオルガ・イツカ、はやしでオルガ
日本生命がニチイを2100億円で買収は高い?安い?、大手ですら業界再編に動く中で、小企業の自分は何をどう動くべきか、動かない方は棒にも当たりません。 No5285
日本生命がニチイを買収
衝撃のニュースが飛び込んできました。
日本生命がニチイを2100億円で買収!
という内容です。
日本生命の目的は、
「人口減少で国内の保険市場の縮小が見込まれる中、介護事業に本格的に参入し、収益の柱としたい考え」
SONPOのメッセージ買収やら、
日本生命のこの動きは、
業界再編です。
すごいことです。
私が感じたことは、
- さらなる業界再編が進むだろう
- 強い者はより強く、弱い者はより弱く
- 2100億円って安すぎん!?
とも思っています。
仕掛けるなら早い方がいい
先日こちらの記事をアップしました。
これを見て、、、、
経営者はどう感じましたか?
経営者じゃなくても、
従業員を抱える経営者の立場で考えたら、
どう思いますか?
と問いかけたいです。
紙関係の明らかな衰退業界にいて、
異業種転換を図るにも、
小さくチャレンジするにも、
早いに越したことはありません。
だから今さら、
介護事業どうか、
やっぱり辞めよう
なんて言ってるのは遅いってこと。
それなら5年前に始めとけ、
ってこと。
だから早々に日本生命に売却したニチイ、
動きが早くて大決断!すごい!!
と思いました。
決断とは
決断とは、
あらためて漢字を見てみると、
文字通り、
決めて、断つ
ことですから、
新しく小さくチャレンジするにしても、
・新事業転換も視野に入れて始める
・儲からないなら辞める
くらいの気概がないと出来ません。
自分自身がノウハウを積極的に集め、
現場の意見を聞き、
介護事業の経営者と同じくらい、
知見を集めて
論理武装して、
始めるならおすすめです。
半日型デイサービスは、
FC型で始める、
という方法もあります。
加盟料金が安く済む場合もあり、
小さなチャレンジで
始められることでしょう。
準備を着々と
今後会社がどうなろうと、
どういう方向に進もうと、
行っておく準備があります。
それは、
- 財務状況を良くすること
- 身軽・シンプルにしておくこと
- 捨てることを決めておくこと
1、財務状況を良くする
例えば、債務超過であれば脱出する。
借入金を圧縮する。
利益率を良くする。
キャッシュフローを良くする。
よう努力する。
2、身軽・シンプルにする
圧迫している不動産や在庫は処分。
重荷や物を減らす。
複雑で属人的な仕事はシンプルにする。
などなど、
現時点でも出来ることはたくさんあります。
3、捨てることを決める
今後会社の売却、などの話にも
対応できるように、、
未知の負債や、
役員借入金など、
捨てることを決めておきます。
それすら出来ない、、、、
変りたくない、、、、
なんて経営者が言っていたら、
いつまで経っても何も変わりませんよね。
介護事業は儲からない構図がある
なぜ介護事業に飛びつきやすいか?
それは、
「安直に今後も高齢者が増え続けるから」
「参入の障壁が低いから」
だからです。
その反面、
- 単価も決められている
- 人手不足は解消できない
- 採用コストは年々上昇している
- 顧客層の変化(困難事例増など)
の危うさがあり、
介護事業も十分安定期から、
じわっと衰退期に入ろうと
していると思われます。
単に高齢者が増えるから、
お客様いっぱいいるから、
というだけでは
なかなかな部分があります。
人に会いに行こう
そんな時こそ、
異業種の経営者に会いに行くべきです。
異業種交流会に参加したり、
積極的に名刺交換したり、
すでに参入している方に会いに行ったり、
動くことで、
何かが変わり始めます。
人に会うのが苦手だ、
動きたくない、
なんて社長さんも
いらっしゃると思います。
しかしながら、
社長の器以上に、
会社の器は大きくなりません。
無理やりこじ開ける、
広げる、
覚悟がない限りは、
絶対に大きくなりません。
「紙関係の業界は衰退産業で・・・」
と自ら気付いているなら、
とっとと何かするために
動く必要があります。
最初はまったく成果も、
何も出てきません。
しかしながら、
動いていくことで、
動き続けることで、
何かが出てきます。
犬も歩けば棒に当たるとは、、
動いているからこそ、
当たるわけで、
歩かない人は、
一生当たりませんよね。。。
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