おはようござアスラン・ザラ、はやしでアスラン
ふくいDX加速化補助金！kintoneで社内システム再構築、その11介護タクシーアプリを作ったら１時間で出来たその②、運賃の自動計算や逆算、報告書まで自動作成することで手間が激減！ No5292
介護タクシーアプリを作った、
の記事を書いていたら
長くなったので切りました。
その１記事はこちら。
内容としては、
手を付けたくなかった(笑)、
介護タクシーアプリを１時間で
作ったのですが、
その概要と、
使用したプラグインを紹介しました。
運賃の改定
10月25日に一斉に運賃が改定されました。
これまで初乗り料金が、
５８０円でしたが、
６２０円になりました。
一般タクシーは強制的に上がりますが、
介護タクシーは任意です。
なので、別途申請中で、
３か月ほどかかるとのこと。。。。
不公平。。。
そんなタクシーの運賃は、
次のように計算されています。
運賃の計算方法
自費運賃にしても、
介護運賃にしても、
計算方法があります。
自費運賃
初乗り580円・初乗り距離 1.178㎞
261m毎に・90円加算
介護運賃
初乗り600円・初乗り距離2㎞
1km毎に(加算距離)・300円加算
という計算式があるため、
これを入れる必要がありますが、、、
自費運賃は、
そのまま入力することでスルー。
介護運賃は、
IF(距離 <=0, 0,
IF(距離 <= 初乗り距離, 初乗り料金, ROUNDUP((距離-初乗り距離)/加算距離, 0)*加算円 + 初乗り料金))
で計算します。
つまり、
・初乗り距離以下なら、初乗り料金
・それ以上なら、距離から初乗り距離を引いた距離を加算距離で割って、端数を繰り上げて、加算円をかけて、最終的に初乗り料金を上乗せする
という計算式になります。
え？わかりにくいって？
例えがわかりやすいので、
介護運賃で計算しますと、
初乗り600円・初乗り距離2㎞
1km毎に・300円加算
とあります。
具体的には
2㎞以下：600円、3㎞以下：900円、4㎞以下：1200円
となります。
例えば 3.5キロ乗ったら、、、、
初乗り分を除くために、
3.5 -2 = 1.5km
この1.5kmを加算距離の1kmで割り端数を繰り上げ(ROUNDUP)して、2回分
つまり300×2＝600円に、
初乗り600円を加えるので、
1200円となるわけ。
初乗り580円・初乗り距離 1.178㎞
261m毎に・90円加算
も同じ計算方法です、
という話。
自費の場合はメーターによるし、
実際走って見ないと分からないのですが、
介護運賃の場合は、
GoogleMapsなどで距離を計算し、
あんしん村～県立病院は、2㎞以下だから、600円
あんしん村～嶋田病院は、3㎞以下だから、900円
と分かりやすく、キロ単位300円にした、
というわけです。
分かりやすい！！！！
モバイルで諸問題
紙を使わないことで、
らくちん！
なのですが、
モバイルで触っていて、
諸問題があります。
１、利用者名を空欄に
ルックアップしてコピーした利用者名を編集出来るよう、
ルックアップコピー項目プラグインを設定しましたが、、、、
モバイルだと編集できません。
→ならば削除、空欄OKとします
例、月初の釣銭の場合
２、グラフや表が表示されない
モバイルだとグラフや表が表示されません。
だけど残高を知る必要があるので、、、
表示できる円グラフを用意！
することで、
現金のチェックができる！
となりました。
年に１回の書類提出
また、運輸局に年に１回の書類を、
提出する必要があります。
そこには、
年間の
・走行キロ数
・運送回数
・輸送人員
・営業収入
を報告する必要があります。
これを自動計算したいです。
そのうち
・運送回数
・輸送人員
・営業収入
は数値をSUMすればいいだけなのですが、
走行キロ数が問題です。
都度記録しておけばいいのですが、
どうしても漏れてしまいます。
だから、
自費運賃から逆算して(笑)、
走行キロを自動計算させます。
自費運賃は
初乗り580円・初乗り距離 1.178㎞
261m毎に・90円加算
670円の場合、
580円＋90円ですから、
初乗り1.178㎞＋261m
つまり、1.439kmが
走行キロになるので、
これを逆算出来た、
これをSUMすればいい、
というわけ(笑)
これまではExcelに入れて、、、、
自動計算させて合計を
していたのですが、、、
手間でしたので、
これで解消出来ます。
紙であることの問題
紙で運用することの問題が、
・その紙に書かないとダメ
・車両に載せておかないとダメ
・いちいち手計算しないとダメ
となってしまいます。
ここでアナログであることの弊害が発生します。
クラウドにしてしまえば、
・いちいち車に取りに行ったり
・いちいち紙を書き起こしたり
・漏れを追記したり
が必要ありませんし、
金額の漏れ、
時刻の漏れ、
目的地の漏れ、
はアプリで簡易的に
チェックが出来るので、
チェック担当からも
安堵の声が聞こえてきそうです。
報告書の作成なども、
関連レコードを引っ張ってくることで、
簡単に出来ます。
すぐ始めれられる
kintoneの良さは、
すぐに始められることです。
12/3(日)の夕方につくった、
介護タクシーアプリは、、、
なんと、１２月から運用開始しております。
もうすでに動いております。
サ責に言わずに、
勝手に動いているので、
「また社長やってくれたな・・・・」
なんてため息が聞こえそうですが、
これまで、
Wordでの報告書
↓
クラウド(Cybozu Office)での報告書
↓
クラウド(kintone)での報告書
になり、
さらに簡単になってきました。
楽になった！
という声がどんどん聞こえてきます。
それも励みになります！！
完結
介護タクシーアプリ編
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