おはようビックリスマスオバケ
はやしが特別養護老人ホームの理事長になったら、、、その3社会福祉法人と特別養護老人ホームによって対応は違う、人手不足で空室を埋められないなら、まず手掛けることは○○。同時並行にPLも着手。鍵はブラックボックス化しない。 No5599
はやしが特別養護老人ホームの理事長になったらこうするその3
先日こちらの記事を書きました。
空室が出来始め、
新しい入居者を受け入れられない、、、
特別養護老人ホーム
ここの経営改善にあたって、
どうしたらいいのでしょうか。
そのためには相当な変革と、
痛みを伴い、
聖域に踏み込む覚悟が必要。
という記事を書きました。
WAM(福祉医療機構)の統計を見ると、
2021→2022にかけて赤字法人が増加、
2023年には落ち着きつつありますが、、、
これを本当に黒字にもっていくのに、
本当に必要なのは、
ランチェスター経営での情熱熱意が80%!
という記事でした。
我ながらうざ暑苦しくて、
結露してそうです(笑)
社会福祉法人・特別養護老人ホームによって課題が違う
WAMによって公開されている
で、複数の社会福祉法人を見ましたが、、、
どこも経営課題は違うようです。
○ 預貯金は十分あるが、大きな未収金があるとか
○ 預貯金は心もとない法人
○ なんとか基金を取り崩したり
○ 人件費が大きく下がった法人
○ 少額ながらも黒字を計上している法人
などなど、
同じ社会福祉法人でも特徴が様々です。
だから、法人によって、
取るべき手段が変わってきます。
この辺りも私はよくわかっていなかったので、
勉強になりました。
でもそりゃそうですよね、
新設法人もあれば、
歴史の長い法人もあれば、
減価償却の金額や出資の内容も違います。
また、
BS中心の考えに近い社会福祉法人と法人としての見え方と、
PL中心の特別養護老人ホームの見え方、、、、
考え方や財務体質によっても違ってくるでしょうし。
具体的な経営改善内容
では具体的にどんな経営改善を行えばいいのでしょうか。
その1記事で書いた、
空室が増えてきている特別養護老人ホームを元に考えていきましょう!
売上:
昨年より1~2割減、
空室を埋めたくても人手不足、
ショートステイの稼動減
他の事業は堅調
経費:
70%近い人件費、
高額な業務委託費、
上がり続ける水道光熱費、
その他つっこみどころがあります。
毎年○○万円(桁はナイショ)ほどの基金取り崩しを行っており、
基金の残高はまだ大丈夫ですが、
このまま減っていくのであれば心もとないです。
なので
①職員の確保、
②売上の拡大、
の順番で行うことになります。
そのためには、
求人の見直し、
退職者を減らす、
働いている人の意識改革、
などを行っていく必要があり、
肝心の売上や数字の確保については、
同時並行で行いつつも行います。
求人の分析
情報公表で調べたところ、
採用人数と、退職者数に、動きはあります。
採用と退職が近い人数なので、
全体的に大きく変わっている様子はありません。
そういう意味では、
しっかり入職しているのであれば、
理事長の立場では安心できます。
しかしながら、
人手不足というのであれば、
なんとかする必要があります。
ここは一時的に、
外注を活用しながら、
信頼できる派遣先や紹介先を確保しながら、
1年間かけて、
しっかり動いていき、
施設全体でキャンペーン!
を行っていく、
ぐらいの覚悟が必要でしょう。
しかしながら大事なことは、
採用活動じゃなく、
すでに働いている方々の意識です。
なんて声が出て、
ウェルカムな様子があればいいのですが、、、、
やめといた方がいいよ。
なんて声が出たり、
ネガティブな意見もあるならば、、、
新人が配属になっても、
長くは続きませんし、
いつまで経っても採用にかかるコストを払い続けるので、
財務体質が一向に良くならない、
ということを続けることになります。
○○を集めよう!
そのためには○○!
をしていくのですが、
これは弊社のノウハウなので、、、、
公開できませんが、、、、
これに近いのかもしれません。
いろんな意見を集めたら、どうでしょうか。
同時に財務体質にも突っ込む
そして同時に財務体質にも突っ込みます。
売上がすぐ回復しないのであれば、
経費をしっかり押さえる必要があります。
その方法はたくさんあるのですが、、、
ポイントは明確。
大きな勘定科目から手を付ける。
というものです。
目先の消耗品などケチっても、
モチベーションが下がるだけです。
そうじゃなく、
大きな外注費・業務委託費、
大きな修繕費・水道光熱費、
リース料などなど
仕組みで削減できるところを削減します。
ブラックボックスを解消
その2記事で書いたように、
聖域だって踏み込みます。
そこまでやる必要あるんか、、、、
と思われるかもしれませんが、
それくらいの切羽詰まった状況なんです!
変わらないといけないんです!
ということで、
聖域を踏み込むのみならず、
ブラックボックスとしていた仕組みや考え方にも、
踏み込みます。
なぜ、そこまで大きな業務委託費が発生しているのか、
長年の癒着や関係性が悪さしているのでは、
合い見積もりをとったり、
一般公募にすることで、
もっと削減できる方法があるのでは?
と色々と考えていき、
財務諸表の中身を見える化していきます。
原則、コンサルはやし(笑)、
には公開して頂きます。
でないと、
赤字体質は絶対的に解消しません。
現場の職員たちが頑張っているのに、
既得権益に守られた相談役なんて、もってのほかですから。
その次は貸借対照表(BS)を!
その次は貸借対照表、
BSに触れていきますが、、、
この辺はまた、
続く・・・・かもしれない(笑)
その2記事を書いた勢いで
書いていますが、
果たして続くのでしょうか(笑)。
暖かく応援しててくださいね!
連載記事一覧
人間関係もあまりないし、
キャリアパスは○○