おはようグレートビックリスマスオバケ
はやしが特別養護老人ホームの理事長になったら、、、その4改革が進んできたら奥の手、BSとPLを同時に見ながらさらなる改革を。余剰資金が出来たら設備投資か借入金返済か。同じ値でも投資効果で変わる。No5600
はやしが特別養護老人ホームの理事長になったらこうするその4
先日こちらの記事を書きました。
空室が出来始め、
新しい入居者を受け入れられない、、、
特別養護老人ホーム
ここの経営改善にあたって、
どうしたらいいのでしょうか。
そのためには相当な変革と、
痛みを伴い、
聖域に踏み込む覚悟が必要。
という記事を書きました。
WAM(福祉医療機構)の統計を見ると、
2021→2022にかけて赤字法人が増加、
2023年には落ち着きつつありますが、、、、
これを本当に黒字にもっていくのに、
本当に必要なのは、
ランチェスター経営での情熱熱意が80%!
という記事でした。
なんと書いていたら、
その4にまでなってしまったので驚愕です(笑)
全体の流れを振り返る
その3を書いて、
そのままその4記事を書いているのですが、、、、(笑)
全体の流れを振り返ります。
その3ではこう書きました。
BS中心の考えに近い社会福祉法人と法人としての見え方と、
PL中心の特別養護老人ホームの見え方、
考え方や財務体質によっても違ってくるでしょうし。
主体を、社会福祉法人なのか、
特別養護老人ホームなのか、
で変わってくるでしょう。
しかしながら、
全体的な視野を持ちながら取り組みます。
その3に追記して、
①職員の確保、
②売上の拡大、
③経費の削減、
④BSの対策
という順序になっていくでしょう。
というわけで、
①②は書いた、ように思えます。
勝手に増える、なんて幻想
②売上の拡大
は書いていませんでしたね。
ある程度人出不足が解消したら、
勝手に増える!
なんてそれは妄想であり幻想です。
そんなに世の中うまく行きません。
なぜなら、
住宅型有料老人ホームの台頭や、
回転率が上がったことや、
競争の激化によって、
自然と申込がある!
なんて考えは甘くて甘くて、甘すぎます。
ちゃんと売上拡大の手法も行い、
しっかりと実践していく必要があります。
④BSの対策
では④BSの対策とはなんでしょうか。
貸借対照表(BS)とは、
預貯金、固定資産などの資産部門、
借入金、長期借入などの負債部門、
資本金部門
から成り立ちます。
BSの対策はシンプルに、
お金を増やす行動をとる。
これだけです。
具体的には、
預貯金を増やすように、
売掛金を減らすか早期回収、
固定資産はポリシーを。
で、試算部門は間違いなく増えます。
同時に、
買掛金を出来る限り遅く、
借入金を減らす、
ポリシーもった早期返還
さらには、
税理士や会計士、
金融機関と関係して、
さらには税務署対策も踏まえての対策が必要となります。
⑤奥の手の実施
改善をしっかり行い、、、
④までがある程度行われ、
しっかり効果が見えたら、、、、
なんと、
⑤奥の手の実施です♪
つまり、
BSとPLを組み合わせた、
対策を行い、全体でよくして参ります。
例えば、、、
1000万円の余剰資金が出来たら、、、
借入金の返済を行い(BS)、
支払利息を減らすのか(PL)。
設備投資して(BS)、
売上拡大を増やすのか(PL)。
を考えます。
実際のところ、
支払利息を減らして、
インタレスト・カバレッジ・レシオを上昇させる効果と、
売上拡大して、
インタレスト・カバレッジ・レシオを上昇させる効果は、
どう違いがあるのか?
同じ指標ではありますが、
そういうところも踏み込めます。
さらには民間の会社であれば、
上場だって視野に入れるでしょうが、
普通の介護の会社では無理です。
奥の手が通じる、
会話が成り立つ、
のはしっかりと経営改善が行えてからの話です。
上を見ながら下を見る
とまあここまで書きましたが、
この辺の大変な取り組みは、、、、
上を見ながら下を見る。
つまり、
大空を見て、目標や目指す姿を見ながら、
転倒しないよう足元を踏み固めていきます。
同時並行になんて出来ない、
上と下同時に見ること出来ない、
なんてぼやきが聞こえてくるかもしれませんが、、、
それをやらなければいけないほどの、
法人の財務内容でしたので、
やはり覚悟が必要なのでしょう。
変わりたくない
のは私だって同じです。
いちいち人様の領域に踏み込み、
現場から嫌われ、
嫌味を言われたり○○ハラを受ける可能性だってあります。
そんなところに踏み込むのは、
いちいちめんどくさい
のです(笑)
やるからにはやる。
やるからには成果を出す。
そして楽しんでやる。
私が特別養護老人ホームの理事長になったら、、、
志高くやります!
お付き合いくださいね。
連載終了
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