おはようおばけ花(おばけばな)
精神科の病院を強制退院、そんなことがあるんですね汗、追い出されたあとも関わりを拒否。そんな独居高齢者の末路は・・見えています。独居になったら地域包括支援センターにまずは連絡を。No5627
精神科の病院を追い出されたその後は・・・
Yahooニュースだったか、
知恵袋だったか、
インスタの投稿だったか、
覚えていませんが、
「精神科の病院を追い出されました、どうしたらいいですか?」
みたいな書き込みを見かけました。
その患者が、暴言などで強制退院させられ、
もともと一人暮らしだった年配の高齢者のため、、、、
その家族の方からの投稿でした。
その家は何かのトラブルで、
住み続けるには支障があるようで、
・行政が修繕した方がいい、
・関与している士業?の方からは、措置入院した方がいい
・地域包括に連絡しろ
などのアドバイスが多数、
さらに混乱した家族の書き込みでした。
とりいそぎ地域包括支援センターに連絡はして、
関与しているものの、
当面生きていくためには、
困難ばかりありそうです。
この方の行く末はどうなるか、、、
勝手に想像しましたが、
結論から言うと、
「第三者の関わりを拒否する方は、そのまま孤独死などのリスクしかない」
ということを、
はっきり伝えておきます。
第三者の関わりを拒否した方の末路
では、これまで私が関わった方で、
第三者の関わりを拒否した方の末路はどうなったでしょうか。
暗い未来ばかりでもありません。
1、高齢者リストの掲載拒否
自治会長になった時でしょうか、
見守り対象の高齢者のリストが回ってきたのですが、、、、
その方はそのリストに入っていました。
しかし、、、
町内でも一人暮らし高齢者として、
有名なその方、、、、最後の最後まで第三者の関わりを拒否していました。
家族もあまり来ておらず、
結果的に孤独死しました。
第三者の関わりを拒否していたのに、
リストによく載っていましたね、、
2、下半身不随で介護が必要なのに、、
その三大困難事例は、
全員男性でした。
下半身不随のため、アパートの2階から降りるのも介助が必要なのに、、、
関与拒否というか、
生活保護も拒否、
「こうしたら?」「あれしたら」と提案するも拒否。
毎日訪問していた時もありましたが、
答えが見えず、、、
賃貸を解約し、長期間で入所できるショートステイを転々とし、
結果的には介護医療院で亡くなりましたが、
関与出来ていたからこそ。
3、 性格が変わった
送迎として担当していた方でしたが、、、、
当初はまったく拒否、
ぜったい拒否、
でしたが、入院して、
悪い病気が見つかったものの処置をして完治。
その後、なんと性格が変わりました。
まったく拒否していましたが、
その後、可愛らしい性格になり、
第三者の関わりも受け入れてくれました。
結果的に持ち家の自宅で亡くなりましたが、、、、
発見が早くてよかったです。
残された家族の責任ではない
冒頭の方の話に戻りますと、
「第三者の関わりを拒否する方は、そのまま孤独死などのリスクしかない」
そんな方に巻き込まれた家族は、、、、
もっとあれしたらとか後悔したり、
自分がもっと関わっていればと爪痕を残したり、
するでしょうが、
その家族の責任ではありません。
ドライな言い方かもしれませんが、
「その人が選んだ人生を全うした」
だけであり、家族がいくら関わっても、
声かけしても、
拒否していたのですから、
どうしようもありません。
関与したり、
お弁当を注文したり、
定期訪問して身の回りのことなど、
出来ることはしてあげて欲しいですが、
出来る範囲でお願いしています。
だから、
家族の責任ではありません。
人様の人生を背負う必要もありません。
現時点で冒頭の方は、
家族がお弁当を持参したり、
行政に連絡したり、
いろいろとしているので、
最悪のケースはなさそうですから、
まったくの拒否、
というわけでもなさそうです。
まだ救いがありそうです。
結局この方の問題としては、
助言者が多くて困っている、
在宅の生活をしっかり行えるよう、核となって寄り添う支援者が必要。
ゆえに地域包括支援センターと行政が関わることになりそうです。
必要に応じて、措置入院などを実施。
そんな段取りを組めば、
なんとか生きていけるでしょうね。
65歳以下でも大丈夫?
この方は70歳を超えている、
と書いてあったので大丈夫ですが、、、
該当する方が、
65歳以下、すなわち介護保険の対象者じゃなくてもいいのでしょうか。
もちろん大丈夫です。
とお伝えしますが、
地域包括支援センターさんを直接知っているがゆえに、、、
忍びないものがあります。
というのも、、、
物忘れがひどくなってきたら、
若年性認知症の疑いがあり、
手が震えたり、身体の動きがぎくしゃくしていたら、
パーキンソン病の疑いがあり、
がんの家計であれば、
発症する可能性もあり、
心配は尽きません汗
40歳~64歳であっても、
特定疾病に該当する場合は、介護保険を申請出来ますから。
やはり地域包括支援センターを通じてケアマネージャを紹介頂いたり、
直接ケアマネージャに依頼することで、
訪問看護といったサービスにつなげることが出来るからです。
その一覧がこちらです。
(決して文字稼ぎではありません)
- がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)※
- 関節リウマチ※
- 筋萎縮性側索硬化症
- 後縦靱帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗鬆症
- 初老期における認知症
- 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病※
【パーキンソン病関連疾患】 - 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統萎縮症※
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
(※印は平成18年4月に追加、見直しがなされたもの)
から引用しました。
福井市の介護保険ガイドブックにも書いてあります。
福井市介護保険課のホームページにリンク貼ってあります
最近は介護者が少ない、、、、
つまり同居の家族が少ない、
遠方にいる、
などで、高齢者が一人暮らしというのはよくあります。
そんなときに、第三者とつながる!
ことになるのが、
地域包括支援センターさんなんですよ!!
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