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介護職員5.4万円は人件費以外にも使えるのでもらえない可能性。介護保険制度はじめ103万円の壁も、部分改正・部分修理のみならず、全体を考えていく必要性あり。ケアプランデータ連携システムが独占禁止法にならないためには。No5732

おはようサラダ姫(サラダひめ)

降雪が続きます

降雪が続きます。。。。。
今朝(2/22 5時)、外を見ても、細かい雪が降り続けています。

積雪はたいしたことなく、
昨晩から数センチ、といったところですが、
一旦止んだものの、降り続けています。

なんと、先日の除雪機稼動で、、、、
シューターが故障し、回らなくなりました汗。

左固定のため、ちょっと苦労しましたが、
無事除雪を終えました。

また修理するとなると・・・汗

新年度に向けての動きが

先日研修会に参加し、
新年度の動きが見えて来ました。

報酬改定かというと、
令和6年に終わっていますから、特別動きがない。。。
ように思えますが、そんなことはありません。
むしろ早めに動き、多くの法改正に備えます。

令和7年度、審議を行う
令和8年度、国会で提案
令和9年度、法改正

となるため、
令和7年度は、審議を行うための一年になり、
ここで本格的に決まります。

もうすでに決定しているのが、

1,806億円の補正予算が令和6年に決まっており、処遇改善補助金の支給(介護職5.4万円相当を補助 厚労省)
2,ケアプランデータ連携システムが初年度無料に

そんな動きが令和7年になったら、即動きます。

1,806億円の補正予算が令和6年に決まっており、処遇改善補助金の支給(介護職5.4万円相当を補助 厚労省)

これは言わずと知れた、
「介護職5.4万円相当を補助」というものですが、

必ずしも人件費に使う必要はありません。
職場環境改善経費に使っていい、とのことです。

利率は発表されましたが、一回こっきりの支給。

ここから逆算して、予算を算出し、
それ以上(1円以上)の支出が求められるはずです。

昨年の「一人あたり6千円」のように、
「一人あたり5.4万円」がまた一人歩きしますが、
実際は人件費にも支給されないケースがあったり、
一人当たり5万円にもならない場合がありますから、「もらえる」と勝手に期待しないことです。

さらには要件として、こちらが上がっており、
生産性の向上を同時に行う必要があります。

本事業の対象となる事業所等を運営する介護サービス事業者又は介護保険施設(介
護予防・日常生活支援総合事業の事業者を含む。以下「介護サービス事業者等」という。)
は、職場環境改善等に向けて、以下のいずれかの取組の実施を計画又は既に実施してい
なければならない。
(1)介護職員等の業務の洗い出しや棚卸しなど、現場の課題の見える化
(2)業務改善活動の体制構築(委員会やプロジェクトチームの立ち上げ又は外部の研修会
の活動等)
(3)業務内容の明確化と職員間の適切な役割分担の取組

なんやねん、その分かりにくい仕組みは。

2,ケアプランデータ連携システムが初年度無料に

また、利用率が5%以下とかなり低い、
ケアプランデータ連携システムが、初年度無料になる可能性があります。

これはあまりにも利用率が低いことと、
福祉用具などの一部に偏っていることから、
利用が滞っているからです。

このためキャンペーンを行い、
大々的に広げていく動きがあります。

ケアプランデータ連携システムを広げる理由は、、、、

今後、諸加算を算定するに、
必須となる可能性があり、
国はもっと押し付けようとしています。

それくらい躍起になっている。

ケアプランデータ連携システム=独占禁止法の疑い

ここは個人のブログなので、
自由に書かせてもらいますが、、、、

こうした、

「ケアプランデータ連携システムを使わないと、諸加算が算定出来ない」

というのは、
独占禁止法または公正取引委員会に接触します。

まちがいありません。

市場は自由取引が基本ですし、
世の中には、ケアプランデータ連携システム以外にも、

けあポス

といったソフトも存在するため、
ケアプランデータ連携システムにこだわる必要はありません。

それよりも国による独占が問題なので、
これは「連携システム等」として、他社も含めた形で許す必要があります。

介護業界=閉鎖的が嫌い

結局のところ、
国も介護業界以外を見れずに、独占禁止法に接触したり、
追加の予算を取ってこずに、既存の支出(単価表)の中で、やりくりしているのみ。

それはこのデータが如実に表しています。

(画像にリンク貼ってあります)

厚生労働省の大好きな%で考えると、、、

上昇率合計、7%
下降率合計、5%ほど

で合計すると、1.96%しか上昇していません。

全体の金額の動きを見せずに、
小手先で改定率だけを表示しているのが、ずるいです。

そして実態は、例えば通所介護(デイサービス)で考えると、
令和3年の改正で言えば、

上昇、基本単価(+5単位)
下降、入浴加算減少(-10単位)

といったように、通所介護の中では大きな予算配分が変わっていない、
という数字のトリックを多発しています。

結局、財務省により首根っこを捕まれたまま、、、、

全体の介護報酬を上げることは出来ず、
小さい器の中でやりくりしているだけ、に見えてしまうというわけです。

これは国のみならず、
介護施設や介護事業全般にも言えることで、

現場も含めてどんどん発信し、
異業種から人をどんどん呼び込む、
儲かる手法をどんどん取り込む、
さらに活性化していく!

ことが必要になっている、
というわけですね。

小手先では、いつかほころびが・・

除雪機のシューターが壊れ、
部分部分の修理でしのいでいても、、、、
小手先の修理では、いつかほころびが出てきます。

いずれ本体がおかしくなる。。。
可能性が高く、そろそろ買い替えが必要です。
ちょうど、考えていた頃でした。

介護報酬改定も、
小さな器の中でやりくりしていますが、

施設維持費の高騰、
人材確保費・維持費の高騰、

など、価格上昇の恒久的な動きが確定です。

ゆえに小手先ばかりの改定、改修じゃなく、
大きな予算配分を検討していく必要があります。

103万円の壁、
の所得税回りも同じです。

「国民の手取り倍増計画!」

そんなスローガンのもと、
徹底的に仕組みの改定をお願いします。

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ABOUT US
HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)