おはようポポ
売上の90%が消えたら、、、、
経営者にとって、
会社での問題は、ヒト・カネ・モノに集約出来ます。
その中でも、カネに関することですね。
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とある経営者の話を聞いて、
取引先が数社と数少ない中、先方の事情により、取引先が消え、
売上の90%が数か月後に消えた、そんな話を聞きました。
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その後も赤字続きで、
なんとかやりくりしているものの、
事業の再構築が必要な状態でしょうか。
そんな苦心をしている経営者の話を聞きました。
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経営の神様である、松下幸之助氏はこうおっしゃっています。
「好況よし、不況さらによし」
その言葉の意味はこうだ。
好景気のときは、駆け足をしているようなものだ。一方、不景気はゆるゆる歩いているようなものだ。駆け足のときは他に目が移らないから、欠陥があっても目につかないが、ゆるゆる歩いているときは前後左右に目が移るから欠陥に目がつき、修復訂正ができる
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本人は気付いていたのか、
感じていたのか、
うっすらと実感していたのか、
今回は自分の意思でその状況を選んだ、
そんな風にも見え、自らの足で歩みだした、そんな状況に見えました。
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しがらみや歴史から脱却できる!
確かに90%の売上がなくなることは、
めちゃくちゃしんどくて、
明日・明後日のことがわからなくなります。
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当然、キャッシュフローが心配になり、
持久戦になり、
心が日々ざわつき、
不安に思います。
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ただ、結果論か、
いい面だけ切り取るのか、
部分的に見ているのか、
不安を見ないようにしているのか、
かも知れませんが、
よい面もいっぱいあります。
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それは、、、、
しらがみから脱却し、
黒歴史を塗り替え、
偏りや好き嫌いを脱出できる。
つまりは、
いい意味で、「自分の足で歩く」ことが出来た、
というものです。
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先が視えなくて不安だからこそ、
自由に価格設定が出来たり、
これからの取引先に向き合い、新しい条件で取引が出来、
前を向くことが出来た。
というわけです。
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しがらみや黒歴史を脱却できるとすれば・・
では、すでに起業して18年、
しがらみや黒歴史を脱却できるとすれば、
何をするでしょうか。
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過去に積み上げてきたものを活かしつつ、
新しい考え方で取り組み、
よりよい価値を生み出し、
偏りなく、進めていくことでしょう。
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例えば、
弊社で就業規則を作った時に、
公務員のを基準に作ったので、いろいろと思うところがありました。
日勤だって、1日7.5時間にして、
残業が発生しないようにするし、
小規模事業所にして週44時間勤務とすることだって出来るし、
従業員と一緒に取締役になることだってするし、
有給休暇や退職金の規定だって、ごにょごにょ(笑)
。
今では表立って出来ないけれど、
新しく起業するようなもので、その想いをぶち込むことができます。
新規事業にだって、
取り組むことが出来ます。
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企業経営は継続の道です。
好況だと気付かないことが、
不況やピンチの時だからこそ、気付けてすぐに対処できます。
古い・あかん体質から脱却するチャンスです。
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新しい価値観を受け入れる
すると新しい価値観を持った、
新しい方が入ってきます。
つまり、
不況ヨシ、と事象をまっすぐ受け止め、
次のステップを踏み出したときに、、、、
新しい価値観が寄ってきます。
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これを活かすことが出来れば、さらにチャンスが広がります。
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逆に、ぐずぐずして、
先送りばかりしていると、
間違いなくチャンスを逃します。
つまりそのチャンスに気づかないばかりか、
伸びるきっかけをドブに捨ててしまっている、というわけです。
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黒い本の一節にこうあります。
毅然(きぜん)と立って行なえば運は開ける。
「運は勇者を寵愛(ちょうあい)す。」(ヴァージル)
ぐずぐずしておれば、その機会(とき)は去って二度とかえってこない。
「機会(チャンス)は前頭だけに毛髪(かみのけ)があり、後頭ははげている。
もしこれに出あったら前髪を捕えよ。一度にがしたら、神様でもこれを捕えることは出来ぬ。」(ラブレー)
目の前にきたあらゆる機会(とき)をとらえて、断乎(だんこ)として善処する人、
一度こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、
これが世に言う成功者である。
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新しい価値観や、
新しい気付きや、
新しいきっかけが舞い降りてきた時、
そこに会社の仕組みをどう変えていくか。。。。
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これこそが社長に求められることであり、
ぐずぐずせずに一歩を踏み出せる方こそが強いのです。
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給与体系を変更
世帯主なのに待遇が低くて、、、
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そうぼやく従業員に、
何も出来ていない社長はいませんか?
中小企業だから、
売上が心配で、
キャッシュフローが・・・
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なんてぐずぐずしていたら、
それこそチャンスどころか、
身近な従業員すら逃がしてしまいます。
いいのでしょうか。
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物価高にあえぎ、
値上がり続ける社会保障費に苦しみ、
手取りが減りつつある社会的弱者は、
小企業だと、ベースアップもなかなか出来ず、
苦しんでいます。
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処遇改善が良くなったり、
売上が上がったり、
営業利益が少しでも改善しているのであれば、チャンス。
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給与体系も少しずつ変え、
加算を増やしたり、
手取りを増やそう大作戦。
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そんな風にチャンスを握っていくわけです。
で、ハローワークを見てもらえれば、、、、
待遇などが変わっているの、ご存じでしょうか。
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問題なのは、膠着していること。
時代に合わせて変わっていく努力を感じてもらえれば、
従業員もその家族も見てくれています。
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応援する人が増えてくるわけですね。
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売上の90%が消えた経営者は
冒頭に書いた、売上の90%が消えた経営者は、
四苦八苦しながら、前に進んでいます。
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一人で抱えていた問題も、
従業員と関わることで、地に足を付けて歩んでいる。
そんな風に感じました。
。
従業員からは、
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そう言われているとのこと。
こんな優秀で、社長のことを愛の鞭で応援してくれる・・・・
従業員がいたら、
泣いてしまいますね。
。
でも泣いている暇はありません。
さらに馬車馬の如く、走り続けるだけです。
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取引先が数社の時はもしかして、
ルームランナーの上を走っていたことでしょう。
外から見たら、屋内の温かい部屋でぬくぬくしてたかもしれません。
それを脱却して、
みずからの道を、
冬の寒空の下を走りだし、
自由にマラソンしはじめた、
そんな言い方が正しいでしょう。
楽しみしかありませんね!
。
そんな状況をAIに作ってもらいました。

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応援しております!
3000ページの書籍の目次を開いただけです。
まだまだ努力が足りませんからね。
しかも、、、3000ページ終わってから、
やっと経営者の初級者を脱却しました。
次に2000ページの書籍が待っていますから。