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県外から有料老人ホームあんしん村に入居したい、その条件は家族・身より・緊急連絡先の方が福井にいる場合。住所地特例はこう解消し、入居につながらなかった例の紹介も。ただし基本ポリシーは○○ No5807

おはようたけのこぼうや

県外から福井の有料老人ホームに入居するには

GWが終わり、なんだか一安心しながらも、
休みが終わって寂しい思いもありながら。

しみじみ思っています。

ときおり問合せがあるのが、

県外から有料老人ホームあんしん村に入居するには
どうしたらいいですか?

という質問。

結論から言うと、

全然OKですが、
住民票の問題、病院間の連携、移動の手段など、課題があります。
福井に家族がいることや緊急時の対応が必須になります。

とお伝えします。

福井に家族・身より・緊急連絡先がいないと入居できない

大前提としてお伝えしておきますが、

福井に家族・身より・緊急連絡先が
いらっしゃらないと入居できません。

以前にも保証人や身よりの問題は、
終活座談会でもお伝えしています。

その中で何よりも、
緊急時が発生したときに、対応できる家族や身より、緊急連絡先の方がいないと、、、、

万が一の対応が出来ません。

なので、県外の高齢者を福井に呼びたい、
という方々は福井に家族がいることや、
身よりがいることが大前提となります。

身よりがいない、福井にぽんと言って入居したい

福井に住んでいるけど、緊急連絡先となる家族がいない

家族は福井市内にいるけど、疎遠だったり、仲が悪くて連絡をとっていない

なんてケースも同様に、
入居が難しくなります。

連携する内容とは

連携する先はいろいろとありますので、
しっかり対応していきます。

要支援・要介護ならば

要支援の方、要介護の方など、介護保険を利用していれば、、、、

・地域包括支援センター
・居宅介護支援

などケアマネージャ等としっかり、連携します。
情報を取り寄せて、収集します。
フェイスシート1枚でもありがたいです。

入院中ならば

入院中であれば、病院に連絡し、
ADLやIADL、既往歴やリハビリの状況(FIM)といった詳細を取り寄せます。

既往歴や科の内容、
退院後の連携先をどうするか、

例:協力医療機関のどちらにするか等

を内部で検討します。

主治医がいれば

介護保険を申請していれば、主治医がいらっしゃいます。

なので、紹介状を作成頂いたり、
おくすり手帳を頂くのはもちろんのこと、

家族にこれまで重症化・手術・入院した既往歴がないか、
などを確認します。

直接会えない

本来なら、直接お会いして、
話しを聞いたり、歩く様子を動画で撮ったり、
するのですが、県外だと直接会えないので、、、、

家族が訪問したときや、
連携室の方と相談し、
オンラインなどで対応したり、動画を撮ってきてもらったりします。

入居時の移動

移動にあたっては長時間が覚悟されます。
家族の車に乗せられて来れば、、、、大丈夫なのですが、

車いすの場合、
ストレッチャーの場合、
医療的に処置が必要な場合、

など、介護タクシーや、
別途有料で訪問看護師を依頼することがあります。

重症な方、介護度が重い方は、、、、残念ながら
移動自体がストレスになるので、諦めることも多いです。

体験入居の課題

実は先日、県外からの入居相談を頂いたのですが、
過去に体験入居をしています。

ちょうどコロナの真っ最中で、
いろいろとありましたが、、、今はそんな時期ではありません。

体験入居を行えるのであれば、
出来る限り調整します。
旅行気分で福井に来てもらいます♪

住所地特例を解消するために、住民票は、、

県外や福井市外から直接、介護施設や有料老人ホームに入居すると、
住所地特例の問題が発生します。

住所地特例とは、ケアマネ試験で必ず1問は出される、
「忘れてはならない」対応のことです。

住所地は県外にあるのに、
福井市に住民票がある、、、そんな特例の扱いでして、
直接入居して住民票をあんしん村に移すと、、

すると、

・介護保険の申請
・認定調査の代行

といった手続き関係が県外になってしまいます。

なので、福井に家族がいることを前提としてお伝えすれば、
家族のところに住民票を一旦移してもらいます。

これまで、、、

・坂井市・あわら市(坂井地区広域連合)
・永平寺町・鯖江市・越前市
・勝山市・大野市

といった福井市外でも対応しておりますので、
嶺北なら大丈夫です。

その後、折を見て、
必要性があれば、
あんしん村に住民票を移動します。

これまでにNGになったケース

これまでにNGになったケースも多々あります。

例えば、、、

  • 胃ろうや管があるなど、移動が困難なケース
  • 福井に身よりがいない、遠い親戚がいるなど、保証人がいないケース
  • 生活保護などの付加的手続きが発生するケース
  • 既往歴がややこしいケース(透析や難病)
  • ぽんと来て「今から体験入居したい」という方
  • 精神疾患で不安定な方
  • 上記が複合的に発生する方

そして県外の方からも一方的に相談がある場合もありますが、

医療ミスがあった、
病院のせいで寝たきりになった、
60才だけど受け入れ先を探している

といった問合せもある場合も。

もう話しを聞くだけになるケースもあり、
ほんとごめんなさい、ってところです。

しかしながら基本ポリシーとしては、

まずは相談に応じます!

とお一人ずつ、
話しは聞いており、
真摯に居室の空き状況など、

対応はしますので、
ご安心くださいね。

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ABOUT US
HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)