おはようチンゲンサイ
福井アリーナ構想に興味が持たれます
昨日の記事をアップしたところ、
コメントを頂いたり、
シェア頂いたり、
と興味関心が高い、ということがよくわかりました。
。
全国では反対派の動きがあるなど、活発ですね。
福井はおとなしいのか、そんな動きはありません。。。
。
アリーナ構想の事業計画を改めてみると。。。
改めてアリーナ構想の事業計画を見ると、、、
結構雑だな、というのがよくわかります。
。
を改めてみてみると、
まとめると、
・いい一面しか書いていない
・運営管理費や費用・維持費が書かれていない
・他の施設への影響なども書かれていない
・人口減少や利用者数減など、人口動向を踏まえて書かれていない
。
とあります。
経費などについては、合同会社福井アリーナプロジェクト様のホームページに、、、
掲載されているので、詳細がありました。
総工費・収支計画が書かれていました。

また、経済波及効果についても、
書かれていますが、あくまで経済効果であり、
福井市全体としてこれくらい税収が増えるとか、詳細は分かりません。

。
変わる出資割合
アリーナ構想の出資については、
当初から大きく異なってきています。
年 | 出資比率 |
2022年・75億円 | 民間資本100% ・銀行融資 55億円 ・企業支出 15億円 ・寄付 5億円 |
2022年・105億円 | 民間関連 55億円 ・銀行融資、出資、寄付など 行政関連 50億円 ・国・福井県・福井市・補助金 |
2025年・160億円 | 民間関連 55億円 ・銀行融資、出資、寄付など 行政関連 50億円 ・国・福井県・福井市・補助金 + ・県の仲介による無利子35億円 ・国からの交付金 10億円 ・なんとか切り詰める 10億円(八木会頭) |
という流れで来ています。
。
もう2回も変更してきているのですから、
今後も何かまだ起こりそうです。
。
民間会社の事業計画だと
行政だと絶対倒産しない前提ですから、
事業計画なども厳密なものが求められていないようです。
これが民間であれば、
補助金の申請や事業計画、キャッシュフロー、
人件費やその他経費の内訳、減価償却費など細かくもとめられ、
まず銀行の理解が得られません。
。
今回のアリーナ構想については、
もしこれがベースだったとしても、
雑すぎてこれが事業計画になるわけはありません。

実際の融資の時には細かく提出する必要があるのでしょう。
。
その中でも、公共の場合との事業計画の違いは、
(1) 固定資産税が発生しない
固定資産税は福井市に設備がある事業主が、福井市に支払うもの。
事業主体が福井市であれば不要なのですが、、、
所有者が福井市であれば発生しません。
(2) 法人税・消費税も発生しない
また、法人税も発生しませんし、消費税はどうなんでしょうか。
地方分は発生しないのでしょうか。
。
リース方法がややこしい
合同会社福井アリーナの資料を見ていると、、、
運営方法の体制も組まれています。

福井市がアリーナ自体を所有した上で、、、
。
アリーナ整備会社(SPC)とは
資金調達などを行います。
パープレで調べたところ、
**アリーナ整備会社(SPC:Special Purpose Company、特定目的会社)**とは、福井アリーナの建設・整備のために設立された、特定のプロジェクト専用の法人です。
このSPCは、主に以下の役割と特徴を持っています。
主な役割と特徴
プロジェクト専用の法人
アリーナの設計・建設・資金調達など、整備に関する業務を担うためだけに設立される会社です
民間主体+行政支援
民間企業(例:オールコネクトや福井商工会議所など)が中心となって出資・設立し、行政(福井県・福井市)は土地の無償貸付や補助金などで支援します
資金調達の窓口
銀行融資、企業出資、寄付、ふるさと納税、行政補助金など、さまざまな資金を一元的に受け入れ、アリーナ整備費(例:105億円)をまかないます
リスク分散と責任明確化
プロジェクトごとに設立されるため、万一の場合のリスクが親会社や出資者全体に波及しにくく、経営責任も明確になります
。
まちづくり福井について

まちづくり福井については、
改めて書く必要はないかもしれませんが、、、一応掲載しておきます。
。
そうして民間企業にアリーナの運営を委託していく、、、
というわけなんですね。
。
計画のさらなる変更の可能性は?
建築は当初、2027年と言われていましたが、
2028年秋にもつれ込む予定です。
。
周囲でも駐車場の舗装や、
各種修繕などの見積もりを取得したところ、
2025年秋にはさらに値上がりしていく予想が出ています。
ということは、
2028年秋には、、、、、残念ながら今の想定以上の価格改定があると
思っていた方がいいでしょうね。
。
つまづいたら再考のチャンスです。
私も事業計画を銀行に提出したり、
いろんな計画を立てて他の方と折衝したり、
していますが、、、、
。
つまづいたり、
大きな指摘事項をもらったり、
見積などの前提事項が変わったり、
環境や担当などが変わったりした場合、
大きなチャンスだとみています。
。
それは今の計画では、
つまづいてしまうことになるのですが、、、
それは足元を見直す絶好のチャンスになるからです。
。
改めて計画やアリーナの意義を考え直して、
新たな協力者を探したり、
新たなアイデアや考えを取り込んだり、
さらにたくさんの方々を巻き込んだりなど、
するタイミングです。
。
今後人口減少に合わせた計画の練り直しも、
必要でしょうね。
そんなチャンスになれば幸いです。
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