おはようアクビぼうや
kintoneでアプリ間でデータを渡すには
kintoneをゴリゴリ作っていると、
もっと楽したい
もっと簡単に使いたい
もっと手数を減らしたい
そう思うことが多々あります。
。
先日作っていたのは、
アクション機能を使わずに、アプリ間でデータを渡す方法はないか。
でした。
。
kintoneのアクション機能とは
アクションとは、アプリに登録済みのデータを、指定したアプリにワンクリックで
転記できる機能です。
と、、、
kintoneマニュアルにあるように、、、

詳細画面を開いた状態で、
上にボタンを置いておき、クリックすることで、、、
他のアプリや、
なんと自分のアプリにまで!
フィールドのデータを渡すことが出来ます。
。
アクション機能の便利な使い方
有料老人ホームあんしん村では多用しており、、、、
アクション機能の利用例
・電話メモから、支援経過にコピーする
・支援経過から、担当者会議にコピーする
・電話メモから問合せ、問合せから利用者台帳へ
・訪問介護・デイ記録から、支援経過にコピーする
・施設記録から、支援経過にコピーする
・ケアプランをコピーする
など、いろいろなところに利用してあり、
「レコードの再利用機能」
よりもボタンが見やすいため、
かなり多用しています。
助かっています。
。
メリットは
・使いやすい
・ボタンが見やすい
・自アプリにも使える
と非常に使いやすいものです。
。
その反面、デメリットもありまして、、、
・フィールドの型が絶対同じでないといけない
・ユーザー・テーブル・添付ファイルはコピーできない
・詳細画面を開かないとできない
とありまして、
そんなもんだと思えばいいのですが、、、、
。
使っていくと、
詳細画面を使わずに、フィールドの値をコピーしたい
などのように、、、邪推な気持ちがわいて出てくるもの
。
これをURLパラメータで行えたら便利では?
と思ったわけです。
。
kintoneアプリ同士でURLパラメータで値を渡すには
そう思ったときに、
詳細画面で値を設定しておいて、、、
一覧画面のリンクをクリックして、値を渡すと1クリック削減できる
targetを _newにしておけば、立て続けに入力できる
と楽ちん仕様としたら、、、
もっと楽に使いやすくなることでしょうね。
。
コピー元アプリはこのように設定しており、、、、
・業務分類(ルックアップ文字列)
・内容(文字列1行)
・作業時間(数値)
などを設定し、保存すると、
リンクURLが自動的に保存されます。

。
すると一覧でクリックするだけで、、、
コピー先アプリで新しいレコードが作成され、
・業務分類(ルックアップ文字列)
・内容(文字列1行)
・作業時間(数値)
を渡すことが出来ました。

ユーザー名などは、初期値を設定するので、
値を渡さなくてもよいのでした。
。
これはまさに、前述のアクション機能のデメリット
・フィールドの型が絶対同じでないといけない →同じでなくてよい、例:文字列1列→複数行等
・ユーザー・テーブル・添付ファイルはコピーできない →JavaScriptを駆使すればできる、添付ファイルはプラグインか
・詳細画面を開かないとできない →一覧画面をクリックで出来る
としており、
さらにユーザー情報をセットしておくことで、
「自分用の設定」を常に表示
することが出来るという、
すっきりした内容になった、というわけです。
。
セキュリティ上の懸念もある
これは一旦、楽で簡単に見えますが、、、
セキュリティ上の懸念もあります。
悪意をもって行えば、、、
新しいレコードが追加出来てしまう?
。
と思うかもしれませんが、、、、
そもそも、kintoneにログインしていないと使えない
APIキーを使わず、POSTで行っている簡単な機構。
個人情報を渡すときに、エンコードじゃなく暗号化が必要か?
なんてことも考えますが、、、
。
個人情報については、
そもそもが https を使っているので、一応安全にはなっています。
しかしながら、
スキミングしてしまえば、調べることもできます。
。
ではどのように実装しているのでしょうか。
続く。
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