おはようブラックサンタ
業務改善するには
先日の高知県出張にて、
こんな記事を書いており・・・・
。
業務改善するには、
と業務フロー図を書けばよい、
という話をしました。
その前身には、厚生労働省が全公開している、、、
業務改善に向けた資料を参考にするとよいです。
。

。
しかしながら、、、
ある程度大きい規模だったり、
人員がいるのであれば、
委員会にメンバーを割り振ったり、
若い人がいたり、
と出来ますが、
10人以下の事業所ではなかなかできません。
。
しかも、
・因果関係図の作成
・業務時間調査

を行う例が書いてあり、
なかなかこの通りに行くのは難しいものです。
。
介護施設の場合であれば、
・生産性向上加算1
・生産性向上加算2
の中で、生産性向上加算委員会の設立と運用、
というのが必要になってくるので、いれればいいでしょう。
しかしながら小規模事業所はそれが出来ません。
。
どうしたらいいでしょうか。
結論から言うと、
困っていて、何か手を打ちたい、何かしたいなら、すぐ始めるべきですし、
困っていなければ、何もしない方がいい。
です。
。
全体計画を立てよう
なんて言って、切り捨ててしまうのもダメなので、、、

この資料の通りに進めるとしたら・・・
1,改善活動の準備をしよう
・全体的な計画を立てる、例:年単位・半年単位、
・プチ委員会を立ち上げて、メンバーをアサインする
・委員会の開催頻度を決める、最低1か月・2か月単位
まずはこれです。
小規模事業所であれば、全体会議の時に、
通常規模の介護施設であれば、個別で、だけど大変なば全体会議の前後など。
集まる時間帯を上手に活用するといいです。
メンバーと会議の頻度さえ決めてしまえば、
推進力が付きます。
。
2,現場の課題を見える化しよう
集まるときにすでに議題を与え、
課題を考えてきてもらいます。
一人最低2個、なんとか解消したい課題など、
持参してもらいます。
先にこのシートを渡してもいいかもしれません。

こうやって見える化していくのです。
。
また話していくことで、新たな課題が出てきたり、
なかなか出来なさそうな課題が出てきたり、
「もっと人がいれば・・・」なんて抽象的な課題が出てきたり、
しますが、抽象的だとなかなか解決に至りませんので、
会議録にメモしておくだけにします。
。
ここでの注意点は
・出てきた意見を否定しない
・課題が抽象的だからと意見を却下しない(議事録に入れる)
・出来る限り多く意見を出す
・解決策に踏み込まない、踏み込んでも入り口程度
。
3,実行計画を立てよう
実行計画は具体的に立てます。
・次回委員会までに何をするか
・業務フローは何種類作るか
・時間測定もするのか(タイムスタディ)
・まずは小さくても取り組むことを決めるとか
・小さくてすぐ出来ることは取り組んで、次回までにその結果を検証するとか
成果が見えやすい、
小さい課題から取り組むのがよいですね。
ようは見切り発車をしちゃうわけです。
。
ここでの注意点は・・・
・少しでも動くことを決める
・発言するだけ、評論するだけの人がいたら、実行してもらう
。
4,改善活動に取り組もう & 5,改善活動を振り返ろう
そのうえで改善活動に取り組むべきであり、
やっとこの時点でまともなDOが出来る、というわけです。
・業務フローにメスを入れて、何かするとか
・タブレットを活用するなど、機器を導入してみるとか
・業務を集約・縮小するなりして、まとめるとか
でその結果は、改善活動がどれくらい変わったか・・・
を考えておいて、
業務フローのコストのところに修正箇所を入れます。

。
でまた、委員会会議に戻り報告する・・・
を繰り返していくわけです。
。
続く
関連記事一覧
(公開すると表示されます)
コメントを残す