おはようバイキンおばけ花(バイキンおばけばな)
ケアプラン有料化の議論が進んでいます
ケアプラン有料化の議論が進んでいます。
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有料化の話はかなり前から出ていて、
なかなか前に進んでいませんでした。
それはもちろん当たり前です。
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1割負担が2割になるなら、
所得が高いから・・・なんて多少諦めもつくと思いますが、
一律無料から有料へ
となるもんですから、
うそやん!って話になってしまいます。
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大クレーム勃発します。。。
だから現場は猛反対、また、これまで現金を扱わなくてよかった、、、、
ケアマネ事務所としても、事務員さんの配置などを求められ、
本業以外で余計なことを考える必要が・・・出てきました汗。
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住宅型有料老人ホームがターゲットに
その手始めとしてやり玉にあがったのが、
住宅型有料老人ホームです。
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介護付有料老人ホーム、
すなわち、特定施設入居者生活介護を指定として取得している有料老人ホームでは、
ケアプラン費用は、特定施設入居者生活介護の費用に含まれている、
だからそれと並ぶように
住宅型にも取り組んでもらうのだ
とのことだが、、、
乱暴すぎます汗
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特定施設入居者生活介護を利用する場合、
ケアプラン作成費用は介護保険の利用料の中に含まれています。
しかしながら、有料か無料かというと、無料のようなものです。
その話と1割負担の話は別です。
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先日のCareTex金沢2025で、小濱さんは色々と教えてくれました。
一番の問題なのは
大きく反対する人がいないから
理事やその関係団体などで大きく反対する人はおらず、
在宅型からすると、
・同じ建物にいるんだから(同一建物減算済み)
・保険外費用も徴収しているんだろうから
・楽してモニタリングしているんだろうから(推測)
という理由なのかもしれません。
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嫌だったら、特定施設を取得して、
介護付有料老人ホームに移行していけばよい
そんな軽率な意見も流れてくるようですが、
ここについては一言申し上げます。
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なぜ住宅型有料老人ホームが広がったのか
これまでの歴史を振り返ってみると、
なぜここまで住宅型有料老人ホームが広がってきたのか、
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ホスピス住宅と言われる、
訪問系でがっつり囲い込んで事業を行う、住宅型有料老人ホーム
訪問介護を併設し、
要介護1以上を対象とし、がっつり訪問介護を囲い込む、住宅型有料老人ホーム
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これが台頭してきた理由は、
そもそも行政のスピード感と民間のスピード感が違うからです。
・市町村が特定施設入居者生活介護を認めない、指定の数が追い付かない
・配置が義務付けられている看護師の採用難
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これにより、民間が住宅型有料老人ホームでちゃんと利益が上げられる、
と踏んで進んでいるためであり、
それをまた、
特定施設入居者生活介護を認めて進めていけば
という国の方針は間違っており、
数の計画を握っている市町村はそれに従う必要がありませんから、
結局、戯言で終わってしまいます。
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公平中立ではない
ケアマネージャの仕事には公平中立が求められています。
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それがゆえ、
自社のデイサービスや、
自施設のデイサービスについて、
あえて選ばない時もあるだけでなく、、
80%を超えて抱え込むことを禁止されています(超えると減算になります)。
というところです。
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であれば、介護保険法だって、
各種指定などだって、公平中立が求められ、
おおまかに訪問系であれば、
施設系であれば、
公平的な、とんがらない程度での法律や指定が求められるのに、、、
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訪問介護だけ報酬額が下げられたり、
住宅型有料老人ホームのケアプラン利用料だけが1割負担になったり、
なんだか不思議なことばかりが続いています。
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包括的に見ているよりも、
場当たり的に、
対処療法的に、
しか見れていないように思えます。
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ケアプラン有料化は先を見据えてなのでしょうが、、、
取りやすいところから取る、
そんな目先のことしか見えていない施策に思えてしょうがありません。











































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