3:45に目覚ましがなる(笑)、ハヤシです。
おはようございます!
今日から営業開始!という会社様は多いのではないでしょうか。
1~3まで普通に働いている林的にはすでに動いておりギアトップ(笑)。
今日からカフェあんのんも営業再開です。
お休み頂き、ありがとうございました。
毎年、12月30日は餅つきでした、今年も臼取りを。
はい、GoogleCalendarにも毎年の行事として登録している、
12月30日は毎年、父の壮年会で餅つきをしています。
今年は日曜日、ということもあり、
大変盛り上がりました。
8:30に行くとすでにセッティングがしてあります。。。。。
臼と杵、すでに蒸しています。
もろびた、木製のは珍しいのかもしれません。
自前のものもあります。
バケツ一つが餅一つ、
もち米を研いで水に浸す、
だいたい前日の昼・夕から漬けてあります。
キッチン担当は女性が多いですが、
バケツからあげたもち米を、
蒸篭(せいろ)にセッティングするのはこの方と決まっています。
冷たい水と格闘しながら、笑顔でがんばってくれています。
餅が蒸しあがると、この助っ人が頼りです(笑)
一度機械でこねくります。
そしていよいよつきます。
ちゃんと臼取りしていましたよ!
そして出来上がると丸くしたり、
平らにしたり、
みなでこねくり回して、もろびたに入れて完了です。
そして途中には会のお餅もあり、
その場で全員で食べてしまいます。
おろし、安倍川、小豆、、、、
速攻でなくなりました(笑)。
餅がつきあがる、というのは、
・入念な準備(もち米を研ぐ、物品を用意する)
・当日の人の配置
・行程の確保(蒸す準備、蒸す、つく、こねる)
・仕上がり
・各行程での用具の洗浄・準備
など、相当な手数と人間と手間がかかっています。
今年はその準備から色々と聞いて、
ノウハウを聞いて回りました。
いいお餅が出来上がるには、
前述の準備や手間がかかっているからこそですよね。
そこに、その場にいた、
その日に始めてきた人であっても、
「美味しいお餅を作りたい」
という共通の目標があったからこそ、
全体で楽しくできたことでしょう。
これぞまさしく、暗黙の
チームビルディングですね!!!
しかし現実は悲しく厳しい
しかし今のやり方では、
マンパワーに頼りすぎている、
仕事の内容が見えない、
特定の人に仕事が固定化している、
そんな様子がよく見て取れてしまっています。
20年間同じ蒸し器にセットしている人、
囲炉裏の前から動かない若手青年部会長、
せいろの前で適宜指示を出す人、
蒸しあがりからつき終るまでかなり動く人、
丸餅を作るために機械をこねるだけの人、
普段いろいろと動いてくれて丸餅こねるときに集まる女性達、
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しかし、現実は悲しく
臼取りの方が亡くなってしまったり、
いつももつ煮込みを作って下さる方が入院されていたり、
銀杏あぶる役割のおじいちゃんが亡くなったりと、
若手の臼取りが30日休みでないと来れないなど、
いつでも同じバランスで居続けられるとは限りません。
それがあってもいいように、
事業(餅つき)が継続できるように、
経営者ならばその場作りを目指す必要がありますよね。
そのためのキーワードは「見える化」です。
この餅つき集団のすごいところは、
マンパワーで情報すら共有します。
今ついている餅は誰の餅か?
これを常に共有することで、
仕上がりの丸餅作りの準備ができるなど、
いろいろと見えてきます。
常に、
「誰の餅を作っているか」が見てわかるようにする、
ディスプレイ表示する(笑)。
また、餅を蒸す時間もまちまちで、
ねばつく餅、キレイにつける餅、
熱くて臼取り泣かせの餅などいろいろとありますが、
これは、
・もち米が新米か古米か
・水に漬け込んでいる時間
・蒸す時間
・蒸し器の中に入れる水のタイミング
に加えて、
・餅をつく人のうまさ
・臼取りが使う手水の多さ
によって、微妙に出来が変わってくることも分かりました。
ここは人を固定にして、
タイマーや誰の餅かをきっちり書くなりして、
ノウハウを貯めていく、
これだけで美味しいお餅ができる確率が80%くらいになるはずです!
そう思うよね? >巽さん
ことで、餅つきのノウハウがたまり、
人が減ったり、新しい人が来ても、
このマニュアルのとおりにしてくれればいい、
そういう組織になることでしょうね。
「美味しいお餅を提供したい」
これは、介護の現場でも
「いい介護を提供したい、お客様に満足して頂きたい」
そう思っていることも事実です。
では、経営者として、組織づくりとして、
餅つきひとつでも、
こういった見える化や業務改善のヒントが得られるわけですから、
何事も学びですよね。
何よりも参加していて楽しい!
これが一番ですよね。
いやー、おもしろい。
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