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今年も農家組合の総会がございました、はてさてどうするか。
今年も農家組合の総会がありました。
過去のブログでも、
「農家組合を脱退します!」
なんて言い放ったこともありますし、
そんな風にいえるタイミングももう、総会しかございません。
10年前の農家組合はこんなだった。
大変にぎわいがありました。
春の人足も20人近く集まり、
長い長い距離ではありますが、農水路の清掃を行い、
蕎麦屋でご飯食べて酒飲んで解散!
夏には役員だけですが、上層の管理組合と集合して
ジョイフルで飲んで解散!
12月には暮れ盛があり、
飲んで解散!
なんだよ飲んでるだけかよ(笑)、
とお思いかもしれませんが、
やはり交流が出来る、機会があるのは今思うとありがたかったですよね。
最近の農家組合が抱える諸問題とは。
問題1、国の減反政策が廃止になる
これで補助金などが出なくなり、
農家のモチベーションも一気に下がりました。
3割減産する、というのが農家にとってプレッシャーであり、
また一つの職人魂にもつながり、
あれやこれやと考える機会でもありました。
しかし、糸の切れた凧のように、、、、ふわふわと。
問題2、後継者不足、人手不足
これも一番大きいでしょう。
農家組合長や班長は稲作をしている方、
調整田をされている方、
で30名近くいらっしゃいましたが、
現在は10名にも満たない。
以前は、4班にそれぞれ班長がいるくらいだったそうですが、
今では2班になり、班長も不在になり、
農家組合長と副組合長、相役だけでいい、
すると、
・春の人足でも人手が足りなくなる
・高齢化になり若手も出てこない家がある
・役員になる人が出てこない
・他の役(総代や米の引き取りなど)にも成り手がいない
・寂しい
だからさらに若手が出てこない、
もうこれはデフレスパイラルです。
問題3、懇親会や暮れ盛などのイベント減少
人が少なくなってきたから当然ですが、
・イベントや食事の手配などが大変だ。
・役員の負担を減らそう
そういった取組みの中で、交流の場が激減しました。
農家組合員がちゃんと集まる機会というのは、
総会のみになり、以前は2時間かかっていたものの、
今はさらりと30~40分程度。
しかも参加者はまばら。。。。。
1年に1回の重要な総会ですら、
稲作をしている方、主となる方でも半分近くしか参加せず、
・人足の人手が足りない
・役員の成り手がいない
・問題だけ話をしてそのまま
ということをここ何年も繰り返しています。
はやしは幸いながら稲作が終わりました。
大規模な土地開発が行われたためです。
でもそれは、農家の方々が「稲作は負担だ」「この先が不安だ」といい続けたからこそ、
有志が立ち上がり大規模な土地開発になったのです。
吠えていた林も、少し変わったかしら?
単に会議に参加するだけで、発言などもほとんどしませんでした。
以前は「変わろうぜ」「いつまで古いこと続けているのか」など、
問題提起になればと思い、発言したこともあります。
それで「農家組合だって退会する!」なんて話したりしていましたが、
言うことは簡単です。
ようは八つ当たりしているだけですもんね。
だから、
果たしてそれでいいのかな?
と考えるようになりました。
こんな先行きがない団体だって、
生き残っている価値がある。
なにか奮起する、再興する、
一手を考えられないか?
お世話になったので恩返しできないか?
と考え、ずっとモヤモヤしています。
失ったにぎわいを取り戻すには、
かなりの労力が必要です。
ほんとにそこまでする必要があるのかな、
と考えも迷走します。
にぎわいを取り戻す、農家組合の再興案
何ができるでしょうか。
どんど焼きには実は、農家組合員の作った稲が使われています。
また、子供たちが各家庭を回り、
稲を集めるという伝統的な無形文化的な活動も残っています。
でもこれだけでは生き残りが図れません。
だから考えました。
アイデアその1、困難や知恵をオープンに、相続について考える場とする。
年配の方は農業やりたい、
と安定志向です、ゆえに市街化調整区域に田を購入した方だっています。
しかし、いまや市街化調整区域の土地を購入するなんざ、
・農地転用できない
・活用できない
のが原則であり、今後を考えると農業を続けることしか選択肢がないという
恐ろしい縛りとなります。
壮年会でもその後継者や息子さんたちと飲みながら話していますが、
若手の意見は「農業やりたくない」「不安だ」
そんな声ばかりです。
だからこその、
・これからを見据えた相続対策や
・農業を横においた将来を考える機会づくり
・知恵や困難を共有する
場に出来れば、農家組合の価値が広がる、というものです。
・今、土地を買うことのリスクを共有する
・実際に相続した事例をもとに自分の対策を考える
・そして土地活用の方法を皆で考える
という意味では、林だってフルにお手伝いができることでしょう。
30代で2回の相続体験記を福井から発信!! 使命は「相続・介護で困る人を作らない!」、その15田畑の現況を調べ、評価をする
で書いた、20年の農業継続による相続税猶予のこと、
実は最新で法律が変わり、自分で農業しなくてもいいとのこと。
ほほぅ。
アイデアその2、人が集まるコミュニティづくりを
やっぱり人が集まる場を作ろう、
ということで、何かできないかと思っていたら、、、、、
ありました。できること。
それは、
餅つき!
昔はすべての農家で各自で行われていた餅つき、
道具は残っているが、北四ツ居の農家で行っているところは、
ほぼ0
北四ツ居でやりたい、
農家組合だからこそできる、
道具もある(笑)。
ならば、餅つきしかないのではないか。
そして林は今年、壮年会の会計!
自分を客観的に見ると、、、
吠えて近寄らない林、
それはただの野犬(笑)。
だけど、こちらから農家組合に寄り添い、
かわいく再起を提案する、
という意味では、家庭犬(笑)。
(こんなに可愛いかどうかは各自の想像におまかせしますw)
寄り添う意味では、
まずは人足からお手伝いをして、
距離を近づけていくしかないのかな、
そう思います。
吠えるだけなら誰でもできる、
それは弱犬の遠吠えみたいに思われるかもしれません。
そんな簡単な道ではなく、
地域に生き続ける道を選ぶ、
それも自分の使命の一つなのかな、
そう感じています。
素人様、さっそくのコメント返しありがとうございます。
はやしは地元に根付き、商売をしているからこそ、そういう思いなんでしょうが、
きっと特殊なんだと思います。
素人様のように、「関わりたくない」と思っている方が当たり前なんでしょうね。
地元の農家組合でも参加しない方たくさんいますから。
それに会合に参加したから役が回ってきたり、普段参加していないのに役を押し付けたりと、
不公平感満載なのはこちらも同じです。
人を変えよう、気に入らないから脱退する、という短絡的な性格だった林でした。
が、何かを変えようと思うなら自ら変わらないと、何も変わらないことに気付いています。
素人様に押し付けるわけではありませんが、
出来ることから協力していけばいいのではないでしょうか。
また コミュニティの大事な部分を理解し
作業協力は惜しまない という人も役職になり、人をまとめるのは無理という方も大勢いませんかね? PTAには加入したいがPTAの役職は無理 みたいな感じで
ご意見いただけると有り難いです
私 農家の養子ですが、現在 農作は全て
業者にお願いしており、全く農業とは
無関係な生活です。
現在 なごりで農家組合に加入してますが
このまま 継続する意味はあるのでしょうか?
素人様、コメントありがとうございます。
「農家組合 脱退」で検索して来られたのですね、、、
私も田んぼ作業はなくなり、細目書も形式上になっており、
組合に入っている意味がなくなりました。
良く異議を唱えており、会合でもほぼ発言しません。
相役に相談しますが、脱退しないように勧告受けています。
まったく会合に来られない方もいます。
脱退はいつでもできるわりに、体裁などもあり苦しいです。
だからこそ、脱退せずに活性化できるコミュニティを目指しています。
継続して出来ること、前向きに活かせること、ないでしょうか?
継続する意味を作っていきませんか?
お返事 ありがとうございます。
町の活性化の役割は理解できますが
言い訳を言わせてもらえば ・農業生産に関わってない ・持ち回りの役職(農家組合長など)の負担 ・全く作業や会合に出ない方々もおり不公平感ありあり
で悩んでます。 コミュニティの重要性はなんとなく理解してるのですが、町(家)はみんなで楽しむ場所から、寝に帰る場所に皆さま なってませんかね?