体温は36.7度まで下がりました、ハヤシです。
おはよう様です!
昨晩はご心配くださり、感謝です!
今日は午後からごにょごにょへ参ります(笑)。
今日も笑顔で参ります!
2月16日(土)職場の教養、「キレる中高年」より
有料老人ホームあんしん村では週2回、
カフェあんのんでは毎日、
職場の教養を使った朝礼を行っています。
#ちなみに「しょくきょう」と変換すると「職場の教養」が出るよう、漢字登録もしています(笑)。
「中高年の客がキレやすく、対応に困る」
という問題が増えてきています、という内容です。
・商品がどこにあるかわからない
・並ぶことがいやだ
・店員に指摘されると怒る
・温厚な人ほどキレると感じる
・自分の思うとおりいかないとキレる
などなど、まさに、
スカッとジャパンのこの方が演じていることでしょうか(笑)。
宍戸さんはまだかわいい、おとなしいほうで、
一度声を上げたら引かない、店内が騒然となる、
などのケースもあることでしょうね。
(宍戸さんがいやな人ではございませんからねw)
原因の一端は「コミュニケーション能力の低下」
老人と社会のつながりについての著書を持つ作家の藤原智美氏の、
コメントが掲載されておりました。
まんま掲載するといろいろとアレがアレなので(笑)、
「年を重ねると、コミュニケーション能力が低下し、
イライラしてちょっとしたことで爆発する」
と指摘されています。
これを朝礼や個別で読まれた方、どう思いました?
特に、医療・介護関係の方や、高齢者福祉に携わる方々、
どう思いますか?
何かいいたいこと、あるんじゃないですか?
果たして、コミュニケーション能力の低下だけでしょうか。
同能力の低下はなぜ起きたのでしょうか?
そこを考えた方がいいですよね。
認知症や認知症の薬により発症するケースもある
認知症になったことにより、
「判断力が低下する」
たとえば、
・お金を払うことを忘れる、
・店内で並んでいるものが自分のものだと思ってしまう
・話がかみあわない、理解できない
「被害妄想が起きる」
たとえば、
・しまっただけなのに、財布を盗られたと平気で言う
・もともとないものをあった、盗られたと言う
「覚えていられない」
たとえば、
・何度も同じお店に行ってしまう
・何度も何度も同じ話をする
などもあります。
また、認知症と診断されると、
アリセプト、ジェネリックならドネペジルという薬が処方されるのですが、
これで性格が変わる方がいます。
ドネペジルの副作用
易怒(いど)性(怒りっぽくなる)・攻撃性・暴言・興奮などの症状
服用して2週間は少量から始めますが、この2週間に急な性格の変化が起こる方がいます。
リバスチグミンパッチ(商品名:イクセロンパッチ、リバスタッチパッチ)の副作用
嘔吐、食欲低下、下痢、便失禁、イレウス、食道裂孔ヘルニア、逆流性誤飲性肺炎が出現、うち逆流性誤飲性肺炎
メマリーの副作用
活気がなくなるなど抑制性の副作用とともに、攻撃性、異常興奮といった副作用
というように副作用があります。
ゆえに、アリセプト(ドネペジル)を服用することで、
・攻撃的な性格になる
・急におとなしくなる
・性格ががらりと変わる
ということが起こりえるわけです。
いつ頃からキレるようになった?
キレるようになったのはいつ頃からでしょうか。
(1)1・2年かけてじわっと来ているなら、認知症の疑い。
(2)ここ2週間で急に変わったのなら、認知症の薬の副作用の可能性、
といったように、すみわけをすることもできます。
こういった知識を大人でも知ってもらえれば、
ありがたいです。
藤原氏のコメントを聞いて、じゃあどうする?
前述の藤原氏のコメントを聞いて、
「どうしたらいいかわからない」
「そうなんだー」
で終わってしまうでしょうが、
せめて医療・介護の関係者は、
「認知症の可能性があるから、人のかかわりを増やしてほしい」とか、
「認知症の薬を飲み始めたのであれば、その症状を医師に伝えて、やめるか・違う薬にしてもらうか」とか、
提案ができれば、
協力や支援ができますよね。
という話を、朝礼でもしました。
認知症について少しでもご理解頂けると幸いです。
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