麦のひかりが売り切れでがっくり、はやしです。
おはようございます!
今日はえっと、土曜日?一週間が早いですねぇ。
今日も笑顔で参ります!!!
お風呂行ったら、時計が盗られた!(2)
毎日何かしらいろいろとあるんですが、
平和な有料老人ホームあんしん村です。
そんな日常に、戦慄が走ります。
とある入居者さんから、
「お風呂行ったら、時計盗られた!」
と苦情のような、大きな声。
利用者さんが米松交番に連絡され、
結構、大事件になってきている。
さてその先はどうなるのでしょうか。
本人・家族からの言い分
本人:時計はあった、盗られた、
家族:本人の言うとおり時計はあった、無くなったものはしょうがない
ご家族としてはご本人の言葉を信じておられます。
施設からの言い分
・見たことない、時計していたのか?
・持ち込んでいるなら教えてほしい
・写真撮っておけばよかった。
・探しても見つからない、困った。
そんな意見が出ています。
そんな真っ二つ(笑)。
そんな中どうするでしょうか。
結論は、時計を買いに行く
でした。
ご家族とも十分相談して、予算を用意してもらい、
時計を買いに行こう!
ということになりました。
ということで、行ってきました
予算を聞いて、
宝石店・時計店ではその予算に収めることは難しいだろう、
と思いまして、
ロフトへ♪
時計コーナーに来ました。
ご本人は少し目が悪いので、
さほど大きくないもの、
文字盤がしっかり見えるもの、
数字で読みやすいもの、
で、予算内に収まるもの、
をお店の方に選んで頂きます。
いい時計が見つかったようです。
じっくりと選び見つけること30分、
ようやく希望のものが見つかりました。
難点は、ソーラー発電、、、、、
時折充電する必要がありますが、そのためには、
・腕から外す
・机の上においておく
が必要であり、いつまた盗られたとならないか不安です。
そして帰りにシアトルズベストコーヒー
でお茶してきました♪
何よりも楽しい社長とのデート。
受診の後だったので、少し疲れた様子。
キャラメルマキアートがおいしかった!
笑顔でおっしゃってくれました。
これは言わば、記憶の置き換え術
その後、ぐっと「盗られた」という訴えはほとんどなくなりました。
もちろん、新しい時計がある、ということも事実なのですが、、、
「時計が盗られた記憶」を、
「社長とデートして、時計を買いに行って、コーヒー美味しかった記憶」に、
書き換えたからです。
記憶の上書き、とも呼べるでしょうか。
専門的なことはわかりませんが、
精神科でもされているようです。
(ご意見ください)
どこに行った、いくらくらいだった、という詳細はきっと記憶にないでしょう。
(ロフトも知らないでしょうし、、)
しかし、「楽しかった、手元にある、美味しかった」という記憶は残ります。
これを狙ったわけです。
キャラメルマキアートも、香りや味などの五感をくすぐるわけですから、
記憶に強く作用するはずです。
施設でも時折、聞きます。
「時計しているのか?」
「買いに行ったよね」
と毎日のようにしつこく言って(笑)、
記憶を定着させます。
スタッフからは「盗られた記憶を思い出すのではないか?」と、
「社長また余計なことして」と、
戦々恐々としていると思いますが、
「盗られた記憶」を上書きするためにはしょうがありません。
事実、訴えは減りましたしね。
ご家族にもしっかり説明し、
事実確認し、
残金を手渡しました。
そして、有料老人ホームあんしん村に平和が戻りました。
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しかし、その次があります(笑)。
その3をお楽しみに。
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