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No3887 介護の現場でラベルプリンタ(ブラザー QL-800)で業務改善・時間短縮!ただし本当の課題は記録そのもの、その1

5:00までに布団を出たい、はやしです。

 

おはようございます。

気が付けば火曜日、、、、てのを繰り返して気が付けば2月。あわわ。

 

 

介護の現場でもラベルプリンター(QL-800)で業務改善

働き方改革だの、

業務改善だの、

ICT端末だの、

言っておりますが、

 

 

介護の現場はまだまだ紙ばかり。

マンパワーで振り回し、

紙神話が残り、

人も変わらない、

年配の方は変わらない、

女性が多くてIT化が進まない、

 

 

そんな介護の現場で一つ、

働き方改革を行い、

時間短縮を目指しております。

 

 

きっかけは記録ソフトの入替から。

もともと使っていた介護記録のソフトは、

Filemakerで構築したものですが、

これをさらに改良しました。

 

 

そのころから考えていた、

手書きをいかに減らすか

を真剣に考えた結果、

ラベルプリンターを導入しました。

 

申し送りをいきなりタブレット、

というのはまだまだハードルが高いです。

 

 

ブラザーの QL-800 ラベルライター

商品説明はこちらのサイトです。

 

 

Bluetoothモデルや、

並行輸入品モデルなど、

いろいろとある中で、

価格がさほど高くない(12000円)、

機能が絞られる、

紙がそこそこ大きい(幅60㎜)、

という理由で選びました。

 

 

 

印刷して申し送りノートに貼ったり、

看護師のカルテに貼ったりします。

 

 

3重の記録縛りを見直す

というのも、

ラベルプリンターを導入する前までは、

 

 

病院を受診した結果を伝達する場合、

・ケア記録にパソコン入力
・申し送りノートに手書き
・看護カルテに手書き

と3重の記録があり、

とっても重く、

それだけでもトータルで30分近くかかっていましたが、

 

 

これを、

・ケア記録にパソコン入力
・ラベルプリンターで2枚印刷
・申し送りノートに貼る
・看護カルテに貼る

と作業をさらに減らしたため、

ほぼ入力のみで終わり、15分ほどと、

半分に作業時間を減らしました。

 

 

 

設置した結果、

こうなりました。

操作も電源のみで簡単、

ラベルの交換も簡単です。

 

 

 

現場の看護師からは、

笑顔で大きな声で、

「社長、使いやすい!、楽です!!!!」

と言って下さりました(笑)。

 

あああ、よかった!!

 

 

というのも、こういう混み入った作業は土曜日にしか行えず、

土曜日に導入、

(それも申し送りノートに記入w)

社長不在の元、日曜日にやってもらい

月曜日(昨日)に感想を教えてくれました。

 

「使いやすい!」

「かんたん!」

「楽になった!」

これは、介護の現場でIT化をすすめる身としては、

本当にうれしい限りですよね。

 

 

 

QL-800の導入時のトラブル

とにかく導入前にドキュメントがなかったのが不安でした。

ので、書いておきます。

 

(1)普通に印刷してプリンタとして使えるのか?

専用ソフト「P-touch Editor」があるのですが、

今回これを使わず、普通のプリンタとして使っています。

これが心配でした。

 

回答:普通にプリンタとして使える、印刷できる

参考:amazonのコメントで「普通にプリンタで印刷できます」、これだけが頼りでした(笑)

 

 

(2)Filemakerから印刷できるか

ラベル印刷やフォーム印刷に柔軟なFilemakerですが、

QL-800でも使えました。

 

回答:スクリプトで「印刷設定」「印刷」して出来ます。

Filemakerではプリンタ名を固定して設定できるのがいいですね。

 

 

(3)縦横を変えて使う

ラベルの幅は60㎜ほどですが、

これを縦横変えて印刷することで、

横長で貼り付けています。

 

 

(4)苦労した点は、プリンタの設定

パソコン上でのプリンタ設定をする、

Filemakerのスクリプトで「印刷設定」する

同じく「印刷」する

で現象を見ていましたが、どうしても

・Filemakerプレビューで表示されない

・余白の設定がおかしい

・ラベルが黒赤設定となる(同梱ラベルが黒赤のため)

・ラベルが黒赤のため「高解像度設定」でエラーになる

 

 

と、Filemakerとの連携や印刷設定でどうも混乱しておりました。

黒赤のラベルは、同梱されていたもので、

これを使うと赤字も使えるのですが、

普通のモノクロがいいです。(互換品でOK!)

 

回答:手順を追って設定する

手順① パソコンのプリンタの設定をする
手順② Filemakerのスクリプトで「印刷設定」をする
手順③ Filemakerのスクリプトで「印刷」をする

これを手順通りに行うことで、

素直に印刷されます。

 

 

 

(5)印刷エラー時の対応

印刷を何度しても出ない!

とのことで現場から上がってきましたが、

(3)でのエラーで印刷されず、何度も印刷してしまいました。

 

パソコン使いなら、プリンタのジョブを消す、、、

ですが、、、、

こういうことも知らないのが一般的だと思って下さい。

 

案の定、エラーを一つ解消したら、5枚出た(笑)。

 

 

そもそもの記録の書き方を指南

看護師(母)の行動を見ていると、

 

①病院の受付票にところ狭しとメモ書きして、

②あんしん村に戻ってケア記録に記録して、

③申し送りノートに手書きして、

④看護カルテに手書きして、

帰宅するのが午後7時とか

 

を当たり前に繰り返していました。

 

そんなワンオペ、誰も引き継ぎたくないです。

 

だから、このやり方は

・今のやり方が時間がかかりすぎてあかんという意識改革と

・記録のやり方を大きく変えるという業務改革と

・分業で出来るという組織改革を

しっかりやらないと、

:::

::

 

働き方改革など夢のまた夢。

この辺りはまた別の記事で書きますね。

 

とにかくまずは走り出したラベルライター、

今後はケアマネや事務スタッフからの要望が上がってきそうでワクワクしております。

 

 

本体とはUSB接続をしているので、

使えるパソコンが限られるのですが、

あえてそうしております。

 

Bluetoothにすると、

都度印刷設定を変えなければならず、

大変になりそうです(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)