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No3916 高齢者の背骨が横にS字、機能性側弯症の対処と、日常的な施設のリハビリはこんな取組みなう。

豪快寝坊、はやしです。

 

おはようございます!

今日もよろしくお願いいたします!

 

高齢者になると背骨が横にS字になる、、、場合のリハビリや施設の取組みとは

キレイなS字の背骨はこうですね。

きっと我々のようなスマホ世代は、

スマホ首になっていると思いますが、、、、、(汗)

年配の背骨がキレイな方はこうなっていると思います。

 

 

横にS字の背骨

ただ、たまにこういう方もいらっしゃいます。

高齢者でこういう方がいたら、

担当する利用者がこうなったら、

どうしたらいいでしょうか。

 

 

この症状は「機能性側弯症」と言って、

日常生活の積み重ねから、なってしまったためです。

 

高齢者が機能性側弯症だと、

・歩行が不安定

・座る姿勢が不安定

となってしまい、

背骨の痛みなども日常的に発生してしまいます。

 

 

高齢者の機能性側弯症はどうしたらいいか

結論から言うと、

すぐに治るものではありません。

 

 

なぜなら、

仕事で寄りかかりながら座っていたため

など長年の積み重ねで起こったもの

だからです。

 

 

なので、

・歩行時に「歩行器やシルバーカーを使う」などして、

転倒の危険性を軽減したり、

 

・座っている時に「クッションを当てる」などして、

日常的に負担がかからないようにします。

 

・痛い時は「シップを貼る」などする

 

ようするに「対処療法」しかありません。

 

 

施設に入所すると特別なリハビリがない!

どの施設に入ったとしても、

理学療法士らによる個別機能訓練や、

看護師によるリハビリ、

を期待される方がいますが、

残念ながらちゃんと出来ている施設はほとんどありません。

 

 

日常的に行う行動から機能訓練を行う、

ところがほとんどです。

 

 

なので、機能性側弯症の方にも、

特別なリハビリが出来るはずもなく、

前述の対処療法になってしまう、

ということです。

 

 

 

有料老人ホームあんしん村の例

かといって指をくわえて見ているだけではなく、

あんしん村ではこのような取り組みをしています。

きっと他の施設でも同じようにされているところもあるでしょう。

 

 

1、座るときに背もたれを使わない

口腔体操や食事時など、

椅子に座るときに出来る限り背もたれを使わないで座る

 

ということをケアプランに入れたり、

現場の介護スタッフの方に依頼しています。

 

これをすることで、

腹筋や背筋を落とすことなく、

背骨をがっちり支えることが出来るからです。

 

これは私らのような世代でも有効です。

また食事でもたんぱく質を摂ることも大事ですね。

 

 

2、協力医療機関の整形外科の力を借りる

施設に理学療法士がいないため、

協力医療機関の本多整形外科様の力を借ります。

 

週1回で定期的に受診をし、

温熱治療やマッサージなどを行います。

また、骨粗鬆症の注射などを行ったりします。

 

実際これで骨が固くなり、

痛みが軽減したという例がありました。

時間が少しかかりましたがね、、、

 

 

3、訪問マッサージ

フレアスなどの訪問マッサージを依頼する手もあるでしょう。

 

「主治医が指示書を書いてくれない」

というケースもあるので、

協力医療機関の整形外科様などに依頼をするケースもあります。

 

そうすれば、週1・2回の個別リハビリやマッサージなどを行うことが出来ます。

 

 

リハビリの回数の目安は?

リハビリやマッサージを行っていても、

日常的に寝ているのでは意味がありません。

 

前述1~3のことを組み合わせて、

最低週2回以上、

日中は起きたり、

背もたれを使わないで座る、

などの配慮をして、

 

やっとリハビリの効果が出ます。

それでも維持できる、レベルかも知れません。。。

 

 

小さな積み重ねではありますが、

施設としての努力し続けることや、

 

こうやって成果を外に発表する機会を作る、

ことが我々のモチベーションにつながるわけです。

 

 

施設に入るとリハビリまったくしていない、

そんな声や施設に言えない言葉が出てくるでしょうが、、、、

 

リハビリの考え方=日常的な活動

小さな積み重ね

 

でも立派にリハビリとなっていることは、

大きな声で発信して参ります。

 

 

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)