シブ5時ならぬオハ5時、はやしです
京都市が財政非常事態、大きな人件費は手を付けないが賞与は別!公務員も賞与カットを。
京都市が「財政非常事態」
京都市の財政が非常事態に陥っています。
なんと来年度、財源が500億円不足って、、、、
聖域なき行革(行政改革)を行うとのことで、
どんな手腕を見せてくれるのでしょうか。
コロナ禍での賞与
社内でもそうですが、
財政改革を行う場合は、
・金額の大きいところから
・優先順位をつけて
取り掛かります。
だから人件費は金額が大きいのですが、
働く人たちは大事なので、原則給与は手を付けません。
しかし賞与は別です。
コロナ禍で収入が激減、
民間では賞与がないという会社が続出してきています。
この図は民間中心になっているでしょうが、
ふり幅が大きすぎて目を当てられません(泣)(泣)
しかしながら、
公務員、冬の賞与は0.05%減
というニュースも飛び込んでくるくらい、
腹立たしいことも起きています。
(リンク貼りたくありませんw)
ここを改善してはいかがでしょうか。
ちなみにいうと、国会議員の夏のボーナスも、
普通に支給され、
問題を起こしている、
河合夫妻にも637万円のボーナスが満額支給された、
丸山穂高にも300万円支給された、
というのも腹立たしいです。
民間が賞与が減っている中、
国も市長も収入が減っているので、
賞与にも手を付けて減額が必要ではないでしょうか。
賞与の意味
労働基準法の本則には賞与の定義はないが、同法施行時の通達により、
「賞与とは、定期又は臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるものであって、その支給額が予め確定されていないものをいうこと。定期的に支給され、かつその支給額が確定しているものは、名称の如何にかかわらず、これを賞与とはみなさないこと。」
と定義されている(昭和22年9月13日発基17号)。
勤務成績、会社の業績によって支払われるものであり、
常態的に支払われるもの、
支給額が確定しているもの、
これは賞与とみなさない。
と、労働基準法が施行されたときに制定されています。
ということは、
公務員だって、
国や市町の業績、収支によって、左右されないと、
賞与にはならないということです。
Wikipediaには続きがあります。
ようするに、公務員の場合は「期末手当・勤勉手当」というものであり、
コロナ禍であって0.05%しか減らないのであれば、
定期的に・定額的に支払われるため賞与とみなす
そういう世の中であって欲しいと思います。
減らないのであればそれはただの13か月目・14か月目の給与と呼びませう。
シンガポールでは
コロナ禍にあって各国も大変です。
ググってみたところ、
というニュースも飛び込んできました。
ただし、
低賃金の公務員の生活を考慮し2,400人の下級公務員には一律1,200Sドル(約9万3,000円)を年末調整として支給する。
優しいシンガポール!
コロナ禍であっても賞与を減額しない、
市の財政がひっ迫していても賞与を減額しない、
業績に応じて減額されない、
日本の対応は、
見ていて、イラっと来るわけです怒。
賞与の制度を決めました。
弊社では、
今年の夏まで12年続けていた賞与の仕組みをやめ、
ポイント制による業績連動型に変更しました。
やっと決めることが出来ました。
どきっ(笑)
こんな広告が目に入ってしまうくらいですから(笑)。
毎年賞与の時期は、、、、
戦々恐々としていました(笑)。
(画像は賃金制度ですから賞与の話ではありません)
会社は生きている
制度が固定していて、
賞与の額も決まっていて、
なんてことはあり得ません。
会社も組織も生きています、生ものです。
だから制度もそれに合わせて変えていくべきところは、
変える必要があります。
だから来年に向けての準備していく中で、、、、、
制度も多少は変えていきます。
京都市の財政改革はすでに行われている
「京都市 財政改革」
でググったらさらに資料を見つけました。
(画像にリンク貼ってあります)
そのPDFの9ページ、10ページ
間断なく市政改革に取り組んできた平成 6 年度以降の人員削減の内容等を分析すると,
京都市全体で△4,211 人減,△21.8%減のうち,
公営企業部門における民間委託の推進などにより,交通局において△1,685 人減,△58.9%減,上下水道局において△444 人減,△23.5%減の人員削減が行われ,公営企業部門の収支の改善
に寄与している。
また,一般行政部門を中心とする普通会計部門においても,△2,031 人減,△15.0%減の人員削減に取り組んできた。
(中略)
平成 21 年 7 月から特別職を含む全職員を対象に給与カットを実施しており
と、すでに人員削減や人件費カットは行っているんですね。
すでに高かったのか、
財政逼迫が見えていたのか、
わかりませんが、
それでも500億円足りないというのは、、、、
悲しくてしょうがありません。
ここは思い切って、デジタル革命と業務委託を行うこと、
工夫した観光対策で収入を得られること、
ここを目指していくしかありませんね。
京都市の方々、本当にお疲れ様です。
福井市も見習ってほしいです。
(そもそも見えませんからね)
12月になりました。
賞与の時期が来ると・・・・・
喜んで!
という気持ちもありながら、
こういうことも考えている。。。。
という記事でした。
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