インスタ動画に引き込まれる、はやしです。
たちが悪い、小林化工のコンプライアンス違反、５回目の違反でも会社は変わらないのか、急成長の裏に残念な結果
小林化工の業務停止命令が下りました
いやまじでたちが悪いですね。
８００名を超す大会社がすることじゃないですよ。
・二重帳簿
・コンプライアンス違反
・二人で作業が実質一人
・記録の差し替え
・材料を近くに置く
社会面に会社の言い訳が書いてありましたが、
・納期厳守
・人員不足
・教育不足
だからと言って、
人の生命に関わるような危険な行為をしていいわけじゃない。
最初は様子見ていましたが、
記事の内容やニュースを見ていて、
その企業体質の悪さを知りました。
しかも、、、
ここ５年の間に４回も行っていた。
繰り返し繰り返し、、、
結局、人命が奪われる大ごとにならないと、
ここまで事件が大きくならなかった。
これまでの４回の違反は小さいが、
その小さい事件を繰り返し、
とあるときに大きな事件につながる。
まさにヒヤリハットの法則。
2005年に起きたこの事故もそうだ。
日常的に違反や事故を起こしており、
小さな事件を見逃すと、
大きな事件につながった結果です。
ヒヤリハットの法則とは
１つの大事故のの影に、
３０の中事故があり、
３００の小事故があります。
この小さな事故を逃していくと、、、、
大きな事故につながるのが、
ヒヤリハットの法則だ、というわけです。
では、小さな事故を未然に防いでいけば、、、、
３００が１５０になれば、
１５０が５０になれば、
その５０の内容も一つひとつ精査していれば、、、、
決して大事故につながらない可能性があります。
大事故の影に小事故があったように、
今回の小林化工のように、
大きな事件の裏に、
中規模の事件、
小規模の事件、
がたくさんあり、
今回は事故ではなく違反ですから、
小さな気付きを、
小さな違反を、
それをゆるゆるで逃してきたから、、、、
ここまでの大事故につながったわけです。
だから、
５００の製品のうち、３９０にも同じことをしていたり、
４０年も記録を捏造していたり、
：：：
：：
：
社長は薬剤師、MRの経歴を踏んできている
んだから、コンプライアンスや、
２人の監視体制や、
材料取り違えや、
記録捏造については、、、、
「理解していた」ことでしょう。
現場で行われていた不正を、
聞いていたことでしょう。
４０年前からって、
会社が小さいころからずっと行ってきたってことでしょう。
ホームページに書いてある品質保証は、
まったくのウソだった、
というわけです。
急成長の影にお客様を結局裏切っていた、
というわけです。
切ない
こうやってニュースでも言葉でも「社長」という言葉が飛び交うと、
社内でびくっと来ます(笑)
私が行ったわけではありませんが、
こういうニュースを見るたびに切なくなります。
小林化工のケースから何を学ぶか
・自分は大丈夫か
・自社は大丈夫か
考えさせられる日々です。
胸が締め付けられます。
社長の指示でもうまくいかないことがある。
現場に任せっぱなしでもうまくいかないことがある。
じゃあどうしたらいいねん！
って思うかもしれませんが、
やはり皆が喜ぶ方法、
理想は頑張らずに利益が出る方法、
現場の意向も聞く、
ようするに、
三方ヨシ経営
を目指す必要があるんだなと思います。
言い換えれば、
みながハッピーになる！
が分かりやすくていいのではないでしょうか。
そんな簡単に見つかるものではありませんが、
それが見つかったとき、
成果が出たとき、
の喜びはひとしおです。
三方ヨシはなかなか見つからない
例えば。
薬剤師さんが有料老人ホームあんしん村に立ち入るようになってから、５年が経ちました。
きっかけは介護展で、薬剤師さんと立ち話をしていて、
急に仲良くなったことでした。
それまであんしん村では、薬のチェック・医師への確認もすべて、
看護師が行っていたのですが、
これを薬剤師さんにお願いするようになりました。
厳密には○○を活用してなんですが、
ようするに、
・お客様ヨシ
・薬剤師ヨシ
・あんしん村ヨシ
すなわち、三方ヨシの取り組みが出来たわけです。
そのおかげで、
セットしやすい状況にまでして下さり、
大変助かっているわけです。
小林化工の企業理念は
こんな素晴らしい企業理念を掲げています。
小林化工は現在、オリックスグループの傘下になっています。
これを機に、
社長他経営陣を一新し、
企業理念を考え直し、
コンプライアンス違反を起こさない！
を理念に、
邁進して欲しいですよね。
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