ヨジラ、はやしです。
No4413 東京オリンピックを見ていれば日本の生産性の低さがよくわかる、その理由を２つ、時間がかかる会議とデジタル活用の発想。
東京オリンピックまであと１週間になりました。
また非常事態宣言が発令、
無観客で開催することもギリギリまで決められず、
あたふたしている様子が伝わります。
署名活動が来ているようですが、、、、
(画像にリンク貼ってあります)
もう１週間、中止など出来ないでしょう。
これだけアンチがいる反面、
「開催して欲しい」
という人が多いのも事実、
新聞やメディアは偏った報道は辞めて欲しいですよね。
アンチがいればそれ以上にファンもいる。
定説ですよね。
日本の生産性の低さを露呈
今回の東京オリンピックを取り囲む環境はずばり、
日本の生産性の低さを露呈
しています。
それは、
１、決まるまでに時間がかかる。
２、デジタル技術を活用しない。
それに尽きます。
確かに未曽有の危機ではありますが、
それにしても時間がかかり過ぎます。
１、決まるまでに時間がかかる。
これを外国諸国に＊改めて＊
見せつけてしまったのではないでしょうか。
日本人＝会議多い＝決定まで時間がかかる
これが生産性の低さの一つの要因です。
確かにオリンピックは重要な案件なため、
専門家を交えて慎重な議論を！
という姿は素晴らしいのですが、、、、
決定するキーパーソンが不在な場合、
・決められない
・余計な心配をする
・誰がやるかを決めない
と、彷徨ってしまいます。
会議における生産性の計算方法
会議における総コストはどう計算したらいいでしょうか。
実際の開催時間のみならず、
準備や議事録にも時間がかかっていますから、
このように計算出来ます。
・時給×参加人数×会議の時間
・時給×準備人数×準備時間
・時給×議事録人数×議事録作成時間
なぜ詳しいかというと、
エンジニア時代、２０人を待たせながら、
ホワイトボードに会議で書きながら説明したら、、、、
あとでめちゃくちゃ怒られました。
「事前に資料を準備して配布せよ、
待っている人の時間がもったいない、
１時間でも２０人いたら、２０時間だぞ」
だから、それ以来、会議には結構うるさいです(笑)。
さらに生産性を高めるのであれば、
・決める会議なのかアイデアを集める会議なのか目的を明確にする
・せっかく開催したのであれば、その瞬間を絶対に活かす
・人数が多いならグループ討議をしてよりたくさんの意見を
と意識して開催しています。
例えば全体会議
２０人が参加して、
一人一人が自由に発言したら、、、、
・発言する人／しない人が出てくる
・発言しない人は、ただ待つばかり（無駄）
となってしまいますから、
さくっとグループ討議に切り替え、
少人数で検討、各グループ毎に発表。
でやれば、めちゃくちゃ生産性が高くなります。
２、デジタル技術を活用しない。
何度も会議して、何度も相談して、
やっと無観客で開催が決定。
だから時間がかかるのです。
東京オリンピックをどう楽しみたいですか？
こんな新型コロナの影響で、
会場行きたいですか？
行きたくないです。
だから、テレビで我慢します。
と言う方は多いでしょうが、、、、
テレビで見てても遠目で見るだけでしょ？？
そうじゃなく。
デジタル庁が出来ているのに、
もったいないですよね。
もっと昔からとっとと、
「無観客で開催する」
「デジタルカメラを何台も会場に置く」
とデジタル技術の粋を集め、
「オンラインシートのチケット販売をする」
と決めておけば、、、、いいのにね。
オンラインシートとは
選手には１ｇのチップを必ず身につけさせ、
・選手の息遣い・心拍が分かる
・選手の目線になってスピード感を感じる
・他選手との衝突、回避の技術を見る
・マネージャやベンチ側の視点
などなど、
踏切台の瞬間や、
ハンマー投げの後ろ姿や、
その他、近いカメラだからこその
オンラインシートを用意して販売！
この辺はスカパーやDAZNを見習えばいいのにね。
なんて思います。
することで、
○観客も喜ぶ
○チケットが無駄にならない
○アスリートも見てくれていると実感する
○チケットも販売できてスポンサーも喜ぶ
まさにエンターテインメント！！
出来るんじゃないでしょうか。
ようするに、
デジタル活用の発想がまったくない！
ことが、日本人の生産性の低さ。
を顕著に表しています。
しかしながら、決定権者がいないと、
なかなか進まない会議、、、、
きっと関係者を集めるところから時間がかかる・・・・
んでしょうね。
東京オリンピックを見ていてわかる、
日本人の生産性の低さ。
改めて実感しましたよね。
さぁ一週間を切りました。
それでも楽しみな東京オリンピック。
ぜひ楽しみましょう！
コメントを残す