おはようミャンマー、はやしでマー。
No4790 TOMO’Sケアプラン、明日から入居をお願いします、と言われた有料老人ホームあんしん村の対応と、どうみても支援が必要な独居・高齢者の関わりと、その後、その6
日曜ゆるゆるの記事なんですが、、、
連載が途切れると困るので、
連載を続けます。
その1、2、3、4、5記事を書きました。
独居独身・70代女性が、
身内の介護のために市外にいて、
久々に自宅に戻り、
荷物を大量に送りつけたところで、、、
倒れて救急搬送。
1週間で退院しようとするも、
寝るところもない、エアコンもない、
そんな過酷な家に住めないため、
身を案じた病院連携室の担当が、
有料老人ホームあんしん村に連絡を。
これからどんな生活が待っているのでしょうか。
その1では、
病院から連絡があり
訪問したところ、、、
「明日退院で行くところがない」
とのことで急遽受け入れた、
という話でした。
その2では、
元気度調査(チェックリスト)を
実施してみたところ、
かなりチェックが入りました。
事業対象者として、
介護保険を活用して
ヘルパーを利用することで
生活力を上げていくことと、
しました。
その3では、
少し脇道それたかもしれません(笑)
自宅以外にも整理する場所が
見つかり、そりゃ困った。。。
他にも困った例、
たくさんあるよという話でした。
その4では、
予防ケアプランを作成し、実行。
自宅の整理や、
生活力を付ける、
といった優先順位を付けた中で、、、
新たな課題を発見、
それは体力をつけるために
リハビリ型のデイを利用する。
そして退所後も利用できる。
そんな制度を活用したのです。
その5では、
自宅を整理することは簡単でなく、
そもそも物を捨てられない性格が
貯め込んでいく傾向になりました。
1~数か月の入居期間、
と聞いていましたが、
いつまでかかるのでしょうか。
その6、物の処分を提案したら、、、
物の処分方法を提案すると
「でも、○○なので」
「でも、○○だから」
「でも、○○だし」
だからあまり物を言うこと、
提案することを
辞めました(笑)
よかれと思って
提案して、
捨て方や、
整理の方法を提案しても、、、
これではらちがあきませんものね。
本人も気付いています、
一番の課題は
「物を捨てられないこと」
いつまでかかるんでしょうかね、、、
自分が万が一があったときにどうするか?
では、別の角度から
考えてみましょう。
今自分に万が一があった場合、
その大量の物はどうなるのか?
を考えてみました。
はやしが相続後、
伯父伯母の物を処分できたのは、
「他人のものだから」
原則、捨てました(笑)
ただし、
写真やアルバムなど記念の物や、
契約や相続など重要書類、
などは残しています。
だから、
この女性に万が一があると、
弟など姉弟が相続人になり、
携わることになりますが、、、、
「大量の物は全部捨てられます」
と伝えました。
そりゃそうだ(笑)
先送りしない
そんな話をよく、
高齢者ともしているんですが、
「息子に任せているから」
「なんとかしてくれるだろう」
などと問題を先送りするケースがあります。
そんな高齢者宅に、
大量の物が残っていたら、、、
「原則、全部捨てます」
そりゃそうだ(笑)
つまり、
物を集めた人、
物を貯めた人、
が何とかすべきで、
息子や相続人に負担を残すな
と切実に思いますし、
周囲の方に言っています。
結局捨てられてしまうなら、自分の手で
だからそんな話を直接しています。
はやし「残してても、万が一があったら全部捨てられまっせ、
だから今のうちに減らしたら?」
本人「だよねぇ、、」
と一応理解は示すものの、、、
はやし「ミニマリスト目指そうよ」
本人「あこがれるんです、でも」
なんて「でも」とか言われると、
もう言いたくないですが、
もう勝手にして下さい(笑)(笑)
こうして自宅の整理は続くのでした。
連載の結論、
気が付いたら、、、
連載その6まで続く、
大作になっていました。
しかも一気に3作ずつ書く
という進めっぷり。
(この6も二日前に書いてますw)
連載の結論はズバリ、
有料老人ホームあんしん村に入居してよかった
というステマであり、
なんとか入居出来てよかった。
というものです。
ただし、
「速く自宅を整理して」
「速くあんしん村を退去して」
「速く自宅に住めるように」
という計らいと、
想いは変わりません。
この女性に口酸っぱく言っているのは、
1.支援者が入ることを拒否しない
2.介護保険を上手に活用しよう
ということです。
もちろん、拒否などしていませんし、
地域包括支援センターさんが関与すれば、
介護保険はちゃんと活用してくれます。
まさか自分が要介護5の母と同じように、
介護保険のサービスを利用するとは
思ってもいなかったようですが、、、
70代になり、
体力の衰えを感じ、
一人で生きていくことに、
限界を少し感じていたのかも。。。
その1でも書いたように、
支援を求める独居高齢者には、
めちゃくちゃ親切な制度。
言葉を返すと、
支援を求めない独居高齢者には、
制度は恐ろしく不親切。
ぜひ、他人が家に入ることを
受け入れて頂くか、
せめて、民生委員や、
地域包括支援センターさんの
関わりはお願いします。
つまり、
社会(制度)との接点を
細くてもいいから
つなげておく。
これが大事なことなのです。
以上。
連載終わり
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