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No4795 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その3

おはようキリバス、はやしでバス。

 

No4795 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その3

 

その1,2記事を書いています。

No4794 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その2

No4793 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その1

 

その1では、

私が2015年から担当していた、
パーキンソン病の方が、
同じ病気で悩む方の希望の星でした。

無口で昭和な漢は、
話すのが苦手でしたが、
運動は大得意!

20年間パーキンソン病と付き合い、、、
その生涯を閉じたのでした。

 

その2では、

パーキンソン病のケアプランの基本は、
動け、動け、動け。

とは言っても無理するのではなく、
朝とか体が硬い時を狙って、
運動するのです。

 

 

その3では、
パーキンソン病で悩む、
他の方の事例を紹介していきましょう。

1日がスムーズに過ごせない

この方の話ではなく、
担当していた別の方の
相談があったのですが、

1日がスムーズに過ごせない。

という相談でした。

 

その時点で要介護2~3、
毎日介護が必要なレベルです。

 

朝からトイレにこもって、
それでも大失禁したり、

起きれずに部屋で
ベッドから落ちたり、

なんてことが続き、
家族、特に夫との関係性が
悪くなったという話でした。

 

夫と関係性が悪くなると、
いらいらされたり、
乱暴に扱われたり、
されるので家庭内暴力に
つながる可能性があります。

 

その理由を探ると、、、、

1、朝いちばんの薬が飲めていない
2、家族に病気・薬の理解がない

というシンプルなことでした。

 

1、朝いちばんの薬が飲めていない

ベッド上で寝ていて、
起きてすぐの内服の指示がありましたが、、、、

肝心の薬はリビングのテーブルの上。

 

そこにたどり着くためには、
体が硬い中起きて、
車椅子に乗って、
なんとかリビングまで移動して、

という工程が必要です。

 

それを朝いちばんに、
ベッド上でストレッチをしてもらい、
薬を手元に置いて服薬できるように
することで、、、

体が柔らかくなり、
1日がスムーズに始まる。

というわけです。

 

 

2、家族に病気・薬の理解がない

これも必要なのですが、

パーキンソン病とはどんな病気か、
なぜ薬が必要か、
拘縮して固まった体の扱い方、
車椅子への移乗の仕方、

などなど、
少しずつ説明していきました。

 

首や肩や関節など、
拘縮して固まった部位を、、、

無理やり戻そうとする!

のは、医師からも
止められているのに。

 

1でも書いた、
朝いちばんの薬が大事なんです!

と伝えたり。

 

夫は結構、短気な方なので、
直情的に何でもやろうとするので、、

落ち着いてもらい、
パーキンソン病のことや、
薬の大事さを伝えていった。

というわけです。

 

したら、、、
夫婦喧嘩が収まった!

というわけです。

 

病気のせい

 

病気を受け入れられなくて、
混乱していて、
想いが錯綜すると、

あの時もっと早く検査していれば、、、

本人が悪かった、、、

なんて、
後悔の念が出ます。

 

だから、

パーキンソン病などにならなければ、、、

あの時検査していれば、、、

なんて後悔する
時もあるでしょう。

 

それは間違いで、
病気を一旦受け入れて下さい。

早期で病気を発見できるなんて、
あまりないことです。

その時に検査をしたところで、、、
きっと腫瘍が小さすぎたり、
症状が少なすぎたり、
見つからなかったでしょう。

 

だから、
後悔するよりは、

病気を受け入れて、
何かできることを行っていこう!

医師の言葉を受け止めよう。

 

少しでも前に進むと、
景色が変わってきます。

 

その人が悪いんじゃない。
病気が悪いんだ。

そんな考えも大事です。

 

担当していたこの男性は

私が担当したときにすでに20年、
それから7年くらいですから、

30年近く、
パーキンソン病と付き合ってきました。

 

そこには、
病気だからと、
少し割り切ったり、

自分に言い聞かせながら、

運動しようと
動いてきた、
受け入れてきた、

からこその人生でした。

 

あまり話さない方でしたが、
いろいろと話していて、
ほくそ笑む感じの
笑い方や、

将棋を楽しまれる姿や、

しゃべらなくても妻といる時間を、

思い出すと私も泣いてしまいそうです。

 

昭和の漢は
多くを語りません。

というか、
まったく語りません(笑)。

自慢話すらほとんどしません!

 

そんな謙虚な方に、
私もなれる・・・・かしら!?

いや、自信ないな(笑)

 

完結

 

No4795 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その3

No4794 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その2

No4793 TOMO’Sケアプラン:パーキンソン病で25年超えてもまだまだ元気だった担当利用者は、同じパーキンソン病で悩む方の希望の星!、病気が悪化しない理由は本人の生きざまにあり、その1

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)