おはようタジキスタン、はやしでタン。
No4840 チャットワーク改悪から1か月、、、グループチャット利用上限(累計7)の制限撤廃の案内が来た理由を、業績から考えた、売上比率の広告宣伝費は悩ましいところ。
先日、こちらの記事を書きました。
チャットワークの利用上限(累計7)の撤廃
もうすでにSlackに移行したので、
戻れないよ、という話でした。
(アカウントは作り直しました)
そうしたところ、
みゆ姉「私もやめました」
日高さん「私もやめました」
と周囲でも何人か辞めている方と、
元々多職種連携で使っていた方々は、
もう使わないだろうから
全員辞めました。
つまり、無料だから、
グループ制限がないから、
首謀者がいたから、
使っていたわけです。
せめて、累計7じゃなく、
最大7にでもしておけば、
ユーザー離れ起きなかったかも
知れないのに、こすい手を使います。
なぜ無料アカウントに制限をかけたか?
何事につけても、
なぜ?
と深堀することは大事なので、
当てずっぽうでもいいので、
考えてみました。
チャットワーク、業績悪し
というのが分かりました(汗)
最終益と書いてあるところが、
昨年ー696
今年ー976(予想)
とかなり数字が悪くなっており、
キャッシュフローを見ても、
フリーCFが減っており、
現金比率が落ちています。(72→62%)
3か月決算で見ても、
2021年から赤字だということが
わかりました。
会社概要によると、
営業所3か所(東京・大阪・台湾)+ベトナム
社員数284名
ということが分かります。
労働集約的なIT会社にとって、
赤字が出まくるというのは、
色々と考えられますので、
IR情報を調べてみました。
チャットワークのIR情報
チャットワークのIR情報から、
こちらの情報をひっぱってきました
「ログミーファイナンス」掲載(2022年12月期第2四半期 決算説明会書き起こし)
https://finance.logmi.jp/377251
を見ると、
赤字はもちろん把握しており、
TVCMを行ったことの一時的な赤字で、
集束していくと見ている。
とのことでした。
質疑応答にもありました。
シェアを今以上にとるために、
CMなどの広告と、人件費を投入し、
国外含めてシェアを広げていくということです。
チャットワークは一度利用すると
解約しづらいため、ストックビジネスだ
ということになります。
しかしながら、今以上のシェアを広げようと
思った場合、
無料で利用している方の潜在顧客を意識し、
どうしたら有料につなげるか?
を考えた結果が、、、、
累計7だったというわけです。
累計7の功罪
累計7の功罪があります。
それは、
無料で使っている方は、
あくまでただでクラウドを
無償利用しており、
コストだけがかかります。
これを揺さぶることで、、、、
無料で広げたい方は有料へ。
無料で辞めたい方は終了へ。
とはっきり道筋をつけたのですが、、、、
あまりにも無料で退会する方が多い!?
からか、
あわてて累計7を撤廃したというわけです。
無料ユーザーは見込み客になる
無料ユーザーを揺さぶったことで
よかったのですが、
同時にリスクもあります。
それは、、、、
将来有料ユーザーになる可能性も
揺さぶってしまった
ということです。
シェアを取ろうとしているのに、
無料ユーザーで退会させてしまうと、
もう戻れません。
シェアを取れなくなります。
だから慌てて変えたのでしょうね。
売上における広告宣伝費の割合
これは非常に悩ましい部分であり、
一般的には5%と言われていますが、
あえての過大広告をかけています。
上記URLより
1400億円の費用のうち、
410億円という莫大な
広告費をかけました。
というのも、ビジネスチャットと言われる
アプリの中でのシェアでは、
チャットワークはイマイチ高くありません。
2021年時点で、3.6%
Teamsは62.8%と、
かなり開きがあります。
これを広げようとするために、、、
奮闘されているということです。
日本製ソフトに頑張って欲しいのが、
正直なところですが、
使い勝手が悪くなったり、
改悪しては意味がありません。
こんなちゃっちい対策よりも、
無料ユーザーが有料で使いたくなるような!
そんな施策をよろしくお願いいたします。
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