おはようモスクワ、はやしでスクワ。
産業ケアマネの主業務の一つ、介護離職の実態把握調査票の実施・回収を社内で実施、結果から見える答えから社風が見える。ぜひ御社で実施しませんか?先着3社募集。 No5124
介護離職の実態把握調査票とは
昨日のブログで書きました、
介護離職の実態把握調査票とは、
どんな内容なのでしょうか。
Q1 あなたは介護をした経験がありますか。【○は一つ】
1. 介護をした経験がある
2. 介護をした経験がない →Q4へ進んでください
【Q1で「1.介護をした経験がある」と回答した方にお伺いします】
Q2 あなたは現在も介護をしていますか。【○は一つ】
1. 現在も介護をしている
2. 現在は介護をしていない →Q4へ進んでください
から始まっていきます。
介護をする可能性がある
【Q1で「2.介護を経験したことがない」もしくはQ2で「2.現在は介護をしていない」と回答した方(現在介護をしていない方)にお伺いします】
Q4 あなたは今後5年間のうちに、ご家族・親族を介護する可能性はありますか。【○は一つ】
1. 介護する可能性がかなり高い
2. 介護する可能性が少しある
3. 介護することはない →Q10へ進んでください
実施したアンケート的には、
可能性がある方が 2/3でした。
しかも50代・60代に
多い傾向がありますが、
母集団がパートさんだから
というのもあるでしょう
【Q2で「1.現在も介護をしている」と回答した方、Q4で「1.介護する可能性がかなり高い」もしくは「2.介護する可能性が少しある」と回答した方にお伺いします】
Q5 現在主に介護をしているのはどなたですか。将来介護する可能性がある方は、どなたが主に介護することになりそうですか。介護を要する方が複数いる場合は、あなたと最も関わりが深い介護についてお答えください。【○は一つ】
1. あなた
2. あなたの配偶者
3. その他の親族
4. わからない
その場になってみないとわからない、
という意見でしょうか。
可能であれば、事前に相談しておく、
のがいいかも知れません。
Q6 介護することについて、どの程度の不安を感じますか。【○は一つ】
1. 非常に不安を感じる
2. 不安を感じる
3. 少し不安を感じる
4. 不安を感じない →Q8へ進んでください
5. わからない →Q8へ進んでください
アンケートの取り方、、、、
不安になることが前提
なんでしょうか。
やはり実際のところ、
不安と感じている方が半数はいます。
【Q6で1~3のいずれかに回答した方にお伺いします】
Q7 介護に関する不安は、具体的にどのような不安ですか。該当するもの全てをお選びください。【○はいくつでも】
1. 公的介護保険制度の仕組みがわからないこと
2. 勤務先の介護にかかわる支援制度がない、もしくはわからないこと
3. 介護と仕事を両立する際に上司の理解が得られないこと
4. 勤務先に介護にかかわる制度はあっても、利用しにくい雰囲気があること
5. 介護休業などを職場で取得して仕事をしている人がいないこと
6. 代替要員がおらず、介護のために仕事を休めないこと
7. 仕事を辞めずに介護と仕事を両立するための仕組みがわからないこと
8. 介護と仕事を両立すると、昇進・昇格に影響が出る可能性があること
9. そもそも労働時間が長いこと
10.自分が介護休業を取得すると収入が減ること
11.勤務先や職場に介護に関して相談する部署や担当者がないこと、もしくはわからないこと
12.地域での介護に関する相談先がわからないこと
13.適切な介護サービスが受けられるかどうかわからないこと
14.ほかに介護を分担してくれる家族がいないこと
15.介護がいつまで続くかわからず、将来の見通しを立てにくいこと
16.公的介護保険制度の要介護者となった場合、どのような状態になるのか予想がつかないので、漠然とした不安がある
17.その他
昨日のブログでも書きました通り、
15:介護がいつまで続くかわからず、将来の見通しを立てにくいこと
10:自分が介護休業を取得すると収入が減ること
が多く、不安な様子が生で伝わります。
仕事を続けられるか?、職場の雰囲気は?
続きます。
Q8 介護をしながら、現在の勤務先で仕事を続けることができると思いますか。【○は一つ】
1. 続けられると思う
2. 続けられないと思う
3. わからない
ここについては、
続けられると思う、
と書いてくれている方が多いことに安心する反面
続けられないと思う、
と回答してくれている方がいるので、
要チェックです。
Q9 介護のことについて、職場の上司や同僚に話したり、相談したりすることができる雰囲気が、職場にありますか。【○は一つ】
1. ある
2. ない
3. どちらともいえない
こちらもある、と書いてくれた
人がいてありがたい反面、
ないと書いてくれた
人がいて、要チェックです。
今回アンケートを実施したのも、
・年1・2回は声を聞こう
・話す場を設けよう
・何かネタがないと(汗)
という目論見で実施しました。
こういう機会がないと、、、
「ない」と答える方が
どんどん増えて行くのかも知れません。
Q10 あなたが介護することになった場合、どのような働き方が望ましいと思いますか。将来介護することがないと思う方もお答えください。【○は一つ】
1. 今の仕事を辞めて介護に専念する
2. 介護が必要な時期は休業制度を利用して自分が介護をして、その後仕事に復帰する
3. 介護休業や介護休暇、介護のための短時間勤務や所定外労働の制限などの支援制度を利用しつつ、できるだけ普通に働き続けながら、仕事と介護を両立する
4. 介護のための支援制度を利用せずに、年次有給休暇などで対処する
5. 仕事の仕方を特に変えない
6. その他
そして核心ですね。
両立する、と答えてくれている方が多い反面、
今の仕事を辞めて介護に専念する、
と答えている方がいます。
この方々が介護離職の候補になる、
というわけです。。。
職場のコミュニケーション
Q19 あなたの職場のコミュニケーションについて、最も当てはまるものをそれぞれお答えください。【それぞれ○は一つ】
上司とのコミュニケーションは、
円滑であると思ってくれている反面、
そうじゃないと思っている方もいます。
kintoneのいいところは、
クロス集計の項目を変えられるので、
性別と年齢を組み合わせて、
が簡単に出来ました。
同僚と部下についても
同様です。
同じく、
クロス集計の項目を変えて、
「そう思わない」
と思っている方がいるので、
フォローが必要です。
ここに社風が現れるのでしょう。
ぜひ他社も知りたいところです。
実施したい
という会社様がいらっしゃれば、
ぜひご相談下さい。
また、
社会保険労務士の方も、
ぜひご相談下さい。
30名までの会社様でしたら、
3社までの限定、
ということで無料でさせてもらいます。
御社の介護離職を予防し、
会社として継続出来、
さらに人手不足が広がらないよう、
働く人たちもフォロー出来るよう、
社内アンケートを実施するところからです。
介護離職は人的災害です。
その日、は突然起きます。
認知症は突然発症する、
というのはあまりありませんが、
・入院したり
・施設入所したり
・ショートステイを利用したり
と環境が大きく変わると、、、
突然出てくる場合もあります。
それがせん妄だったり、
失見当だったり、
となります。
働く方々にも、
気持ちよく働けるよう、
プライベートなことも
相談しやすい雰囲気づくりを、
ぜひ目指しませんか?
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