おはようござ機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-、はやしでzer
高倉健さん、石ノ森章太郎さん、笠井伸輔さんの共通点は、悪性リンパ腫(泣)、病名を告知された後の流れを解説その2、ケアマネが行う在宅の環境整備はこんなにたくさん!、介護保険で間に合わないところは医療保険でカバー! No5159
その1記事を書きました。
芸能人で悪性リンパ腫、
すなわち血液のがんに罹患した方でした。
その中でも、
元フジテレビの笠井さんは
闘病中!
とのことで、本当に希望です。
ありがとうございます。
病名を告知された場合の、
その後をどうしたら?
を激白しました。
・緩和ケア(ホスピス)の可能性や、
・抗がん剤治療を行うにしろ、
・治療を行わないにしろ、
在宅での環境整備が必要。
では、在宅の環境整備は、
何をしたらいいのでしょうか。
在宅の環境は整っている
この方の相談を、
はやしが受けた場合
どうするでしょうか。
福井市内であれば、
スムーズなのですが、
県外だと土地勘や、
事業所などまったく
存じ上げません。
だから私からの依頼は
これ一点。
「近くの地域包括支援センターに相談してください」
そこから、
24時間対応の、
訪問診療医や訪問看護ステーション、
ケアマネージャの選定など、
しっかり相談に乗って
くださるのでご安心下さい。
在宅での環境整備
では具体的に、
どんな整備が必要なのでしょうか。
私が担当ケアマネージャなら、
こんなことを提案し、
具体的に動いていきます。
医療面
現在入院中であれば、
主治医や連携室、
地域包括支援センターに相談します。
・24時間対応の訪問診療医を紹介してもらう
・訪問看護ステーションを紹介してもらう
・入院中にカンファレンスに参加
・主治医意見書の作成依頼
・薬局の選定(近いところ)
カンファレンスにはケアマネさん・訪問看護の同席が望ましいでしょう
介護面
・一度訪問して、在宅環境のチェック
・特殊寝台・車椅子・スロープなど福祉用具
・吸痰器・ネブライザー・酸素など必要な医療用具
・福祉・医療双方に対応した業者との連携
・退院時の介護タクシー・同席する看護師への依頼
・毎日訪問できるヘルパーの手配
打合せ面
・関係者が増えます。
・自宅に訪問する方が増えます
・担当者会議やカンファレンスなど打合せの回数も増えます
そんな時はケアマネージャに常に同席してもらい、
情報を整理してもらいながら相談に
載ってもらって下さい。
顔と名前と職種さえ覚えればOK♪
手続き面
・介護保険の申請
・ケアマネージャの選定
※ケアマネージャの選定で困ったら、お近くの地域包括支援センターに相談します
教育面
・家族への説明、制度の説明
・疼痛緩和のためのモルヒネ使用の説明
・吸痰器や在宅生活の説明
・子供たちなど同居・別居の家族への理解
・関係者への説明
などなど、
吸痰器も使えるようになった方もいます。
などなど、思いつく限りを書きました。
ケアプランの内容は
初めての介護保険、
初めての在宅介護、
初めての医療体制、
で困惑するばかりです。
本人がステージ4とは言え、
スタスタ歩けるなら問題は
ありませんが、
抗がん剤治療を行うことで、
急に寝たきりになる可能性も
ありますから。
だから予後を考えると、
その先を見据えた対応を取ります。
だから当初はさほど回数が
多くない状態ですが、、、
訪問看護(週3回)
訪問介護(週2回)・入浴見守り
訪問診療(月2回)
福祉用具貸与:特殊寝台および付属品、手すり
状態が悪化したり、
家族の負担が増えないよう配慮し、
訪問看護(週5回)
訪問介護(週2回)・清拭
訪問介護(毎日)・就寝介助
訪問診療(毎週)
福祉用具貸与:特殊寝台および付属品、手すり、車椅子、スロープ
のように、
状態の悪化がすすむと、
ケアプランの内容も
変ってくる、というわけ。
介護保険の遅れは医療でカバー
介護保険の申請のタイミングが
遅ければ遅いほど、、、
結果が遅くなります。
ですから、
・入院中に
・相談を頂いたらすぐ
・ケアマネ決まる前に
とっとと行うのが原則です。
それでも結果が出るのに、
1か月はかかります。
その間にもちろんサービスは利用できますが、、
歩けていると要支援!
なんて結果が出る可能性があるのですが、
介護保険申請書の申請理由には
悪性リンパ腫(末期相当)のため。
通院での抗がん剤治療や終末期を考慮して退院の見込みがあるため。
としておけば大丈夫でしょう。
しかしながら介護度が確定しないと、
介護保険で入るサービスの量が
怪しいところゆえ、、、
様子を見るため、
訪問看護は医療で入ったり、
毎日利用する予定なら、
医師に相談して特別指示書を作成依頼。
することで、
ある程度医療保険を利用してのサービスを利用。
特殊寝台(ベッド)は
要介護2以上でないと利用できないため、
自費でも介護保険でも、
使える状態にしておく。
というわけ。
環境面を整備
というわけで、
環境面の整備が主にケアマネージャとして
優先的にすべきことゆえ、
書いてきました。
家族の終末期の理解や、
吸痰器の習得など、
教育面も退院直後にすぐ出来る!
わけなどありませんから、
・訪問看護師に説明してもらいながら
・排泄介助などヘルパーさんと一緒にしながら
退院後に一緒に行っていく!
ケアプランにします。
これで退院から、
自宅生活を始めるまでの
環境面はなんとかなりました。
その3では、
通院編や、
通所サービスについて、
追記したいと思います。
記事一覧
コメントを残す