おはようバケツくん
65歳以上の介護保険料が最高額に、大阪市が全国最高の月額9249円!、福井市では6225円と制度当初から2.1倍。令和7年は8000を超えると厚労省も発表済み。そんな社会をどう生きるか。 No5450
朝がすぐにやってきますね。。。。
介護保険料が最高額に
このニュースが、
福井新聞でも堂々の1位になりましたね。
【速報】65歳以上の介護保険料 大阪市が全国最高額の月額9249円 前回の改定から1155円上昇
高齢者の増加や介護職員の人件費の増加などを背景に、各自治体では保険料の上昇が続き、14日に全国で発表されたのは2024年度から2026年度の3年間の第1号保険料で、全国平均は月額6225円で、前回の2021年度の改定から3.5%上昇しました。
中でも全国最高額の大阪市は改定前から1155円アップし、初めて9000円を超えました。全国で最低額の東京都小笠原村(3374円)とは約2.7倍の開きがあります。大阪市の介護保険料が群を抜いて高い理由について、単身で住む高齢者が多いことや低所得者の割合が高いことなどが挙げられています。
とあります。
これが起きる理由はシンプルです。
- 高齢者が増え続けていること
- 1割~3割という負担が最初から無茶な制度であること
- 支える若手人口が減り続けていること
- 減らせる・辞められる、仕組みがない制度だから
ちなみにいうと、
厚生労働省はすでに8000円という算定をしているくらいです。
の記事にも書きましたが、
厚生労働省は平成37年、
令和7年にすでに、
月額8165円、
という試算を公表しています。
それに向かってまっしぐら。
というわけです。
減らせる・辞められる、仕組みがない制度
病気は治療したら終了、
退院したら医療費は終了、
というように分かりやすい図式があります。
しかしながら、介護は在宅や施設にいる限り、
生きている限りはずっと発生します。
週に7回デイサービスを行っていても、
福祉用具を多数借りていても、
訪問看護を多く利用していても、
多すぎる
と怒られることはありません。
それはケアマネージャという統制担当がいて、
区分支給限度額という制度があって、
なんとしてでも1割に抑えよう!
という真面目に動いているケアマネの存在があるからこそです。
先日、訪問回数が多すぎる、
とファーストナース話題になり過剰請求が
指摘されるケースが摘発されましたが、、、、
そんなのまれです。
これはケアマネージャ(統制担当)がおらず、
限度額という制度がなく、
自由にサービスに入れてしまうことが、、、
医療制度の仕組みの問題であることです。
ようするに
「みんなで使うんだから、じゃぶじゃぶ使おうよ」
というわけです。
これから起きること
実際に、、、
- ケアマネージャの利用が有料になる(ケアプランの有償化)
- 40歳以上の介護保険負担者の低年齢化、20歳以上
- 2割・3割の負担者増加
といったことがリアルに議論されており、
早々に実現していくことでしょう。
それくらい介護保険制度がひっ迫している、
制度設計に無茶がありすぎる、
ツギハギだらけの制度設計がすでに限界、
というわけです。
しかも、円安が進み、
日本の価値が下がり、
物価が上昇し、
国民負担が減り、、、、
という状況ではさらに、
介護保険料に転嫁され、
値上がりしていくことでしょう。
さらに言うと、
生活困窮者が増えると生活保護が増え、
市町村・国への負担が増加していくのは、
目に見えています。
その中で求められること
その中で常識人である我々に、
求められることは何でしょうか。
どうあるべきなんでしょうか。
1、社会の仕組みを知る
ようするに金の流れ、
社会の仕組みを上手に知ることが大事です。
節税や投資といった、
社会の仕組みを知り、
お金の流れをつかむことです。
新NISAが出た、投資に、
といった流れを上手に活用すべきです。
2、自己研鑽を怠らない
そのための勉強を怠らない、
ということです。
怪しい詐欺や人をだます人が
たくさんいるので、
見極めることも大事です。
3、貯蓄をある程度する
万が一のリスクに備える必要があり、
それがお金か、というと必ずしもいえませんが、
投資信託や金、外貨といった、
バランスよく貯蓄していること、
それを上手に生かして運用すること、
も大事なんだと思います。
4、健康面のリスクを減らす
健康だからこそ、
事業継続、自分継続、人生経営が出来る、
というもの、
2型糖尿病や肥満といった現代病に
ならないよう配慮することも大事です。
健康でないと、何もできません。
社会の仕組みを知るために
そこで何から手を付けていいかわからない!
という意見もあるでしょうし、
何から勉強していいか分からない!
という話もごもっともです。
やはりお金に関することから逃げないで、
安全に投資すること、
バランスよく貯蓄すること、
から始めてみれば、
と思います。
また、先日案内した終活座談会は、
ちょっとニッチすぎるかもしれませんが、、、、
そんな専門家の近くにいたり、
頼りになる専門家の情報を集めておく、
だけでも十分で、
相談だけでもしておくことです。
関係性があれば、
困った時にすぐ相談できる、
体制づくりがあるといいでしょう。
マニアなブログを書いていたら、、
岡崎市議会議員でケアマネ師匠の前田さんから
と言われましたが、、、、
今の時代、ZOOMなどオンラインがありますから、
距離は関係ありません。
ぜひ参謀としてどうぞ♪
すごいね。
はやしさんが近くに居たらなぁ。